みなさん、こんにちは！サンゴリーナちゃんです(*^-^*)

9月23日の秋分の日に、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEジュニアマッチ2025が初めて開催されました！
今回のわたしのスマイルカフェでは、その様子をお伝えいたします♪

東京サンゴリアスのアカデミーが設立されたのが2023年4月、2025年4月にはアカデミーの府中校が設立されて、着実にアカデミーとしての活動を広げており、リーグワン所属の各チームもアカデミーの活動に力を入れている中、これまでチーム間での交流はあったものの、リーグワンとしてのアカデミーの大会はない状況でした。

リーグワン所属チームのアカデミーの将来構想について、各チームがそれぞれで考えている中、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの栗原アシスタントGMと、東京サンゴリアスのスクール・アカデミー兼地域連携担当の平浩二さんが話をした時に、「アカデミーとして何かできることを一緒にやっていきましょう」という話になり、一緒にリーグへ「トライ＆エラーを繰り返しながら改善していって、一緒に良いものを作っていきましょう」と働きかけをしたことがきっかけだったそうです！

そこからリーグワン所属チームの有志が集まり、実行委員会が出来ました。最初に集まったのが、元埼玉ワイルドナイツで、現在はワイルドナイツスポーツプロモーションの三宅理事長、東芝ブレイブルーパス東京の事業運営部の松田さんと望月さん、そしてクボタスピアーズ船橋・東京ベイの栗原アシスタントGMと東京サンゴリアスの平さんの5名が集まり、3月くらいから毎週オンラインで会議を行い、開催日程や開催場所等、開催に向けての話し合いが行われました。

リーグワン所属チームのアカデミーによる大会を行うにあたり、実行委員会で準備を進めていき、開催日は9月23日に、場所は東芝ブレイブルーパルのグラウンドを借りて行うことになり、更に参加チームを増やし盛り上げていくために、開催への協力を関東にあるリーグワン所属の全チームに打診し、埼玉ワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス東京、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、三菱重工相模原ダイナボアーズ、浦安D-Rocks、日野レッドドルフィンズ、東京サンゴリアスの7チームによる大会を行うことになりました♪当初はブラックラムズ東京、清水建設江東ブルーシャークスも参加の意向を示していましたが、参加できる選手の人数の関係で辞退されたそうです。

開催日を9月23日にしたことも色々と調整が必要だったみたいです。
リーグワン所属チームのアカデミーに参加している子どもたちは、他の地域のラグビースクールであったり中学校のチームに所属している子もいるんです。そのため、リーグワンのチーム以外のスクールや、中学校の大会と日程が重ならない日で、多くの中学生が参加する「太陽生命カップ2025 第16回全国中学生ラグビーフットボール大会」が終わった後に今回の大会を開催することことで、多くの子どもたちが参加しやすいようにしたそうです。

様々な状況を調整し準備をして迎えた当日。
参加選手の関係で、クボタスピアーズ船橋・東京ベイと三菱重工相模原ダイナボアーズが合同チームとなり、6チームが、3チーム×2グループに分かれ総当たり戦を行い、各グループの順位によって順位決定トーナメントが行われました！

グループAは、埼玉ワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス東京、クボタスピアーズ船橋・東京ベイと三菱重工相模原ダイナボアーズの3チーム、グループBは浦安D-Rocks、日野レッドドルフィンズ、東京サンゴリアスの3チームに分かれて試合を行いました。

東京サンゴリアスの初戦は浦安D-Rocks戦！この試合を見事勝利で収め勢いに乗ると、次の日野レッドドルフィンズ戦も勝利し、2戦全勝で1位トーナメントに進出しました☆彡

1位トーナメントの相手は、グループAで1位になった埼玉ワイルドナイツ！
埼玉ワイルドナイツに対しては、トップチームは公式戦でここ何シーズンも勝てていないので、東京サンゴリアスのアカデミーが雪辱を果たして欲しいと願っていましたが、結果は残念ながら負けてしまい、今回の大会は2位という結果になりました(T_T)

大会を終えて、今回の大会の発起人のひとりでもある平浩二さんに、大会を開催してみての感想を聞いてみました♪
「今回は実行委員会が主体となり大会を行いましたが、今後は年間を通じた行事にしていきたいですし、こういった活動をもっと増やせば、リーグワンやラグビーの普及・強化にも繋がっていくと思います。この年代からリーグワンとの繋がり、リーグワンに対する夢・希望のようなものを中学生が抱いてくれて、"絶対にリーグワンでプレーしたい"という子どもたちがひとりでも増えれば良いと思っています。今回の活動は、絶対に継続していくように、これからもリーグと連動していきたいと思っています。

