サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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奨学金対象校「福島県立いわき海星高校」が甲子園出場決定

「サントリー・SCJ水産業復興奨学金」対象校のひとつである福島県立いわき海星高等学校硬式野球部が、第85回春の選抜高校野球大会に21世紀枠として出場が決定しました。津波の被害を受けながらも秋季県大会で2年連続の16強入りを果たした実績を評価されたものです。

同校は沿岸部に位置しているため、東日本大震災の津波の影響で校庭や校舎1階部分、体育館や実習棟などに大きな被害を受けました。津波で流された野球道具の寄付や、がれきの撤去などの支援を受けて野球を続けてきましたが、1階部分の上下水道や校庭は今なお使用することができないため、隣接した浜辺や応急処置をした実習棟内での練習を余儀なくされています。

いわき海星高校には、奨学金の受給者が90名在籍し、野球部にも4名が在籍。野球部員は選手16名、マネジャー2名と多くはありませんが、和気藹々とした雰囲気で練習に励んでいます。部員からは、「逆境を乗り越えたからこそ、精神面では負けない。温かい支援に応えるためにも、精一杯プレーして恩返し、元気で頑張っている姿を是非見て欲しい」とメッセージをいただきました。