より詳しく知る/用土

植物には水と空気と太陽の光、そして良い土が必要です。ここでは主な家庭園芸用の土をご紹介します。

用土はどんなものがいいの?

有機質に富んだ水はけの良い土をご使用ください。
昨年使用した土、畑の土、庭の土などをそのまま鉢植えの土に使用されることはおすすめできません。
土壌改良をするか、新しい草花用培養土を購入してお使いください。

なぜ昨年使用した土などをそのまま使用してはいけないの?

  • 土は固相、液相、気相の3相から構成されており、植物の成育に適した3相分布は「固相:液相:気相=4:3:3」程度といわれています。これは、茎葉部分を支えたり、水分や養分を吸収したり、また、酸素を取り入れたりする役割を担っている植物の根が、健やかに成育していく環境であるということです。
  • つまり、固相(植物を支えて安定させる部分)・気相(呼吸のために必要な気体部分)・液相(水や養分を含んでいる液体部分)のバランスがとれている状況が良い土といえます。
  • しかし、使っていくうちに用土は固相化が進み、3相分布が悪くなります。また、土に含まれる植物に必要な栄養素(16種類の元素)も少なくなっているため、昨年使用した土、畑の土、庭の土をそのままでの使用はおすすめできないのです。

土の種類

赤玉土(あかだまつち)

関東ローム層の黒土の下にある赤土を乾燥させたもの。大・中・小の粒に分けられて販売されています。通気性に優れていますが、有機分をほとんど含んでいないので腐葉土や牛糞などの有機分を1/3程度混ぜて使うのが一般的です。

腐葉土(ふようど)

落葉が腐ってやわらかい土のようになったもの。有機分を補うために、赤玉土には欠かせません。「赤玉土:腐葉土=2:1」に配合した土は、広範な植物に通用する代表的な用土といえます。

ピートモス

欧米では一般的に使われる用土で、水苔などの植物が堆積して炭化途中にあるもの。(長い年月をかけて完全に炭化したものが石炭です。)保水性が高く、孔隙に富んだ素材で、栽培が進むにつれて繊維の復元力が弱くなるために、復元力の強いものが良質とされています。また、酸性の素材であるためにpH調整としてパーライトやバーミキュライトと混合して利用されます。

パーライト

真珠岩を高熱で膨らませたもので、粒子に孔隙が殆どないのが特長です。構造が強固で軽量であり、pHが中性または弱アルカリ性なので、ピートモスとの混合に適しています。

バーミキュライト

蛭石(ひるいし)という石を高熱で焼き、粒子の孔隙を膨張させたもの。とても軽いので土の軽量化によく使用されます。パーライトに比べると、粒子が壊れやすく、長期の植え付けなどでは土中の空気の拡散が悪くなる(土の固相化を招く)傾向があります。

関連コンテンツ

ページの先頭へ

ページの先頭へ