サントリーグルメガイド全国版

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2007年8月1日掲載

辛いだけではない!旨さも兼ね備えた唐辛子を多用したオモニの味 「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」

「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」写真

本場の味に近く、どれも食べやすいと人気の料理の数々。
“オモニ(お母さん)”の優しさが詰まった韓国料理
 神戸は異国情緒漂う街として全国的にも人気が高い。飲食店も和洋中のなんでも揃っているので、当然のことながらその日の気分によって食べたいものをチョイスできる。
 夏の暑い日に食べたくなるのは辛いモノ。そんな時にオススメなのが韓国料理の「コチュコチュ」である。この店は02年にオープンして以来、20代以上の女性客やサラリーマンを中心に幅広い年齢層に支持されている。
 「韓国料理は“オモニ(母)の味”なんです。親から子供に伝わる家庭の味がベースになっているので、どの料理にも愛情が詰まっているんです。和食やフレンチのようないわゆる“プロ仕様の料理”ではなく、素朴でぬくもりのある料理が韓国料理の特徴なんです」と店長の呉松さんは韓国料理の魅力を話す。呉松さんは年に一度は韓国に足を運んでいるそうで、現地の情報収集にも努力を惜しまない。「実際に韓国に出向くことで、流行の食材や文化を触れることが大切だと思いますので」と話す。
 「コチュコチュ」では日本と韓国の食材を使ってなるべく本場に近い味を提供している。一番の人気メニューが「チヂミ」。専用のチヂミ粉と合わせるのはシンプルにニラのみ。「チヂミの醍醐味である外はサクッ、中はモチッという食感はサラダ油で焼くことによって出てくるんです。具はニラだけなので、あっさりと食べられますよ」と呉松さん。タレは醤油ベースのピリ辛タレなので、食欲がない時でもペロリと食べられてしまう。お客さんの中には1枚では飽き足らず、何枚も追加オーダーをする人も少なくないとか。
チゲにサムギョプサル・・・定番の韓国料理を味わう
 韓国料理と言えば、唐辛子を多用した辛い料理が欠かせない。「唐辛子は韓国産のものを使っています。辛さの中に甘みと旨みがあるので、韓国料理を作る上では必要不可欠な存在です」と呉松さんは話す。「とうふチゲ」はそんな唐辛子を使った代表的な料理のひとつ。じっくりと時間をかけて作る牛骨スープの中には豆腐や豚肉、野菜などがたっぷりと入っている。「豚肉などから出るエキスがスープに溶けて旨みに奥深さが出ているんです。一口食べたら体の芯から温まりますよ」とのこと。チゲはいくつもの種類があり、「コチュコチュ」でも「ホルモンチゲ」や「カルビキムチチゲ」などもある。しかし、韓国で最もポピュラーな「とうふチゲ」がここでも一番の人気なんだとか。
 チゲやチヂミと並ぶ代表的な料理に「サムギョプサル」がある。焼いた豚バラ肉に薬味を添えて野菜で巻いて食べるというシンプルな料理。それだけに、素材の持ち味がダイレクトに反映される料理なのだそう。こちらではもちろん素材にもこだわっていて、豚肉は国産の無菌豚を使用している。「臭みもあまりなく脂に甘みがあるので、バラ肉は特に美味しいんですよ」ニンニクで香り付けした豚バラ肉をサンチュやエゴマに載せ、白ネギなどの好みの薬味をたっぷりと載せる。さらに特製の辛い味噌ダレを包んで、塩入りのゴマ油をたっぷりとつけて食べる。肉厚でジューシーな豚肉とコクのある味噌ダレ、香ばしいゴマ油の相性が抜群である。「このメニューは男女問わず人気ですね。ビールにもよく合うと思います」と呉松さん。さらに、もちっとした食感がクセになる「トッポキ」もオススメである。「トッポキ」は韓国ではおやつ感覚としても食べられているそうで、「屋台なんかで気軽に買えるんです。スナック感覚で食べている人が多いと思いますよ」。「トッポキ」とは韓国の餅のこと。日本の餅とは違い、のびるほど柔らかくはないが、独特のモチモチっとした食感がやみつきになる。このトッポキを韓国産の魚の練りものと甘辛いタレで炒める。これもビールに合いそうな一品である。

「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」写真

自家製のタレをたっぷりとつけて食べたい「チヂミ」は一番の人気メニュー。

「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」写真

「とうふチゲ」の旨みが凝縮されたスープをたっぷりと含んだ豆腐の味わいは格別。

「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」写真

「サムギョプサル」のジューシーな豚バラ肉と特製の味噌ダレは相性抜群。

「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」写真

韓国ではおやつ感覚で食べられているほど愛されている「トッポキ」。

「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」写真

木のテーブルや丸イスが韓国の食堂をイメージさせる。

「韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)」写真

ビルの2階にあるのでこの看板が目印。

ビールとの相性も抜群の辛い料理に舌鼓

 「メニュー表に唐辛子のイラストを書いていますので、目安にしてもらえるといいと思います。辛いのが苦手なお客さんには辛さを控えめにして出していますし、もっと辛いのが食べたいという人にはそのリクエストにも応えています」と呉松さん。
 また、韓国で食べられている料理以外にも、日本人に馴染み深い料理を韓国風にアレンジした人気メニューもある。「鶏肉の唐揚げ」はジューシーな唐揚げにかけるタレがポイント。独得のクセがあるという韓国醤油をベースに数種類のフルーツで甘みを加えた特製のタレをたっぷりとかけたもの。「日本の醤油では出せない味なのでお客さんにも好評です。韓国料理の中に、見慣れた料理があったらホッとしませんか」とのこと。
 店内は韓国映画のポスターなどが貼ってあり、賑やかな雰囲気。深夜まで営業していることもあり、いつでも多くの人で賑わっている。「暑くて体がだるい時にこそ、唐辛子やニンニクを多く含む韓国料理を食べて元気を出して欲しいです。ビールともよく合う料理ばかりですから。だいたい2500円ほどあればお腹一杯食べられると思います」。ちょっと元気がない時や辛いモノが恋しくなったら、迷わず足を運びたい一軒である。
韓国食堂 コチュコチュ(かんこくしょくどう コチュコチュ)
ベトナム料理 buom buom(ブンブン) 自由が丘店地図

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お店情報

神戸市中央区下山手通2-1-5 ウィンベル2F
[TEL]078-391-5244
[営業時間]17:00〜翌1:00(LO24:00)
[休み]無休

メニュー

チヂミ 300円
とうふチゲ 800円
ホルモンチゲ 850円
カルビキムチチゲ 850円
サムギョプサル 880円
トッポキ 550円
鶏肉の唐揚げ 600円

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