サンバーズ選手同士のスペシャル対談

Talk × Talkヤドリアン・エスコバル × 小川猛

「国境を越えた仲良しコンビです!」

「仲の良さをアピールしてください!」
との担当者からのお願いに
手でハートを作ってくれた2人。ラブラブです(笑)!

「ジャン」の愛称で親しまれている、昨シーズン加入のヤドリアン・エスコバル選手とルーキーの小川猛選手のトークをお届け。キューバ出身のジャンと日本人の父とケニア人の母を持つタケシ。ポジションは共にオポジット。ライバルでありながら、まるで兄弟のように仲が良いという2人に、初めて会った時の印象やお互いのプレーについてなど、ざっくばらんに話してもらいました。

第一印象はお尻が大きいな(笑)

2人はすごく仲が良いと聞いたのですが、実際のところは?

ジャン 仲が良いですね!
小川 ジャンとは6歳年が離れているんですが、お兄ちゃんのようです。

初めて会った時の印象は?

小川 (突然笑い出す小川選手)
ジャン (それにつられてエスコバル選手も吹き出す!)えっと、初めてタケシに会ったのは、タケシが内定選手としてチームに合流した時です。12月頃かな。まず日本のチームに黒人系のハーフがいることに驚きました。それと大きなお尻にも!(それを聞いて小川選手が大爆笑!)
小川 ジャンの方が大きいよ(笑)!僕は自分よりお尻が大きな人に初めて会ったので、びっくりしました。
ジャン 体型が似ているなって。でも僕の方がかっこいいけどね(笑)!

小川選手が綴った今年5月15日公開の
「BuzzLOG」にも紹介されていますが、
家族写真のようだと噂のショットがこちら!

気がついたら仲良くなっていました!

仲良くなったきっかけは?また、2人はいつも何語で話をしているんですか?

ジャン 仲良くなったきっかけかー、覚えていないな。
小川 気がついたら、仲良くなっていましたね。2人で話す時は、基本的には英語です。僕は少ししかスペイン語がわからないので、意味がわかんない時はダニさん(リマ・ダニエル)を呼んで訳してもらうんです。
ジャン 英語、スペイン語、ポルトガル語、少しの日本語。いろんな言葉が飛び交っているよね。
小川 でもちゃんとコミュニケーションは取れている(笑)。ジャンはそれほど英語が堪能ではないので僕が英語を教えたり、日本語を教えたり、逆にジャンからスペイン語を教えてもらったりして。こないだもカタカナとひらがな、漢字の違いを教えてあげました。
ジャン タケシはいい先生だよね。

小川選手から教えてもらった日本語は?

小川 (再び爆笑!)ちゃんとした言葉を教えていますよ!
ジャン そうそう、怪しい日本語だけじゃない(笑)!

エスコバル選手から見た小川猛選手は、
明るくて、楽しいことが大好きな性格なんだとか。

プライベートのジャンは?

怪しい日本語って言っちゃいましたね(笑)。ところで、プライベートで一緒にどこかへ行くことはあるんですか?

小川 食事に行ったり、時々、お酒を飲みに行ったりします。何度かジャンの家にも行ったことがありますね。

プライベートのエスコバル選手はどんな人ですか?

小川 奥さんとラブラブですね!あと娘のリアをベタベタに可愛がっています。そういえば、チームバーベキューの時に、ジャン夫婦とリア、そして僕と4人で写真を撮ったんですが、みんなに家族みたいだねと言われて(笑)。僕とリアが兄弟で、ジャンがお父さん。
ジャン なんで僕がタケシのお父さんなんだよ、6歳しか年齢が離れていないのに!タケシは、リアのおじさんだね。

じゃあ、小川選手がリアちゃんの彼氏だったら?

ジャン Nooooooo、考えたくない!(頭を抱えながら)
小川 以前、ジャンに「リアに彼氏ができて紹介されたら、どうする?」って聞いたことがあるんですけど、ジャンは絶対に許さない!って(笑)。
ジャン そう、タケシだけではなく、どんな男性でも絶対にダメ!

小川選手曰く陽気で優しい性格の
ヤドリアン・エスコバル選手。

運命の出会いなんです!

リアちゃんの未来の彼氏のことを想像して、エスコバル選手の機嫌が悪くなってしまう前に(笑)、話題を変えましょう!2人はいつもどんな話しをしているんですか?

小川 いろんな話しをしていますが、主にバレーのことですね。実は、僕、学生時代、全日本U23に選ばれた時に、キューバに1週間遠征しているんです。ジャンにその時のキューバ代表チームと一緒に撮った写真を見せたら、すごく驚いて。「なんで彼らと一緒に写っているの?」と。
ジャン 一緒に練習したことがある選手ばかりだったからね。
小川 まさか、こんなつながりがあるとは!という感じですよね。
ジャン ホント、いつかタケシをキューバに連れていって、いろんな場所に案内してあげたいよ。

2人が出会ったのは運命ですね!

