続きです。（写真の都合上、順不同です）
 
菅藤 心（かんとうしん）選手には野村選手からジャージが渡され、ノムは 「高校の時から、激しいタックルをする選手だと恐れていました。」
と言っていました。
「10歳から始めた21年間。そのうちの8年間がサンゴリアス。まだこの状況を受け入れられない気持ちも正直あります。」
と複雑な表情を見せる菅藤選手の顔が忘れられません。

そんな菅藤選手からスマイルカフェのお客様にメッセージです。
「サンゴリアスでの8年間、応援していただいたファンの方々には感謝の気持ちで一杯です。そして、ラグビー人生をサンゴリアスという日本一のチームで終われたことを心より嬉しく思います。10歳の頃、親に手を引かれ、泣きながら連れて行かれたのがラグビーとの出会いでした。21年間プレーさせていただき、多くの方々に出会い、そしてその出会った方々のおかげで今の自分があると感じています。今後ともサンゴリアスをどうぞよろしくお願い致します。」
 
何度か山下大悟選手（元サントリー、現NTTコミュニケーションズ）と一緒にいろいろと語ったことがありました。いつもチームのこと、後輩のことも思っていて、もちろん自分にも厳しく本当に熱い選手だなぁと思ったものでした。心くん、本当にお疲れさまでした。次の職場は、なんとアズ（OB／東野憲照）の後任だそうです。
 
 
伊勢田 彬人（いせだあきと）選手には田原 太一選手からジャージが渡され、太一くんは 「イセのスクラムに対する負けん気の強さは本当にすごいと思っていた」
と言っていました。
 
イセは、
「僕が試合に出られた２キャップは、人から見たらたった2キャップかもしれないけれど、この2キャップがなければ今までやってこられなかった」
と号泣でした。
イセはチームのムードメーカーでもありましたし、このスマイルカフェにも何度の登場してくれましたよね。イセからメッセージです。

「どうも皆さんこんにちは。企業戦士伊勢田です。ひっそりと引退させて頂きました。皆様に知ってほしいことは、決して戦力外通告で引退したのではありません。首の怪我で引退したのではありません。もうネタ切れで引退したんです。（東野OBが最後に残していった言葉でもあります(笑)）最高のチームで6年間お世話になり、最後には優勝を皆で勝ち取れたことは生涯の宝物です。
スタッフ、先輩、同期、後輩には自分の思っていることを最後に伝えました。こんなに自分が涙もろいとは気づきませんでした・・・・（トイストーリー３でも泣きましたけど）。 でもみんな本当にありがとうございました。
特別に一人だけこの場を借りてお礼を言います。面と向かっては恥ずかしいので(笑)
田中澄憲さんがいてくれなかったら、今ここに伊勢田はいなかったと思います。いつまでも自分は弟子だと思っています！！ありがとうございました。それと伊勢田にとっての元気の源はファンの方たちでした。本当は一人ひとりにご挨拶をしたかったですが叶いそうにもないのでこのスマイルカフェから感謝の言葉を伝えたいと思います。6年間伊勢田の応援をして頂いてありがとうございました。思えば公式戦では黄色いテントの下にずいぶんいた気がします・・・でもだからこそファンの方々と交流を深めることが出来ましたし、遠くから「伊勢ちゃん！！」とか「サテライトは絶対見に行くからね」など暖かい言葉をかけて下さったことは忘れるまで忘れません(笑)。冗談です、いつまでも忘れません！
最後になりますがジョージに文句を言ってシメの言葉とさせていただきます。
「オーストラリアに帰る前に、ジョージがプレゼントをくれるって言っていたのに、気づいたら帰っていました！！思い出に何かもらいたかった」という苦言で最後の言葉とします。
PS 今現在の私は群馬で社業に専念し、島耕作を目指し日々努力を重ねています。同期で1年先に引退して青森に行った伊藤俊平はサラリーマン金太郎を目指しています。福岡ではゴリラ林（林仰OB）も頑張っています。平と太一はラグビー頑張れ！順二は膝の調子大丈夫か？そして東野さん、今シーズンは応援団長と副応援団長で秩父宮に舞い戻りましょう！長々と失礼いたしました、皆様また会える日を楽しみにしています！」
 
イセらしいメッセージですね。イセも本当にお疲れさまでした！