山崎蒸溜所便り
桜が開花した山崎蒸溜所から、京都を感じるマリアージュをご紹介します♪
2025年4月17日
こんにちは、水野めぐみです。
うららかな春の日差しが心地よい季節になりましたね。山崎蒸溜所の桜も開花が進み、見ごろを迎えました。
今回は、山崎蒸溜所で楽しめる春の景色とともに、ウイスキーと京都の食のマリアージュをご紹介いたします。
春の訪れを告げるソメイヨシノ
山崎蒸溜所に来場して、まず目を引くのは、大きなソメイヨシノの木。今年も薄いピンク色の花が咲き誇り、見学のお客さまや地元の方の写真撮影スポットとなっています。
庭に咲くシダレザクラ
山崎蒸溜所の裏庭のシダレザクラは、垂れ下がる枝に咲く鮮やかなピンク色の花がなんとも魅力的です。日本庭園のような落ち着いた空間で、やわらかな風に揺れる桜はとても可憐で、心を和ませてくれます。
桜の開花は山崎蒸溜所からほど近い京都の各地でも進み、多くのお客さまがお花見を楽しんでいます。
そこで今回は、案内係おすすめの、桜の季節にぴったりな、ウイスキーと食のマリアージュをご紹介します。案内係が厳選した京都の逸品とともに、春のひと時をお楽しみください。
■下鴨茶寮 「料亭のちりめんナッツ」
ウイスキーのストレートと「料亭のちりめんナッツ」
「料亭のちりめんナッツ」は、下鴨神社近くの京都市左京区にある老舗料亭「下鴨茶寮(しもがもさりょう)」の逸品。ナッツやドライフルーツ、ちりめんじゃこ、粉山椒をからめ、一つひとつ丁寧に手づくりされた、和洋が調和した新感覚の味わいです。香ばしい醤油の風味とドライフルーツの甘味が織りなす味わいは、ジャパニーズウイスキーの甘く華やかな香味ととてもよく合います。自宅でじっくりウイスキーを愉しむ時間におすすめです。
■雲母漬老舗 穂野出「雲母漬(きらら漬)」
ウイスキーのロックと「雲母漬」
「雲母漬老舗 穂野出(ほので)」は、元禄二年に京都で創業した老舗です。人気商品の「雲母漬(きらら漬)」は、厳選した小茄子を京都ならではの白味噌で漬け、代々伝わる製法を守りすべて手作業でつくられています。塩味が控えめでまろやかな風味の白味噌は、クリーンでピュアな味わいのウイスキーと合わせると、風味が一層引き立ちます。ウイスキーの製造工程には味噌と同じ発酵の工程があるので、こうした共通点があると味わいの相乗効果が生まれます。
■原了郭「桜香煎(こうせん)」
ウイスキーの水割りと「桜香煎」
江戸時代から続く、黒七味が有名な京都・祇園の老舗「原了郭」(はらりょうかく)。香煎(こうせん)とは、お湯に浮かべて香りを楽しむ飲み物で、「桜香煎」は桜の花を塩漬けしたものです。ウイスキーを水割りにして、この季節にぴったりな「桜香煎」を添えてみました。花の塩を落とし水割りに浮かべると、花びらがふわっとほどけ、桜の風味が広がります。お花見にもぴったりな、春ならではの飲み方が愉しめます。見た目も華やかなので、思わず写真に収めたくなりますよ。
▼原了郭「桜香煎」の詳細はこちら
椎尾神社の鳥居とソメイヨシノ
開花から散りゆく姿さえ美しい桜の木は、私たちに季節の移り変わりを知らせてくれます。
山崎蒸溜所の隣にある椎尾神社の鳥居も満開の桜に包まれ、花弁が風に揺れてひらひらと舞っています。こちらの桜吹雪の風景は、「サントリーウイスキーローヤル」のブレンド設計のイメージとしても伝えられています。
1960年、創業者である鳥井信治郎最後のウイスキーとして誕生した「ローヤル」を愉しむ際は、ぜひ想像してみてくださいね。
京都の食とウイスキーのマリアージュ
皆さまのお住まいの地域やご出身の地域には、どのようなご当地グルメがありますでしょうか。ウイスキーとともに、その土地ならではの郷土料理や、四季ごとの旬の食材を味わうのも魅力的ですよね。
今回は、山崎蒸溜所の桜の風景とウイスキーと京都の食のマリアージュをご紹介しました。ぜひ旅行の際は、その土地でしか味わえない食とウイスキーのマリアージュを愉しんでみてください。
※ご来場には事前予約が必要です。詳細は山崎蒸溜所ホームページでご確認いただき、予約のうえご来場ください。