＜葉物コーディネート（2006年5月）＞花の園芸コラム

ガーデニングレシピ：葉ものを組み合わせたコーディネート

今回はサントリーフラワーズのテラス・シリーズの中から、“テラス・メープル”を取り入れた素敵な植栽をご紹介します。当社の観葉植物は、葉の形や色に特徴のあるだけではなく、今までにない日向で元気に生長するタイプです。驚くほど生育旺盛で、夏の直射日光下でも葉焼けしません。気温の上昇とともに成長が加速するので、少し遅れてお庭づくりをはじめられる方でも十分にお楽しみいただけます。

レシピ1　“鮮やかな赤がアクセントの個性的な寄せ植え”

“テラス・メープル”は、メープルの形をした銅葉です。
そんなスラッとした葉が印象的なカラーリーフには、鮮やかな赤い花をアクセントにした組み合わせがとてもよく合います。
全体がビビッドな赤系色で統一され、シンプルにまとまるので引き締まってみえますね。
シャープで洗練された演出を好む方にはお勧めです。

鉢のタイプ：10号鉢

A：テラス・メープル

B：花手毬こんもり咲き色：あかね

C：深紅系の花

C：赤系の花

画像：レシピ1　“鮮やかな赤がアクセントの個性的な寄せ植え”

レシピ2　“花色とのコントラストを楽しむ寄せ植え”

こちらは、ハンギングバスケットとテラコッタの寄せ植えです。
ハンギングバスケットは、テラス・メープルの深く重たい色に、軽く明るいサフィニアでコントラストをつけました。
アクセントカラーの花手毬の白が爽やかさをプラスして、上品なコーディネートに仕上がっています。
一方、テラコッタではサフィニアのラベンダーレース～サフィニアエレガンテのバイオレットへのバランスのよい色味の変化で統一感をもたせながら、明るい葉色のテラス・ライム～リトルチュチュの葉の少し濃い色まで、リーフカラーのグラデーションも楽しめる寄せ植えにしました。
このように色の分量に気を使いながら、少ない分量のグリーンをバランスよく配置することで全体が引き締まったおしゃれなコーディネートが完成します。

画像：レシピ2　“花色とのコントラストを楽しむ寄せ植え”