サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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仙台市で、宮城MAXによる
「サントリー車椅子バスケ体験教室」開催

サントリーグループの東日本大震災復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、6月4日に宮城県仙台市の東北学院大学泉キャンパスにて、「サントリー車椅子バスケットボール体験教室」を開催しました。

当日は、公募で集まった子どもから大人まで約220名が参加。講師には、サントリーがオフィシャルパートナーとして応援しており、日本選手権8連覇を達成した日本一の車椅子バスケチーム「宮城MAX」の監督・選手・スタッフ13名を迎えました。

体験パートでは、選手からアドバイスを受けながら走行やシュート練習を行った後、選手とともにミニゲームに挑戦。慣れない車椅子の操作に悪戦苦闘しながらも、ゴールを目指し一生懸命にボールを追いかけていました。

トークセッションでは、日本代表候補の藤本怜央選手・豊島英選手から、「車椅子バスケを通じて、常に目標に挑戦することが楽しい。何かに挑戦すると必ず壁に直面するけれども、そういうときはなぜ挑戦するのかと初心に返ることが大切」「辛いときも常に目標を掲げて取り組んで乗り越えてきた」と震災の経験も交えて話がありました。岩佐義明監督・藤井新悟選手・佐藤聡選手からは、8連覇を達成できた理由について、「チームメイトに恵まれたことが大きい。優勝しても、一人ひとりの志が高く、もっと上を目指して挑戦できている」と熱く語られ、岩佐監督からも「チームを誇りに思う」とのコメントがあり、参加者も地元の強豪チームの話に熱心に耳を傾けていました。そして、選手たちの世界に向けて挑戦する決意には時折拍手が起こっていました。

体験教室の最後には、宮城MAXの選手同士のスペシャルマッチや、東北学院大学女子バスケ選手とのエキシビションマッチがあり、会場は大盛況のうちに幕を閉じました。

終了後、藤本選手からは「日本選手権まで本当に厳しい練習と試合を続けていたので、この場であらためてバスケの楽しさを再確認できた」、豊島選手からは「車椅子バスケは障がい者スポーツだが、皆さんがやっているようなスポーツとして日本一を目指しトレーニングを積んでいる。皆さんに車椅子バスケというスポーツがあるということを知っていただけて嬉しい。この経験を生かして、前に向かって挑戦しようという思いになってくれたら」とコメントがありました。
参加者からは「思っていたより難しかったけど楽しかった!」「宮城MAXのファンになった。これからは是非大会や試合を観戦したい」などの感想がありました。

サントリーグループは、「PASSION FOR CHALLENGE―ともに夢に挑もう―」を掲げ、引き続きアスリートに寄り添いながら、より多くの方にチャレンジド・スポーツに親しんでいただけるよう、さまざまな活動を展開していきます。

※参加いただいた「宮城MAX」の皆さま
岩佐義明監督・豊島英選手・藤本怜央選手・藤井新悟選手・佐藤聡選手・本田怜選手・加藤芳博選手・高橋浩則選手・向後寄夫選手・三浦秀幸選手・菅原志朗選手・高瀬聖奈選手・堀田望マネジャー