園芸コラム

夏到来!ガーデニングクイーン、サンパラソルを楽しもう!

今回は、大きく華やかに夏を彩るサンパラソルの楽しみ方をご紹介いたします。

支柱やプランターはどんなものを使えばいいの?サンパラソルアレンジ方!

グングン伸びるサンパラソルだけに、そのツルを何にからめようか迷ってしまいますよね。特に大輪系はより大きく育つので、それなりのサイズの鉢や支柱が必要になってきます。

サフィニアや花手毬のように植え込んで直ぐに垂れて、鉢を覆いつくすようにたくさん咲く他の花に比べて、サンパラソルは花を付けるのに少し時間がかかり、いつまでも鉢や支柱が目立つため、植え込む鉢や支柱にもちょっとこだわってみたいものです。

レシピ(1) 安定感抜群のトピアリータワースタイル

最近は軽い樹脂製のおしゃれな鉢もたくさん出ていますが、サンパラソルは植物体の部分が大きくなる分、強い風で鉢が倒れ易くなります。
そこでおすすめなのが、重いテラコッタの鉢に植え、トピアリータワー風に三角に支柱を組んでみるスタイル。三角の支柱と重量のあるプランターで安定感が増すので高さのある植物を育てるのが初めての方にもおすすめです!

画像:レシピ(1) 安定感抜群のトピアリータワースタイル

フォトコンテスト応募作品
安定感がある黄金スタイルで、豪華な夏のフラワーツリーです!

画像:レシピ(1) 安定感抜群のトピアリータワースタイル

ガーデナーの花*華さん
ツルが絡みやすいアイアン製のトピアリータワーを組んでいます。

レシピ(2)

ヨーロッパでは昔から馴染みの深い園芸用の格子垣、トレリスやネットを使ったウォールガーデン風の演出は、空間の高さを利用した上級テクニック!省スペースでも高さを有効活用して、豪華なガーデニングが楽しめます。
植物で作る“緑のカーテン”は適度に通気性もあり、日差しを遮ってくれる効果もあります。

画像:レシピ(2)

フォトコンテスト応募作品
トレリスにからませて、サンパラソルのウォールガーデンが完成!お庭のフォーカルポイントになってくれそうです。

画像:レシピ(2)

フォトコンテスト応募作品
サンパラソルの特性を活かしてネットに絡ませた「緑のカーテン」が誕生!屋根まで生長した花姿は、見ているだけで涼しくなれそうです。

レシピ(3)

ガーデナーにとって憧れとも言えるお花のアーチ。アーチと言うと薔薇を思い浮かべる方も多いと思いますが、夏にすくすく育ってくれるサンパラソルでもすてきなアーチができちゃいます。つる性植物の特性を活かして、他にも支柱やオベリスクなどで個性あふれる演出ができそうですね。

画像:レシピ(3)

画像:レシピ(3)

フォトコンテスト応募作品
エントランスのフェンスにさりげなく絡ませたサンパラソル。華やかなエントランスにお庭への期待感が膨らみます。

フォトコンテスト応募作品
ダークカラーのアイアンとサンパラソルホワイトのコントラストが美しい、素敵なアーチ。

サンパラソルも夏バテする?暑い日のしのぎ方

サンパラソルはお日様が大好き。半日以上日光の当る場所で育てるのがたくさん花を咲かせるコツの一つでもありますが、ガンガン西日が当るコンクリートの上なんかにおいてあれば、真夏はさすがにバテてしまうことも…
そんな時は、鉢を台の上に乗せて高温になる床から離してやったり、よしずなどで西日を遮ってやったり、夕方以降に打ち水をかねて鉢回りにたっぷり水やりをするなど、温度を下げる工夫が必要です。

画像:サンパラソルも夏バテする?暑い日のしのぎ方

ガーデナーのだるさん
「ベテランガーデナー、だるさん宅のサンパラソル。レンガの上にプランターを乗せて暑さ対策もばっちり!太陽の光をたくさん浴びて葉っぱもつややか。健康的な花姿です。

一方で夏場はどうしても萎れるのが心配で、たっぷりと水をあげてしまいがちです。
でも、サンパラソルは乾燥に強いんです。鉢の大きさや育てている環境によって異なりますが、夏休みの留守中も日陰に移動してあげれば水やりにはそれほど神経質にならなくても大丈夫。まさに夏向きのお花なのです!

でも皆さんはいきなり何日もほったらかしにするのではなく、お出かけ前にご自分の目で確かめてください。
夏のお庭の主役になってくれそうなサンパラソル。ぜひ楽しんでみてくださいね。

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