• 開催日時
    2014年3月1日(土) 11:00
  • 会場
    東京体育館

2013/14 V・プレミアリーグ 東京大会 JTサンダーズ戦

  • サンバーズ

    3

  • 24-26
    25-23
    25-23
    26-24
  • 1

    JTサンダーズ

リザーブメンバー

高橋 賢

3月1、2日はV・プレミアリーグ全8チームが東京体育館に集結して2連戦が行われた。サンバーズの初戦の相手は2位JTサンダーズ。7勝11敗の6位にいるサンバーズが四強入りを果たすためには、ここから上位にいるチームに勝って、はい上がっていかなければならない。

試合の立ち上がり、サンバーズはJTのスパイクをきっちりと拾い、オポジットの栗山雅史がカウンターアタックを決めて5-2と先行する。不利な状況ではスパイカーがリバウンドを取り、しつこく攻め直して全員で丁寧に1点ずつ積み上げていく。しかし徐々に追い上げられ、サーブレシーブのミスで12-12と追いつかれた。互いにサイドアウトを重ねる中、サービスエースを奪われ17-18と先行されるが、ディグで粘って山村宏太のブロックで20-20と追いついた。再びリードされても、金子隆行のスパイクなどで粘ってデュースに持ち込む。しかし最後はJTのブロックに捕まり、惜しくも第1セットを失った。

第2セットは岡本祥吾の好サーブで崩し米山達也のスパイクや、栗山のブロックで7-4と先行したが、JTの連続ブロックで逆転される。鈴木寛史のサービスエースで10-9と巻き返したが、サーブレシーブを崩されたり、つなぎのミスが出て14-16と再びリードされた。しかしその後、米山のサーブでプレッシャーをかけ、金子のスパイクで17-16と逆転。さらに、鈴木のサーブから栗山がカウンターアタックを決めて19-17とリードした。その後も栗山が緩急をつけながら次々にスパイクを決めていく。ミスで追いつかれるが、最後はブロックのワンタッチから、栗山がきっちりとスパイクを決めて競り合いを制し、セットを取り返した。

流れはサンバーズに来ていた。第3セットも米山がサービスエースを奪って3-0とスタートダッシュに成功。さらに、山村のブロックで引き離した。追い上げられても、栗山のブロックや岡本のノータッチエースで11-7と再びリード。しかし、JTは好守備から切り返し、次第に迫ってくる。さらに、強力なサーブに崩されて13-14と逆転された。それでも、途中からコートに入った松崎廣光の粘り強いつなぎから、金子が勝負強く4連続ポイントを奪って18-14と一気に形勢逆転。終盤1点差に追い上げられるが、相手の強いサーブを松崎のサーブレシーブでしのぎ、栗山や金子がきっちりとスパイクを決めて逃げ切った。

しかし第4セットはJTのブロックに捕まり先行される。さらに、JTはサーブも勢いを増し3-7とリードされた。それでも、米山のカウンターアタックや鈴木のブロックで追い上げ、中盤、米山のサーブから、栗山がカウンターアタックを決めて11-10と逆転。追いつかれても、松崎のブロックで17-15と再び引き離した。JTの強烈なサーブもリベロの佐別當賢治がしっかりと返し、栗山がセンターに切れ込んで立て続けにスパイクを決める。ブロックに捕まり21-21と追いつかれても、松崎がJTのイゴール・オムルチェンのスパイクをブロックして再びリード。JTも粘り、デュースに持ち込まれるが、鈴木のブロックでワンタッチを取り、最後は栗山が見事にカウンターアタックを決めて26-24。
何度逆転されても諦めず、全セット2点差という僅差の試合をものにし、上位にいるチームから貴重な白星をもぎとった。

パオロ・モンタニャーニ監督は、「私たちにとって非常に重要な勝利だった。怪我人が多く、スタンリー選手も出られない状況が続いているが、選手たちの努力によって、今チームはいい方向に向かっている」と手応えをにじませた。
主将の山村は、「これまでJTの強力なサーブで連続失点していたところを、今日はスムーズに回すことができていた」と勝因を挙げた。「チームとして今後につながる試合だった。どことやっても苦しい試合になると思うけど、こういう接戦をものにしていけば必ず自分たちの力になって、強いチームになっていけると思う」。
苦しい場面でスパイクを決め、チーム最多の37得点を挙げた栗山も、自信を得た様子だ。
「今日は悩むことなく思い切り打てていたし、トスと合わなかった時はリバウンドを取るといった判断がしっかりできていた。チームとしても、高さのあるイゴール選手のスパイクでもワンタッチを取って切り返せていたので、今後も、相手が高くてもしつこくブロックでプレッシャーを与えて、うちのいいバレーに持っていきたい」

ここへきて、サンバーズは確かに、上昇のきっかけをつかんだ。

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