ニュースリリース

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No.11607   (2012.11.7)

サントリー美術館
歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎 ― 江戸の芝居小屋 ― 」展
開催
会期:2013年2月6日(水)〜3月31日(日)

重要文化財 歌舞伎図巻 二巻のうち下巻(部分)
江戸時代 17世紀
徳川美術館蔵
©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

 サントリー美術館(東京・六本木/館長 鳥井信吾)は、2013年2月6日(水)〜3月31日(日)まで、「歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎 ― 江戸の芝居小屋 ― 」展を開催します。

 江戸時代に花開き、現代まで息づく歌舞伎は、日本を代表する伝統芸能として、様々な変遷を経て発展してきました。その歌舞伎の大きな特徴の一つに、劇場内で行われる〈役者〉と〈観客〉の応酬があります。歌舞伎の歴史は、この〈役者〉と〈観客〉とを結ぶ〈劇場〉を中心に展開してきたともいえます。

 本展では、2013年4月の第五期歌舞伎座新開場を記念し、近世における芝居小屋から、現在へとつながる歌舞伎の劇場空間が成立するまでの歴史を、絵画作品を中心に展観します。
 また、役者のブロマイドであった役者絵や、役者の愛用品、歌舞伎役者の紋や舞台衣装から影響を受け江戸で流行したファッションなどにも焦点を当て、歌舞伎の発展を支えてきた〈役者〉と〈観客〉の姿を浮き彫りにしていきます。

《 展示構成 》
第一章 劇場空間の成立

重要美術品 阿国歌舞伎草紙 一巻(部分)
桃山時代 17世紀初
大和文華館蔵
上野花見歌舞伎図屏風 伝菱川師宣画 六曲一双のうち左隻
江戸時代 元禄6年(1693)頃
サントリー美術館蔵

 歌舞伎の芝居小屋は、江戸時代の人々にとって、非日常的世界へと誘う夢の空間でした。本章では、歌舞伎芝居の祖とされる出雲阿国の舞台姿や、京の名所として芝居小屋を捉えた絵画をはじめ、幕府公認の芝居小屋・江戸三座の一つである中村座を描いた菱川派の肉筆画、西洋の遠近法を駆使して劇場内部を描写した浮絵などを通じて、当初は社寺の境内で行われていた歌舞伎が、仮設の舞台、そして、複雑な舞台装置を備えた常設の芝居小屋を獲得していくまでの流れを追います。

【主な出品作品】

  重要文化財 阿国歌舞伎図屏風 六曲一隻 桃山時代 17世紀 京都国立博物館蔵
重要美術品 阿国歌舞伎草紙 一巻 桃山時代 17世紀初頭 大和文華館蔵
重要文化財 歌舞伎図巻 二巻のうち下巻 江戸時代 17世紀 徳川美術館蔵
阿国歌舞伎図屏風 六曲一隻 江戸時代 17世紀 サントリー美術館蔵
都万太夫座図屏風 六曲一隻 江戸時代 17世紀後半
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館蔵
上野花見歌舞伎図屏風 伝菱川師宣画    六曲一双    江戸時代    元禄6年(1693)頃
サントリー美術館蔵

第二章 歌舞伎の名優たち

役者はんじ物 市川団十郎 歌川国貞画 大判錦絵
江戸時代 文化9年(1812)
千葉市美術館蔵

 歌舞伎役者たちは、江戸時代の人々にとって憧れのスターでした。新しい芝居が始まるたびに、役者の舞台姿を描いた浮世絵が多数制作され、人々は贔屓役者の役者絵をこぞって買い求めました。
本章では、役者のブロマイドであった役者絵や役者の愛用品を通して、名優たちの華々しい活躍の様子をご覧いただきます。

【主な出品作品】

  中村竹三郎・三浦屋小紫図 菱川師胤画 双幅 江戸時代 享保元年(1716) 千葉市美術館蔵
役者はんじ物 市川団十郎 歌川国貞画 大判錦絵 江戸時代 文化9年(1812) 千葉市美術館蔵
三代目尾上菊五郎舞台姿 三代歌川豊国画 一幅 江戸時代 天保15年(1844)頃
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館蔵
四ツ谷怪談 戸板返之図 豊原国周画 大判錦絵三枚続 明治17年(1884) 江戸東京博物館蔵