小川 そうですね(にっこり)!
ジャン そうだね(エスコバル選手も満面の笑み)。
小川 シーズン終了後、ジャンがキューバに帰っている間は寂しかったですからねー。いつ帰ってくるかなーって。
ジャン その割に最近あんまり遊んでくれないじゃん。
小川 そんなことないでしょー(笑)。こないだもダニさんと3人でイタリアンを食べにいったでしょ。

ライバルである前にチームメイト

日本料理は食べに行かないんですか?

小川 行かないですね。
ジャン 寿司も刺身も食べられるけど、わさびがダメなんだよね。
小川 僕もわさびは苦手。
ジャン 焼き肉は大好きだよ。
小川 じゃあ、今度、リーグ前に焼き肉店で決起集会しよう!

いよいよ開幕が迫ってきましたね。2人は同じポジションですが、ライバルなんでしょうか?

ジャン 確かにポジション的にはライバルではあるけれど、優勝という目標は同じなので、2人で力を合わせてチームを勝利へと引っ張っていくようにしないといけない。ライバルである前に、チームメイトだよね。
小川 ジャンの調子が良くなかったら、僕が出ることになるだろうし、ライバルだとかは思っていないですね。ジャンが言うように、同じ目標を持つ仲間です。

トークは大盛り上がり!

ジャンのプレーを見て成長につなげる

お互いのプレーについてはどう思っていますか?

ジャン パワーあふれるプレーがタケシの一番の持ち味であることは間違いないけど、まだ発展途中。8月にキューバから帰ってきてタケシのプレーを見たら、また成長したなって。ディグも上がるようになってきたし、サーブもさらによくなった。僕は、東京オリンピックの時にタケシがオポジットでプレーしていてほしいと思っている。ポテンシャルがあるからこそ、上を目指して、現状に満足せずに頑張ってほしいな。
小川 ジャンにそう言ってもらって、うれしいですね。高校2年でバレーをはじめて、まだ7年ですし、これからもっともっと成長できると思っています。
ジャン 競技歴が浅いのに、こんなにも力強いプレーができるなんて!僕は8歳からプレーしているからね。バレー歴約20年だよ。
小川 ジャンは僕が目標とする形なんですよね。高さとパワーで、ブロックを恐れずに打ち切っていく。そして、ブラジルリーグで得点王になって、昨シーズン、初めて経験するV・プレミアリーグでも、チームの得点源として活躍して。すごいですよね。チームの練習で6対6のゲーム形式をする時は、いつも反対側のコートでジャンが打っているのを見て勉強しているんです。ジャンはいつも僕がこっちかなと思うのと違うコースで打つ。あ、そっちに打つんだって。良いお手本が近くにいるので、プレーを見たり、ジャンに聞いたりして、自分の成長につなげていきたいです。

昨季の悔しさを力に変えて優勝を目指す!

小川選手にとってエスコバル選手は頼もしい存在ですね。ちなみに、エスコバル選手は小川選手が言うように1年目から大活躍でしたが、すぐに日本のリーグに慣れたのでしょうか?

ジャン 日本はディグがよく上がるので、ラリーになることが多い。ブラジルリーグでは、打てば決まるという感じだったので、最初はとまどうこともあった。正直言うと、僕の技術に問題があるのかと、少し悩んだ時期もあったよ。だけど、少しずつ慣れてきて、順応していくことができたんだ。

今シーズン、さらなる活躍を期待していますね!では、エスコバル選手、小川選手、2017/18V・プレミアリーグにかける意気込みをお願いします!

ジャン 昨シーズンは悔しい結果に終わりましたので、その悔しさを力に変えて、優勝を目指して頑張ります!
小川 得点王は?
ジャン まずはチームのために!次に個人賞を狙うよ!
小川 僕もまず優勝!個人的には内定選手として出場した昨シーズンはピンチサーバーなどで出ることが多かったですが、今シーズンは、ピンチサーバーやジャンの調子が上がらない時にオポジットとして出るだけでなく、ウイングスパイカーとして出場する可能性があると思っています。どういう形でコートに立つことになったとしても、しっかり結果を残せるように万全の準備をして、優勝に貢献できるようにします!

ありがとうございました!

通訳をしてくれたリマ・ダニエルスタッフと
一緒にハイポーズ!

小川選手がチームに合流するやいなや、あっという間に打ち解けたという2人。トーク中も楽しそうに笑いあったり、じゃれあったりと、国境を越えた仲の良さを見せていました。ちなみにプライベートで食事に行く時は、リマ・ダニエルスタッフも一緒だそうで、3人でスペイン語、英語、ポルトガル語、日本語を交えて会話をしているとか。「真面目な話からそうでない話まで、いろいろな話題で盛り上がっています!」。そんな3人の様子をこっそり見てみたいという気持ちも(笑)。お尻の大きな(笑)仲良しコンビに、今シーズン、ぜひ注目してください!

(取材:2017年9月20日)

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