ニュースリリース

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No.11298   (2012.1.30)

世界最薄※1シュリンクラベル※2を「伊右衛門」に導入
―  世界初の「ホットメルト接着※3によるROSO方式※4」を実用化  ―

世界最薄シュリンクラベルを「伊右衛門」に導入

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   サントリー食品インターナショナル株式会社は、世界最薄(18μm(マイクロメートル))のシュリンクラベルを、「サントリー緑茶   伊右衛門」500mlペットボトル(自販機専用)の一部に3月以降導入します。これにより、CO2の排出量を50%以上削減することができます。

   現在清涼飲料向け商品ラベルには、主にシュリンクラベルとロールラベルとの2種類があります。加熱収縮によって装着するシュリンクラベルは、曲線部や凹凸のある様々なボトルシェイプに使用されています。一方、加熱収縮を行わないロールラベルは、直接ボトルに巻きつけるためラベルを薄くできることが特長です。

   今回、「ホットメルト接着によるROSO方式」を世界で初めて実用化、ボトルシェイプを選ばず薄肉化を図るというシュリンクラベルとロールラベル、それぞれの長所を併せ持つROSOラベルを新たに開発したものです。
   従来、シュリンクラベルは筒状に貼り合わせた状態で納品されたフィルムを容器の上から被せ、加熱収縮させることで容器に装着していました(図1)。このため被せる工程においてラベルの折れ曲がりを防止するために、ある程度の厚みが必要で、ラベルの薄肉化に限界がありました。
   また、ロールラベル方式のようにフィルムを直接ボトルに巻きつけたうえで、シュリンクラベル方式のように加熱収縮すると、従来のホットメルト接着ではラベルの貼り合わせ面が剥がれてしまうことから、この方法は実用化に至っていませんでした。
   そこで、加熱収縮時の熱によって変形がない美しいラベル面を実現するため、新たな接着剤を開発。フィルムを直接ボトルにロール状に巻きつけた後に貼り合わせ、加熱収縮させて装着する方法ROSO方式を実用化しました(図2)。

   なお、今回のROSO方式の導入に対して、約3年の研究開発期間を費やし、多方面の協力により実現しました。澁谷工業(株)とはラベラー設備を、東洋アドレ(株)とは接着剤の共同開発を行い、東洋紡績(株)とレンゴー(株)とはフィルムおよびラベルに関して共同で設計を行いました。

   近年、ペットボトルの軽量化やラベルの薄肉化など、環境を配慮した容器開発が進んでいます。当社は、BtoBメカニカルリサイクルシステムによる再生樹脂を50%の高比率で使用したペットボトル“リペットボトル”や、市場で回収されたペットボトルから作られる再生PET樹脂をラベルの原料として60%混合したロールラベルを導入するなど、容器を取り巻く環境対策に積極的に取り組んでいます。
   当社は、今後もニーズに合わせた商品開発や容器を取り巻く環境対策に一層積極的に取り組みます。

図1,図2

※1   ペットボトル飲料容器向けラベルとして(2012年1月30日現在)
※2   加熱収縮させることで容器に装着した商品ラベル
※3   常温では固形の接着剤を加熱溶融させて塗布する接着方法
※4   Roll On Shrink On の略。ボトルなどの容器に商品ラベルを直接巻きつけたうえで、加熱収縮により装着する方式



以上

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