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【SDGs】目標15「陸の豊かさを守ろう」とは?私たちにできることは?グラレコっぽく解説!

【SDGs】目標15「陸の豊かさを守ろう」とは?私たちにできることは?グラレコっぽく解説!

2015年9月の国連サミットで決定された「SDGs(持続可能な開発目標)」は、貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけています。
その「SDGs」の目標達成期限2030年まで残り10年を切りました。「SDGs」は、私たち一人ひとりにも密接に関わっている問題です。この世界共通の目標のために、国だけではなく、企業、そして世界中の人たちが一体となって「自分たちにできること」に取り組んでいくことが大切です。

「生態文明:地球上の全ての生命が共有する未来の建設」をテーマに、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)が、2021年10月11~15日(オンライン)と来年の上半期、2部に分けて中国・昆明で開催されます。多様な生きものや豊かな生態系を守るための、今後10年間の戦略計画が話し合われます。

「水と生きる@リアル」では、「SDGs」や目標15「陸の豊かさを守ろう」について、グラフィックレコーディング(グラレコ)っぽい動画で、わかりやすく解説します!この動画が、「SDGs」について考えるきっかけとなれば嬉しいです。

【SDGsとは?】
読み方は「エスディージーズ」。2030年までの私たちの17の目標

「SDGs(エスディージーズ)」は、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで決定された国際社会共通の目標のこと。2030年までの達成を目指し、「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。

SDGsポスター
SDGsポスター

2000年に国連サミットで採択された「MDGs(エムディージーズ/ミレニアム開発目標)」が2015年に達成期限を迎えたことを受け、それに代わる世界の共通目標として新たに定められたのが「SDGs」です。MDGsが「飢餓や貧困の撲滅」など先進国による開発途上国の支援を中心とする内容だったのに対し、SDGsは「地球上の誰ひとり取り残さない」ことを誓い、先進国と途上国が一丸となり達成すべき目標で構成されているのが特徴です。

そのため17の目標には、飢餓、貧困の問題だけでなく、働きがいやジェンダー平等など21世紀の世界が抱える課題の解決が幅広く盛り込まれています。

ここまでをグラレコっぽく解説!

【目標15“陸の豊かさを守ろう”】
森林が消え、動植物が絶滅してしまうかもしれない!?

この記事では、SDGsの目標15「陸の豊かさを守ろう」について詳しく解説します。

目標15「陸の豊かさを守ろう」は、陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止すること、つまり、陸の豊かさを守り、砂漠化を防いで、多様な生物が生きられる環境を守ることを目指しています。

陸の豊かさは、森林やそこに生息・生育する生きものの豊かさとイコールです。世界の森林面積は40.6億haで全陸地面積の31%を占め、森林は、私たちが生きていくために必要な酸素や水を生み出すだけでなく、生物多様性を守る上でも重要な役割を担っています(※1 2020年調査)。

森林には、樹木や草花などの多くの植物が生育しています。さらに、その植物の花や実を餌にしたり、樹の幹や土の中などをすみかにしたりしている動物が多く生息しています。その数は、陸地にすむ動植物種全体の3分の2以上にもなり、森林という空間で非常に密接で複雑な関係を築き上げています(※2)。

しかし、産業の発達や都市化、農地など土地利用の転換、違法伐採などさまざまな理由によって、毎年330万haの森林が減少を続けています(※3 2016年調査)。このままでは多くの生きものたちのすむ場所がなくなってしまいます。現在、世界では絶滅の危機に瀕している野生生物は3万5765種にのぼると報告されています。人間の活動により、世界のあらゆるところで生態系は危機にさらされているのです(※4 2020年調査)。

陸地の豊かさを取り戻すためには、森を守り育て、再生することが重要になります。そして、生態系を乱さないよう、野生の生きものたちがすめる環境を作ることも必要です。

このような背景から、SDGsの目標15は設定されました。

ここまでをグラレコっぽく解説!

生態系のバランスを保つために

日本の国土の70%近くは森林で覆われており、そこには多様な生きものが生息しています。しかし、近年、開発や気候変動、外来種の流入などでそのバランスが崩れ、本来の生態系に大きなダメージを与えています。

野鳥は、自然環境の変化に敏感です。人間には分からない環境の変化でも、羽のある野鳥はすぐに姿を消してしまいます。そんな「環境のバロメーター」とも言える野鳥をシンボルにし、サントリーは、1973年に野鳥が安心してすめる環境を守る「サントリーの愛鳥活動」を開始しました。1989年には、野鳥保護に取り組む団体を助成する公益信託「サントリー世界愛鳥基金」を創設し、絶滅危惧種をはじめ危機にさらされている、さまざまな野鳥を守る国内外の活動を応援しています。

また、サントリーは、2003年から「サントリー 天然水の森」という森林整備活動を行っています。この活動は、「水源涵養林としての高い機能を持った森林」「生物多様性に富んだ森林」「洪水・土砂災害などに強い森林」「CO2吸収力の高い森林」「豊かな自然と触れ合える美しい森林(次世代環境教育などのフィールドとして活用)」を整備目標としています。現在整備している森林は、15都府県21カ所、総面積は約12,000haにまで広がり(2021年7月時点)、”水と生命(いのち)の未来を守る”森づくりを行っています。

サントリーは、未来へつながる豊かな自然環境の実現を目指し、「天然水の森」や「愛鳥活動」などさまざまな環境活動に取り組んでいます。

ここまでをグラレコっぽく解説!

■「水と生きる@リアル」SDGsグラレコ風動画シリーズ

これまで公開した「目標6」「目標12」「目標13」も、生態系を守る取り組みにつながっています。ぜひ、併せてご覧ください。

SDGs目標6「安全な水とトイレを世界に」についての解説はこちら →

SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」についての解説はこちら →

SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」についての解説はこちら →

私たちにもできる「SDGs」の取り組み

SDGs目標15「陸の豊かさを守ろう」に取り組むのは、国や企業だけではありません。私たち一人ひとりにも、できることはたくさんあります。

「自然の豊かさに触れる」「どんな環境にどんな生き物が暮らしているのか興味関心を持つ」「環境に配慮した商品を選ぶ(例えば、FSC®認証マーク)」など、身近なことから始めてみてはいかがでしょうか。こうした一人ひとりの小さな意識と行動が「SDGs」の目標達成のための大きな力となるでしょう。

◆FSC®認証マークとは

森林の環境や地域社会に配慮して作られた製品であることを示すマーク。
FSC®認証製品を選ぶこと、それは森を大切にすることにつながります。

FSC®認証マーク
【出典】
※1 国連食糧農業機関(FAO)「世界森林資源評価2020」
※2 環境省「森林の持つ大切な役割」
※3 環境省「森林と生きる」(2016)
※4 国際自然保護連合(IUCN)(2020)

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