お知らせ 2012年4月2日(月)

津曲勝利選手 ラストインタビュー&メッセージ

いつもサントリーサンバーズにご声援ありがとうございます。
2011/12 V・プレミアリーグファイナルラウンドを最後に現役を勇退致しました#11津曲勝利選手のインタビューと皆様へのメッセージをお届けします。これまで津曲勝利選手にご声援くださった皆様に厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

仲間、そしてファンの皆様のお陰で、幸せな現役生活を送ることができました。

津曲勝利画像 津曲勝利画像

—現役最後のV・プレミアリーグが終了しました。今の率直な気持ちを聞かせてください。

2月18日に熊本で行われたvs豊田合成戦でボールを追いかけた時に肉離れを起こしてしまい、全治1か月と診断されました。4強入りができるかどうか厳しい状況ではありましたが、仲間を信じて、1日でも早く復帰できるようにリハビリをしてきて、みんなが頑張ってくれたお陰で、セミファイナルと3位決定戦の舞台に立つことができました。優勝はできなかったですが、良いラストシーズンになりましたね。仲間と応援してくださった皆様に感謝しています。

—3位決定戦の試合前には、坂本雄一郎選手とパス練習をしていましたね。

いつもは決まったパートナーがいるんですが、坂本が「最後だから一緒にやろう」と言ってきたんです。坂本は試合中も何かにつけて、「これが最後だ」と言っていましたね(笑)。ただ僕自身も、小学3年からバレーボールをやってきて、ついにこの試合がラストゲームになるのかと非常に感慨深いものがあって…。いつもなら試合中はバレーに集中しているんですが、ベンチに座っている時は、この光景をしっかり目に焼き付けておこうと、コートや観客席を見ていました。

—試合後の表彰式で涙を浮かべる坂本選手と対照的に、津曲選手はいつもと変わらない表情でした。

もっと泣けてくるかなと思っていたんですけど、意外に大丈夫でしたね。それに子ども(試合後、コートに登場し、津曲選手に花束を贈呈しました)が、スーパーサンバーズくんを追い掛け回し始めたので、それどころじゃなくなっちゃいました(笑)。坂本は大泣きしていましたけどね(笑)。

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—ご自身のバレーボール人生を振り返り、どんな現役生活でしたか?

幸せな現役生活だったと思います。最後の最後に、肉離れをしてしまいましたが、それまで大きな怪我をすることなく、ずっとコートに立ち続け、何度も優勝を経験し、2008年には北京五輪に出場できました。12年間、怪我なくプレーし続けられたことは、アスリートとして恵まれていましたし、夢も叶えることができて、僕は幸せ者だなと思いますね。

—12年間、在籍したサントリーサンバーズとは?

高いレベルでバレーをしたいとずっと思っていましたが、身長が低いこともあり、大学卒業後は、9人制の三好循環器科EKG(現在の大分三好ヴァイセアドラー)でプレーしていました。そして1998年にリベロ制が導入され、1999年夏頃に河野さん(現・ゼネラルマネージャー)にリベロを探していると声をかけられました。リベロをやったことがなかったですし、当時は週に2回2時間ほどの練習しかしていなかったので、不安もありましたが、第6回Vリーグ(当時)が始まる直前に入団。荻野(正二)さんをはじめ、佐々木太一さん、ジルソン・ベルナルドといったテレビで見ていた選手と一緒のコートに立ち、1年目から日本一を経験させていただきました。デビュー戦となった開幕戦vs東レ戦でフルセットの末に勝利できたことは今でも忘れられませんし、そこで勝てたことが自信になりました。そして5連覇を達成し、個人的にもサンバーズ入団3年目で日本代表に選ばれ、子どもの頃からの夢であったオリンピックに出場することができました。

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サントリーサンバーズは、ひと言で言うと、僕にチャンスを与えてくれたチームです。もしリベロ制度が導入されなければ、もし河野さんが僕以外の選手に声をかけていたら、僕はここにいない。さまざまな偶然が重なり、サンバーズに入団することができ、運命を感じていますし、感謝の気持ちでいっぱいです。今後は営業マンとして社業で、この恩を返していきたいと思います。

—最後に長年応援してくださったファンの皆様にメッセージをお願いします。

長い間、応援ありがとうございました。12年間には、強い時期、なかなか勝てない苦しい時期とありましたが、ファンの皆様がどんな時でも常にあたたかいご声援を送ってくださったお陰で頑張ることができましたし、幸せなバレーボール人生を送ることができました。皆様方には感謝の念しかありません。4月からは大阪で営業マンとして1からのスタートを切りますが、バレーボールを通じて得たものを生かして奮闘したいと思います。また大阪で試合がある時は、僕も駆けつけますので、その時はぜひ声をかけてくださいね。

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