第三章 芝居を支える人々

『江戸客気団十郎贔負』 烏亭焉馬著 一冊
江戸時代 天明9年(1789)
国立国会図書館蔵

 歌舞伎の舞台では、〈観客〉が大きな役割を果たしています。公演中の役者への掛け声はもちろんのこと、襲名の際のバックアップ、新しい衣装の手配、他の観客の動員など、特定の役者を組織的に後援する「贔屓連中(ひいきれんじゅう)」のシステムが、江戸時代にはすでに確立していました。また、役者たちは当時のファッションリーダーでもあり、その紋や舞台衣装から影響を受けた服装がしばしば流行しました。
 本章では、歌舞伎役者たちを支えた「贔屓」の観客の様子、歌舞伎の舞台から影響を受けて江戸市井で流行したファッションなどを取り上げ、歌舞伎の発展を支えてきた〈観客〉の姿に迫ります。

【主な出品作品】

  『江戸客気団十郎贔負』 烏亭焉馬著 一冊 江戸時代 天明9年(1789) 国立国会図書館蔵
『客者評判記』 式亭三馬著 初代歌川国貞画 三巻一冊 江戸時代 文化8年(1811) 早稲田大学図書館蔵
「助六」揚巻の打掛(六代目中村歌右衛門所用) 山口蓬春画     一領 世田谷美術館蔵

【本展におけるエデュケーション・プログラム】
記念講演会「新しい歌舞伎座について」

講師 隈 研吾氏(建築家)
日時 2013年2月16日(土)14:00〜15:30
会場 サントリー美術館 6階ホール
定員 100名
聴講料 700円(別途要入館料)
応募締切 2013年1月26日(土)
※この他のエデュケーション・プログラムは、随時ホームページにてご案内します。

「歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎 ― 江戸の芝居小屋 ― 」展 開催

▼会期 2013年2月6日(水)〜3月31日(日)
※作品保護のため、会期中展示替を行います。
▼主催 サントリー美術館、朝日新聞社
▼協賛 三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス
▼特別協力 松竹株式会社、株式会社歌舞伎座、松竹大谷図書館、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
▼会場 サントリー美術館
港区赤坂9−7−4 東京ミッドタウン ガレリア3階
<最寄り駅> 都営地下鉄大江戸線六本木駅出口8より直結
東京メトロ日比谷線六本木駅より地下通路にて直結
東京メトロ千代田線乃木坂駅出口3より徒歩約3分

【基本情報】

   ▼開館時間 10時〜18時
  ※金・土、および2月10日(日)は20時まで開館
  ※3月23日(土)は「六本木アートナイト2013」のため、24時まで開館
  ※いずれも入館は閉館の30分前まで
  ※shop×cafeは無休
  ※開館情報は今後の状況により変更する場合があります。最新情報は当館ホームページをご覧ください。
▼休館日 火曜日
▼入館料 一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
   ※20名様以上の団体は100円割引
   ※2013年3月23日(土)は「六本木アートナイト割引」のため一般および大学・高校生は一律500円
▼前売 一般1,100円、大学・高校生800円
サントリー美術館、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンイレブン、イープラスにて取扱
  ※前売券の販売は、2012年11月21日(水)から2013年2月5日(火)まで
    (サントリー美術館受付での販売は、2012年11月21日(水)から2013年1月20日(日)まで)
▼割引
  ■きもの割:きものでのご来館で100円割引
  ■HP割:ホームページ限定割引券提示で100円割引
  ■携帯割:携帯サイトの割引券画面提示で100円割引
  ■あとろ割:国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
   ※割引の併用はできません
   ▼点茶席(薄茶と季節のお菓子)
  限定50名 1,000円(別途要入館料) 6階茶室「玄鳥庵」にて
  日時: 2013年2月14日(木)、28日(木)、
3月14日(木)、28日(木)
11時30分〜17時30分(受付は17時まで)
13時、14時、15時には点前がございます。
  ※定員を超えた時点で終了させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。
▼一般お問い合わせ:03−3479−8600
▼ホームページ: http://suntory.jp/SMA/

▽サントリー美術館 次回展覧会
 「もののあはれと」日本の美(仮称)
    2013年4月17日(水)〜6月16日(日)

▽プレスからのお問い合わせ:〔学芸〕池田〔広報〕北口
 TEL:03−3479−8604 FAX:03−3479−8644
 メールでのお問い合わせ、及びプレス用画像ダウンロードのお申し込み: 2012年11月8日(木)から
   https://www.suntory.co.jp/sma/press_info/



以上

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