当時、女子プロゴルフでは稀であった4日間のオープントーナメントとして行われた。「美・感・遊・創」のコンセプトで、有馬ロイヤルゴルフクラブ(兵庫県神戸市)にて実施。
女子ゴルフの未来を見据え、1990年の誕生から30年以上。
サントリーレディスオープンは、競技の舞台であると同時に、次の時代を担う選手たちが挑戦する場として歩みを重ねてきました。
その歴史とともに、今も受け継がれるレガシーを振り返ります。
1990年、サントリーレディスオープンは女子ゴルフの発展を願い誕生しました。
当時まだ限られていた女子競技の舞台において、本大会は「挑戦の機会を広げるトーナメント」として位置づけられました。
初期の大会運営では、競技性だけでなく、選手が成長できる環境づくりを重視。
この思想が、その後の大会の方向性を形づくっていきます。
1990年代後半から2000年代にかけて、大会は規模と内容の両面で進化。
開催コースや運営体制の充実とともに、国内女子ツアーの中でも存在感を高めていきました。
多くの実力ある選手が集い、実力と経験が試される舞台として認知されることで、大会は確かな評価を築いていきます。
サントリーレディスオープンは、国内にとどまらず世界を意識した大会へと舵を切ります。
海外アマチュア選手の招待や、国際大会を見据えた競技環境の整備により、本大会は“次のステージへの登竜門”としての役割を担うようになりました。
この時期に培われた国際性が、現在の大会の大きな特徴となっています。
本大会は、数多くの若手選手やアマチュア選手に挑戦の機会を提供してきました。
ここで得た経験が、その後のプロキャリアや世界への挑戦につながった選手も少なくありません。
結果だけでなく、成長のプロセスを大切にする姿勢が、大会の個性として受け継がれています。
節目の大会、記憶に残る勝利、そして大会を象徴する選手や関係者の存在。
サントリーレディスオープンの歩みは、数々の印象的な瞬間とともに語り継がれてきました。
それらは、大会が築いてきた価値を象徴するものです。
本大会が築いてきたレガシーは、単なる競技実績にとどまりません。
・次世代選手の育成
・国際舞台への橋渡し
・女子ゴルフの価値向上と発展への貢献
これらを積み重ねることで、サントリーレディスオープンはゴルフ界に確かな足跡を残してきました。
これまで築いてきた歴史とレガシーを礎に、サントリーレディスオープンは次の時代へ歩みを進めています。
新たな挑戦者がこの舞台に立ち、未来のゴルフ界を切り拓いていく。
その循環を生み続けることこそが、本大会の変わらぬ使命です。
当時、女子プロゴルフでは稀であった4日間のオープントーナメントとして行われた。「美・感・遊・創」のコンセプトで、有馬ロイヤルゴルフクラブ(兵庫県神戸市)にて実施。
OLからプロゴルファーに転身した村口史子が涙の初優勝を遂げ、新ヒロインが誕生。キングフィールズゴルフクラブ(千葉県市原市)にて開催。
当時の日本最少記録を1ストローク更新し、「-13」で優勝。彼女の攻めのゴルフに、ギャラリーは大いに沸いた。
予定していた大会賞金を活用し、神戸市へ消防車30台寄贈。以後2010年まで、神戸市への復興支援に取り組んだ。
「We Love KOBE サントリーレディスオープン」として再始動。会場はジャック・ニクラウス設計のジャパンメモリアルゴルフクラブ(兵庫県三木市)へ。
大会2日目、中島真弓、森本多津子、尾亦史子の同日3名ホールインワン記録。また、山崎千佳代が当時の最少ストローク「29」を記録。優勝は、'92年、'95年賞金女王の塩谷育代が輝いた。
アマチュアだった宮里藍が、LPGA史上最年少(14才11ヵ月)で予選通過を果たす。優勝は、1R最多タイとなる9つのバーディを取った中野晶。
アジアパシフィック地域の各国ゴルフ協会推薦の海外アマチュア選手にも出場枠を広げ、インターナショナルオープントーナメントとして、次世代育成の取り組みを強化。
宮里藍は、9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で優勝すると、10月にプロ宣言し、史上初の高校生プロゴルファーへ。大会は李知姫がプレーオフを制し、優勝した。
ホステスプロの宮里藍が見事、大会初優勝を遂げた。ベストアマチュア賞は、横峯さくらが獲得。両名の活躍により、女子ゴルフの人気が復活。最終日のギャラリーは8,000人を超えた。
地域密着トーナメント"We Love KOBE"の活動として、親子スナッグゴルフ大会の開催と小学校の校外学習をスタート。以降、毎年大会期間中に実施する。
06年賞金女王の大山志保と07年賞金女王の上田桃子が最終日まで熱戦を展開。最終ホールまでもつれ込み、上田桃子が優勝に輝いた。
上原彩子が2007年大会に続いて、同一トーナメント・コース・ホール(六甲国際GC東コース6番)でのホールインワンという史上初の記録を樹立。
大会期間中に行われた親子スナッグゴルフ大会に参加し、当時10歳の渋野日向子が優勝した。
大会は前年度賞金女王のアン ソンジュが優勝し、勢いそのまま2年連続で賞金女王へ。名取市への復興支援は、2019年まで続いた。
アマチュアであったキム ヒョージュが最終日「61」のJLPGAツアーレコードで優勝する大快挙を遂げた。
ホステスプロ(サントリードリンクパートナー)であった森田理香子が、最終ホールで見事な逆転劇をみせ、優勝を達成。また、この年の賞金女王の座も獲得する。
ベストアマチュア賞に、畑岡奈紗が輝いた。また、12歳の梶谷翼がマンデートーナメントを単独2位で通過。
熊本地震の復興支援として熊本県へ1,000万円を寄付。支援活動はその後も継続している。
引退を表明した宮里藍が2年ぶりに出場。彼女の国内ラストプレーに多くのギャラリーが集まり、入場者は大会史上最多34,750人を記録。
新大会名「宮里 藍サントリーレディスオープン」として開催。サイン会などの来場者とのふれあいにも取り組む。ベストアマチュア賞の安田祐香と韓国のイム ヒジョンには宮里藍からトロフィーを贈呈。
2019年の「AIG全英女子オープン」で優勝し、世界中の注目を集めたスマイリングシンデレラ渋野日向子が、サントリーと所属契約を交わす。
大会賞金を活用し、兵庫県へ医療従事者用の新型コロナウィルス感染防護具の購入費用として約7,000万円を寄付。
大会優勝者と2位、また大会終了時点の獲得賞金上位3名の計5名に「AIG全英女子オープン」出場権が与えられた。世界へと羽ばたくための大会へ。
2022年に「全米女子アマチュアゴルフ選手権」を日本人としては37年ぶりに優勝した馬場咲希がサントリーと所属契約を締結。