• 開催日時
    2014年3月2日(日) 14:00
  • 会場
    東京体育館

2013/14 V・プレミアリーグ 東京大会 豊田合成トレフェルサ戦

  • サンバーズ

    3

  • 26-24
    25-19
    19-25
    25-22
  • 1

    豊田合成トレフェルサ

リザーブメンバー

  • 橋本 大智
  • 柴小屋 康行
  • 冨士田 裕大
  • 塩田 達也
  • 椿山 竜介
  • 松崎 廣光
高橋 賢

東京大会2日目。現在6位のサンバーズは、3位の豊田合成トレフェルサと対戦した。

「昨日いい形で勝つことができたので、その勢いを持って臨めた」と金子隆行が振り返るように、第1セットは栗山雅史、金子の連続ブロック、さらに米山達也のサービスエースで3-0と好スタートを切った。しかしその後、豊田合成のブロックなどで追いつかれ接戦となる。米山の2本目のサービスエースで抜け出すが、中盤、スパイクを拾われて切り返され、5連続失点で12-15と一気に逆転された。それでも、しぶとくつないで米山がカウンターアタックを決め、17-16と逆転。ブロックに捕まって逆転されても、栗山のスパイクでデュースに持ち込むと、ディグで粘って相手のミスを誘い、最後は栗山のスパイクで競り合いを制し、第1セットを先取した。

第2セットも山村宏太と鈴木寛史のブロックなどで4-2と先行するが、豊田合成にカウンターアタックを決められて追いつかれ、一進一退の展開となる。一度はリードされるが、中盤、栗山のサーブから、金子や山村のスパイクで切り返して3連続得点を奪い、15-13と逆転した。終盤には、米山のサーブで崩して金子のブロック、鈴木のクイック、栗山のスパイクで5連続得点。23-17と一気に引き離し、セットを連取した。

しかし2セットを連取してからの戦いが課題のサンバーズ。第3セット序盤にスパイクやサーブレシーブのミスが出て3-6と出遅れてしまう。さらに、ミスや、豊田合成のスパイク、ブロックで4-13と大きく引き離された。それでも、途中からコートに入った選手たちが躍動し、追い上げ開始。塩田達也のブロックや、椿山竜介のスパイクで得点を重ねる。松崎廣光や佐別當賢治の正確なサーブレシーブから、サイドアウトのリズムもでき始めた。ただ、終盤サーブミスが続いて追い上げきれず、第3セットを奪われた。

パオロ・モンタニャーニ監督がゲキを飛ばし、再び火がついたサンバーズは第4セット、栗山のスパイクや、米山の好サーブから金子がブロックを決めて2-0と先行する。一度は逆転されるが、好守備から栗山がバックアタックを決めて8-6とリードした。その後、スパイクミスが続き追いつかれるが、鈴木の強烈なクイックで勢いに乗ると、栗山のカウンターアタックで再びリードを奪う。さらに、粘り強いディグから金子が3連続でカウンターアタックを決めて16-12と引き離した。サンバーズはボールに食らいついて拾い、栗山がバックアタックを決めて点差を広げる。終盤、豊田合成のブロックやサンバーズのミスで追い上げられるが、最後は金子のスパイクで逃げ切り、ゲームセット。サンバーズは今季初の3連勝を飾った。

しかもJT、豊田合成という上位にいるチームに連勝したことは、ファイナルラウンド進出に向けて大きな意味を持つ。パオロ監督は、「勝てたのは選手たちの強い気持ちのたまもの。特にブロックとディフェンスで気持ちのこもったプレーが見えた」と選手たちを讃えた。
この2連戦、高いサーブレシーブ返球率でチームを支えたリベロの佐別當は、「まずは自分が直接失点をしないことをしっかり心がけて、その上で、できる限り他の選手をカバーしようと意識しました。今週は一球に対する思いを、みんながしっかり持ってやったことが勝ちにつながったと思う。この気持ちを、最後まで貫いてやっていきたい」と語った。
サーブで流れを引き寄せた米山も、「自分たちが今置かれている状況は、一人一人よく理解していて、昨日今日は絶対に負けられない試合だとわかっていた。あと8試合、厳しい試合は続くけど、1戦1戦全力で戦っていきたい」と気迫をみなぎらせる。
「スパイクも、ブロックも、サーブも、すべてのプレーにおいて粘り強さを発揮できたことが、一番良かったところだと思う」と金子も手応えを語る。そして最後に、まっすぐに前を見据えながら言った。
「僕は、とにかく四強に行くということを信じている。そのために苦しいことをやってきたわけだから、今いるメンバーを信じて、スタッフを信じて、そしてサントリーサンバーズというものを信じて、上を向いてやっていくしかない。出ているメンバーも出ていないメンバーも気持ちを一つにして、1戦1戦に集中して、一つずつ順位を上げていきたい」

9勝11敗の6位と、依然厳しい状況に変わりはないが、サンバーズは今、今シーズンの勝ち方をつかみつつある。その精度と自信をさらに高めて、心を一つに、次週も負けられない戦いに挑む。

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