こんにちは！カメラマンの長尾亜紀です。

トップリーグ開幕前の恒例行事・府中ダービーが今年も行われました。

第1戦は東芝ブレイブルーパスのグラウンドで、第2戦はサンゴリアスのグラウンドで行われたのですが、今回はその時の様子をご紹介しようと思います。

第1戦の東芝さんのグラウンドでは出店なども出ていて、多くの人で賑わっていました。サンゴリアスグッズ販売のテントでは、サンゴリアスくんも新しいジャージでお出迎え。

試合前にはいつも通りノンメンバーとスタッフが花道を作ってメンバーを見送ります。スーパーラグビー組も戻ってきて、春は短かった花道が長くなりました。

第1戦の試合前にはセレモニーが行われました。

試合は今年も府中ダービーらしい激しい展開に。前半、長友泰憲選手のトライが決まったかに見えましたが、惜しくもタッチに出されノートライ定。

今シーズン新加入のジョーダン・スマイラー選手はこの日がサンゴリアスでの初試合。とても明るい性格のスマイラー選手。試合中も積極的にコミュニケーションをとっていました。

第1戦は前半0-7で折り返すも徐々に離され、0-24で敗戦となりました。

第2戦は台風の影響が心配されましたが、幸い青空ものぞく中無事行われました。

この日は久々にサンゴリアスでプレーしたメンバーがたくさんいました。真壁伸弥選手の雄叫びも戻ってきましたよ！

季節が正反対のニュージーランドからサンゴリアスに戻ってきたジョー・ウィーラー選手は「（これまで過ごして来たニュージーランドの）ダニーデンは5度だったので、34度の日本に来るのは大変なことでした。ラグビーは寒い季節のスポーツなので、寒くならないと困ります（笑）。（東芝戦を終えて）サンゴリアスに戻って来られたことはとても嬉しいけど、今日の試合は暑くて本当にタフでした。（開幕戦の対戦相手の）キヤノンはいいチームだけど、いいパフォーマンスとディシプリンを守ってサントリーは自分たちのラグビーをやるだけだと思います。とてもワクワクしています」

6月の日本代表戦やサンウルブズでも大活躍だった松島幸太朗選手も帰ってきました。
スーパーラグビー終了後の短いオフでは旅行をするなどオフを満喫しながらも「早寝早起きで健康的なオフを過ごしてきました」とのこと。
久々のサンゴリアスの試合後、松島選手は
「今日の試合は（ボールを空いた）スペースに持っていくということがターゲットだったので、すごく楽しかったです。体調も問題ないですし、あとは精度を上げていくだけだと思います。自分たちの強みを全面に出して、自信を持って楽しみながらやっていきたいと思います」

この日も大きな声でチームを引っ張り続けたキャプテンの流大選手は
「東芝には春と金曜に負けていたのでチームとしてリベンジする意識で臨みました。試合内容も自分達がコントロールできている部分が多くありよかったと思います。外国人メンバーも戻ってきていいコミュニケーションが取れていたので継続していきたいと思います。
昨年チャンピオンになりましたがサントリーはいつでもチャレンジャーであり続けなければいけません。昨年からまた進化したアグレッシブ・アタッキング・ラグビーを開幕戦からできるようにいい準備をしたいと思います。
今年も二冠を必ず取り、ファンの皆さんと喜びを分かち合えるよう頑張るので、是非応援よろしくお願いします！」

試合後のグラウンドはファンの方々と選手たちがあちこちで触れ合っていました。選手との距離が近いところが、ラグビーの良い所だと思います。

選手たちがリカバリーや食事をとっていた頃、空には虹が輝いていました！なんだかいいことありそうですね！

ついにトップリーグの開幕を迎えるサンゴリアスの初戦は、8月18日金曜日、秩父宮ラグビー場で行われるキヤノンイーグルス戦。是非会場にお越しいただき、大きな声援でメンバーの後押しをしてくださいね！