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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2013年7月 4日

サンゴリアス ラグビー大辞典 #072 『4番』

サンゴリアスやラグビーを語る上で、必ず出てくるラグビー用語やサンゴリアス用語。そんなワードをサンゴリアスのあの選手、あのスタッフならではの解説で分かり易く解説するコーナーです。
 
 
「4番」(解説:篠塚 公史)
 
基本的に4番は“仕事をする”ロックです。“仕事をする”という意味は、目立たないプレーをひたすらやるということです。ブレイクダウンのサポートに行ったり、タックルに行ったり、地味なプレーをするロックです。
 
もう1人のロックの5番は、パワープレーをするロックです。サントリーで言えば、真壁(伸弥)やダニー(ロッソウ)。ボールを持って前に出る選手です。それを4番がサポートするという、大まかな役割分担があります。そういう意味で、5番は“目立つ”ロックです。

 
4番は、あまり目立つプレーはしないで、サポートプレーなどを意識してやります。4番は、背が高くてある程度走力があって、ラインアウトの中心になって、メインジャンパーやコール役を務める選手だと思います。5番はそういうプレーが得意ではないですし、4番が一緒に目立ってしまうと、逆にサポートプレーヤーがいなくなってしまいます。そうするとラックからボールが出なくなってしまうので、5番との役割分担が出来ていることが大切だと思います。

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