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水大事典 サントリーは水のサステナビリティを大切にしています。知っているようで意外と知らない「水」のことが分かる! 水大事典。「水とからだの関係」や「硬水と軟水の違い」など、水のいろいろが満載です。監修:東京大学総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座

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私たちの生活に欠かせない水 生きていくために欠かせない水といえば「飲み水」です。しかし、文明が発達した現代においては、文化的な生活を営むためにも多くの水を必要とし、その量は生命を維持するための水量をはるかに上回ります。では、いったい私たちはどれだけの水を、どのような目的で使っているのでしょうか。日々の生活で使われる水について考えてみましょう。

生活用水としての水道水

朝起きてから夜寝るまで、私たちはあらゆる場面で水を利用しています。生命を維持するための「飲み水」はもちろん、たとえば歯磨きや洗顔、炊事にも水が欠かせず、トイレも今や水洗が当たり前の時代。外出した先では公共トイレを利用し、また、公園の噴水に心を癒されることもあるでしょう。
私たちが日常生活で用いるこれらの水は、一般家庭で使う「家庭用水」と、学校やレストラン、デパート、事業所、公園の噴水などで使う「都市活動用水」に分けられ、合わせて「生活用水」に区分されます。水道普及率(※1)が高い日本では、この生活用水のほとんどが水道を通じて供給されています。

  • ※1:
    現在の日本国内の水道普及率は全国平均で97.3%(平成19年3月末・厚生労働省調べ)
生活用水の区分
生活用水の区分

東京都水道局によると、一般家庭での1人当たりの水使用量は、2007年度(平成19年度)では1日平均約240リットル(2リットルペットボトルで120本分)。1973年度(昭和48年度)の平均使用量は、1人1日192リットルでしたので、この30年間で約1.3倍に増えたことになります。
生活水準の向上や利便性への欲求の高まりに伴い、水洗トイレなどの水利用機器が普及したことや入浴回数が増加したことなどが主な理由です。しかし、高度経済期に急増して以降は、その伸び率も緩やかになっており、ここ数年は、ほぼ横ばい状態となっています。近年では、人々の節水意識も高まっており、トイレ機器や洗濯機等の節水化も進んできています。

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家庭用水の用途

1人1日平均約240リットルもの水を、私たちは毎日どのような用途で使っているのでしょうか。水というと飲み水を連想しがちですが、全体の使用量からみると、その割合はほんのわずかにすぎません。
その内訳は、トイレがもっとも多く全体の28パーセント。次いで風呂24パーセント、炊事23パーセント、洗濯17パーセントとなっており、これらで1日の使用量の9割以上を占めています。

東京都の家庭での水の使われ方
東京都の家庭での水の使われ方

【参考文献】

  • 『平成17年度版 日本の水資源』 国土交通省
  • 高橋裕 他/編 『水の百科事典』 丸善 1997
  • 東京都水道局「水を大切にする習慣」
    (http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/syuukan/s02.html)

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