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私はブログを書いてるんですが、決してグルメ日記ではないんですよ。予約の取れない有名レストランで2時間食事をすることと、立ち食いそば屋で2分でそばを食べることって、どっちも同じように楽しめないとつまらないと思うんです。こういう趣旨で常にブログを書いています。色んな店には行きますが、振り返ると結構ひとつのお店に通ってることが多いですね。食べ物もひとつのブランドですから、やっぱり好きな店に行き着くことになるんです。お店をブランドに例えてみると、そのブランドが好きだから、そこがあんなものやこんなものを作ってくれないかなぁと考えたりします。例えば、最近スターバックスがコンビニでディスカバリーズを発売しましたし、次はスターバックスのアイスも買えると嬉しいですね。こんな風にひとつのブランドが、どんどん発展していくように、次はどんな風になっていくんだろうって考えだけでもワクワクしますよね。 | ![]() |
そういう風にひとつのお店や、ブランドが展開していく様子を頭の中で考えると想像が尽きませんね。 |
食ブランドの展開というと難しそうですが、例えば、お気に入りの近所の喫茶店や美味しいパスタ屋さんから、その店の珈琲やパスタソースを誰かに贈ってしまおうという発想も、ひとつのブランドが展開していくことと同じです。「私がいつも行くお店のものですけど、それを味わっていただきたくて」という風に、誰かに贈るって素敵だと思いませんか。このコーナーでは、自分がコレだ!と思うオススメ店の一品を、知人におすそわけすることを「美味しいずるさのおすそわけ」と命名してしまいましょう。究極のスタイルは自分だけのマイブランドを作ってしまうことかもしれないですが、それを「私のブランドです」って贈ったりするのは日本人的にはちょっと照れてしまいますよね。
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「私が好きな○○です」というスタイルで、近所の美味しい店で作っているものをおそすそわけできたら、贈る側ももらう側も嬉しいんじゃないでしょうか。自分だけが美味しいものを味わうのはずるいからそれを誰かに贈ろうと思う、贈られた方はその「美味しい」をおすそわけしてもらっている、という理論です。 ずるいっていうと悪い意味に受け取られがちですが、例えば、初めて行ったお寿司やさんで、隣に常連さんが座っているとします。どちらもお任せでお願いしたとしても、なぜか隣の方が美味しいものを食べている。あ〜、ずるいって思うわけです。でもずるいからってその人に怒らないじゃないですか。むしろ羨ましいって思うんです。それは、ずるさにはいやらしいずるさと、羨ましいずるさとあって、これは羨ましいずるさに属します。常連が友人を初めてそのお店に連れて行くと、その友人は羨ましいずるさを分けてもらえて、たぶん1人で来るより美味しいものを食べられる。「一見さんでこなくてよかったなぁ」って具合いです。これは「ちょっと羨ましいずるさ」です。「羨ましいずるさ」は、おすそわけすべきというのが私の考え方。「実は教えたくないんだけどね」っていいながら、そのお店でしか食べれないようなものを、おすそわけという発想で贈れることが今後、トレンドになるんじゃないかな。そういう展開をしていく飲食店やブランドから目が離せませんね。 |
「近所のおすそわけ」から発展して、「郷土料理のおすそわけ」もありじゃないでしょうか。私は愛媛県の松山市出身ですが、松山で当たり前のように食べていたものが、東京では食べられないってことは今でもあります。地方からの「お取り寄せ」のようなカタログを見ても、数ある「お取り寄せ」の中から、やっぱり自分の郷土のものに目がいってしまいますね。それは、その料理に対しての思いが、その土地で味わったことがある人だけのものだからなのかも知れません。ですから余計にその郷土の人からのおすそわけは説得力がありますよね。 | ![]() |
「郷土料理のおすそわけ」は「近所の美味しい店」を「自分の故郷」に置き換えて考えてるわけですが、それが果たして美味しいかどうか分からないのも面白い。日本の食文化は多用ですから中には個性的なものもあるし、人によっては得手不得手があって当然なんです。でも、自分が美味しいと思うオススメを誰かに贈るというコンセプトだから、そこは愛敬です。おすそわけされなければ、出会わなかったような料理に出会えるのですから、それも楽しんでしまいましょう。「近所のコレ」も「故郷のアレ」も「美味しいものをみんなでおすそわけ」が、トレンドになると、これからももっともっと、美味しいものに出会える機会が増えそうですね。 |
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