熊本地震と冬水田んぼ

サントリー九州熊本工場の水源涵養エリアにあたる田んぼで、私たちは、2010年から「冬水田んぼ」を実施してきました。冬の間も水を張ることで、より豊かな地下水と田んぼをめぐるより豊かな自然環境を育む試みです。

2016年4月。まさにその田んぼを巨大地震が襲います。被害はだれもが途方にくれる程のものでした。でも私たちは、すぐ行動を起こしました。

〝復旧〟、そしてその先にある〝創造的復興〟へ。私たちが取り組む活動をご紹介していきます。

Vol.1 熊本地震・冬水田んぼ復旧プロジェクト
1年後に田植えをしよう

撮影地:熊本県上益城郡益城町津森地区

撮影時期:2013年2月〜2018年6月

協力:益城町/益城町土地改良区/益城下陳米有機農法研究会/公益財団法人くまもと地下水財団/九州大学島谷研究室/九州大学持続可能な社会のための決断科学センター/中日本航空株式会社/カンセイコンサルタント株式会社/株式会社坂澤建設

次に田植えができるのは、何年先のことになるのだろう。2度にわたる震度7の激震が無残に引き裂いた田んぼを目の当たりにして、誰もが感じたことでした。でも、震災翌年の初夏。熊本県益城町津森地区のその田んぼには、嬉々として田植えをする人々の姿がありました。