開催日については、今回は多くの子どもたちが来てくれるのが9月23日しかないという状況でしたが、次回以降は日程も含めて、もっと良い日程がないかは検討しなければいけないなと思っています。実際に、千葉県の選抜の活動と重なり、浦安D-Rocksの中学3年生が来れなかったりしたので、そういうことがクリアになるような日程を調整していければと思っています。そこは次回への反省点ですね。現状としては、やはり他のスクールやチームに所属している子たちがたくさんいるので、地域のスクールや中学校のチームとも上手く調整をして、次回以降も開催できるようにしていきたいと思っています。

大会を観戦いただいたリーグ関係者の方からは、"まず実現できたことが大きな一歩ですし、リーグとしても継続して取り組んでいきたい"と言っていただきました。リーグワンには関東だけじゃなく、東海や関西、九州にもチームがあるので、将来的には地域でリーグ戦をやって、リーグワンのプレーオフの準決勝、決勝の前座試合として、アカデミーのプレーオフトーナメントが出来たら素晴らしいですよね。その年代の選手が国立競技場の舞台に立てるとなれば夢しかないですよ。」

アカデミーでも国立競技場に立てたら、本当に最高ですよね！夢が膨らみます(*^^*)

平さんには、東京サンゴリアスのアカデミー生の活躍ぶりについても聞いてみました！
「青山校と府中校の合同でチームを組みましたが、今年のU-15世代は良いスキルをもった子が多かったので、ノリさん（鈴木徳一）と私の中でも自信を持って臨みましたし、この大会は勝ち負けが目的ではありませんが、良いラグビーが出来るんじゃないかと思っていました。グループ戦に関しては、出来たこともあれば出来なかったこともあり、東京サンゴリアスのアカデミーは週1回の練習しかありませんが、そこでやってきたことを100％発揮できたかと言えば、そうではなかったかなと思います。チームとしてのアタッキング・ラグビーをしてトライを取って勝ったというところはありますが、パナソニックとの順位決定戦では、ほとんど何も出来ずに終わってしまったので、全勝で終えることが出来なかったことは、非常に悔しかったですね。現役時代振りくらいに、悔しくて寝られませんでした（笑）。」

アカデミーの子どもたちも悔しかったと思いますが、それ以上に、平さんも悔しかったみたいですね（笑）。

東京サンゴリアスのアカデミー生に向けて、平さんからメッセージももらいました！
「やはりグラウンドでやっていることしか試合では出せませんし、そのグラウンドでやっているのは私たちが指導してきたサンゴリアスのアタッキング・ラグビーなので、それを試合で体現させてあげられなかったのは、私たちコーチの責任です。お互いを信用し合って、本当にサンゴリアスらしいラグビーが出来るように、お互いにもっと頑張っていきましょう！
何名かの他のチームのコーチに、"ジュニアのチームもサンゴリアスっぽい戦い方ですね"と言われました。それは嬉しかったですね。私たちの戦い方を見て、そう感じてくれたということだと思うので、その色をもっと濃くしていかなければいけないと、今大会を終えて改めえて思いましたね。そして、アカデミーでも誰が見ても"サンゴリアスのラグビーだ"と思われるように頑張りたいと思います。」

東京サンゴリアスのアカデミーが更に成長して、トップチームに引けを取らないアグレッシブ・アタッキング・ラグビーを体現してくれるようになることを期待しています☆彡

最後に、ラグビーや東京サンゴリアスに興味を持っている子どもたちに、平さんからメッセージです！
「現在、青山校については、定員になっているので、加入を希望いただいた方にはお待ちいただいている状況です。府中校については、本アカデミーはセレクションを行って、合格した子のみが入れるので、セレクションを待っていただければと思います。育成クラスについては、いつでも歓迎いたします。
サンゴリアスのDNAを学べる機会になるので、もし興味がある子どもたちがいれば、ぜひご連絡ください！」

東京サンゴリアスのアカデミーの青山校と府中校のそれぞれのウェブサイトを記載いたしますので、ぜひご興味がある方は、アカデミーのウェブサイトをご覧くださいね(^^)/

■東京サンゴリアス　アカデミー　青山校　

■東京サンゴリアス　アカデミー　府中校　

最後に、今大会開催に向けて協力してくれた各チームのアカデミーコーチやスタッフと、大会後に集合写真を撮りました！無事に大会が開催でき、皆さん良い顔をしていますよね♪

アカデミーとして大きな一歩を踏み出しました！今後のアカデミーの活動にも、皆さんご注目ください(*^^*)