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社会と響きあう 文化・社会貢献

芸術・文化・学術活動

サントリーグループは、豊かな生活文化の発展に寄与するため、サントリー美術館、サントリーホールの運営をはじめとして、多様な文化貢献活動に取り組んでいます。
また人文・社会科学の学術研究助成や、生物有機化学の研究活動の推進も行っています。こうした活動を通じて、次代を担う国際的人材の育成も目指しています。

芸術・文化・学術の振興活動

公益財団法人 サントリー芸術財団

1961年開館のサントリー美術館と、創業70周年記念事業として1969年に設立された鳥井音楽財団(1978年にサントリー音楽財団に改称)。ほぼ半世紀にわたって芸術分野で積み重ねてきたこの2つの活動を、創業110周年記念事業として1つに束ねるとともに、21世紀にふさわしい新たなかたちに革新すべく、2009年に設立されたのが公益財団法人サントリー芸術財団です。
また、2012年4月よりサントリーホールの運営へと事業領域を拡大し、ユニークかつ多彩な事業を通じ、日本の音楽・美術のさらなる普及と発展への貢献を目指しています。

「公益財団法人 サントリー芸術財団」はこちら

サントリー美術館 ― 「美を結ぶ。美をひらく。」

サントリー美術館は「生活の中の美」を基本理念に1961年に開館、日本美術やガラスを中心とした企画展と作品の収集活動を展開しています。2007年3月には六本木の東京ミッドタウンに移転。ミュージアムメッセージ「美を結ぶ。美をひらく。」のもと、国宝1件、重要文化財15件をはじめとする約3,000件の収蔵品を核に多彩な企画展を展開し、日本人の“美への感性”を後世に継承していく活動を続けています。「都市の居間」をテーマに建築家・隈研吾氏によって設計された美術館には、ショップやカフェ、さまざまなプログラムを開催するホール、茶室なども整っています。

サントリー美術館写真

サントリー美術館

六本木移転10周年を記念して展覧会・講演会などを開催

2017年は六本木開館10周年記念展として、絵巻愛好者たちに焦点を当てた「絵巻マニア列伝」や国宝≪浮線綾螺鈿蒔絵手箱≫を修復後初めて展示した「神の宝の玉手箱」、狩野派を確立した元信の初回顧展「天下を治めた絵師 狩野元信」、ヨーロッパ磁器最高峰の一つ、セーヴルの挑戦の歴史を紹介した「セーヴル、創造の300年」など、サントリー美術館ならではの5つの企画展を開催しました。
また、美術ファンだけでなく多くの皆さんに広く作品の楽しみ方を伝えることを目的に、さまざまな業界の第一線で活躍されている著名人と学芸員との対談形式による「プレミアムトークシリーズ」を開催し、いずれも人気を博しました。
漆芸作家 室瀬和美氏、金工作家 大角幸枝氏など重要無形文化財保持者(人間国宝)をはじめとする伝統工芸作家が指導する工芸ワークショップ「おもしろびじゅつ教室」では、こどもから大人まで、日本の伝統工芸の素晴らしさや、ものづくりの楽しさを体感していただきました。

  • 国宝≪浮線綾螺鈿蒔絵手箱≫

  • 「狩野元信」展 ポスター

サントリー美術館ほか六本木界隈のアート情報をまとめた英語情報誌「Art & About Roppongi」の発行や、すべての展覧会で英語イヤホンガイドの貸し出しを行うほか、2017年には、英語による工芸ワークショップ「おもしろびじゅつ教室」の開催など、海外からのお客様にも楽しんでいただける取り組みも行っています。

  • 英語情報誌「Art & About Roppongi」

  • 英語による「おもしろびじゅつ教室」

「サントリー美術館」はこちら

サントリーホール ― 世界一美しい響きをめざして

サントリーホールは、1986年に東京初のコンサート専用ホールとして開館しました。偉大な指揮者である故カラヤン氏に「音の宝石箱」と評されたヴィンヤード形式の大ホールと、ブルーローズ(小ホール)の2つのホールで、国内外の一流アーティストによる演奏が繰り広げられています。毎年、年間約600を超える公演に、約60万人のお客様が来場されています。

サントリーホール写真

サントリーホール

開館30周年後の大改修でユニバーサルデザインを推進

2016年10月12日に開館30周年を迎えたサントリーホールでは、2017年2月から8月まで休館し、大規模改修を行いました。“世界一の美しい響き”を大切にしながら、高齢者の方、障がいをお持ちの方にも楽しんでいただけるように段差なく客席までアプローチできるエントランスの増設、ホワイエから1階大ホールに移動しやすいスロープや多目的化粧室の増設など、ユニバーサルデザインを推進しています。
またリニューアルオープン直前には、サントリーグループの従業員が参加して、避難訓練付きコンサートを開催しました。安全管理の面でも、「世界一」を目指しています。

避難訓練付きコンサートの様子

開館から現在までの公演アーカイブが完成

開館時から現在までの公演情報をWEBサイト上で検索できる「サントリーホール公演アーカイブ」が完成、これまでサントリーホールで展開された数々の名演の歴史が検索できるようになりました。

WEBサイトでは、開館30周年に寄せて、70人を超える世界的なアーティストから送られたメッセージも紹介されています。

  • 30周年記念ガラ・コンサートカーテンコール

  • 30周年に寄せられた世界中のアーティストからのメッセージ

「サントリーホール」はこちら

「サントリーホール開館30周年記念メッセージ」はこちら

音楽事業 ― 音楽振興のための先進的な取り組み

日本における洋楽の発展に寄与するため、優れた業績をあげた個人または団体を顕彰する「サントリー音楽賞」や、チャレンジ精神に満ちた公演に贈られる「佐治敬三賞」、日本人の新進作曲家の優れた作品を公開選考会で選ぶ「芥川作曲賞」の贈呈、「日本人作曲作品」の紹介やコンサート助成など幅広い活動を展開しています。また、2014年からは、世界的文化遺産である弦楽器名器の保全と、貸与活動を通した音楽家の育成を目的として、財団所蔵楽器を中高生に無償貸与する「サントリー芸術財団名器特別賞」や若手演奏家向け貸与を新たにスタートしました。

「サントリー音楽賞」「佐治敬三賞」
贈賞式

3つの音楽フェスティバルを開催

2017年は大規模改修のため、9月のリニューアルオープン後に、3つのフェスティバルを行いました。
ブルーローズ(小ホール)の親密な空間で室内楽本来の楽しみを伝える「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン」。
最先端の音楽を紹介する「サマーフェスティバル」は、2013年から新たに年毎のプロデューサーが現代の名曲の数々や多彩でチャレンジングなステージをお届けしています。芸術の秋を華やかに彩るクラシック音楽の祭典「サントリーホール・フェスティバル」には、世界中のトップ・アーティストが集いました。

  • サントリーホール
    チェンバーミュージック・ガーデン2017

  • サントリー
    サマーフェスティバル2017

  • サントリーホール・フェスティバル2017
    ネルソンス指揮「ボストン交響楽団」演奏会

ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金

サントリー芸術財団はサントリーホールディングスとともに、被災地はもとより日本全国に活力を与えることを目的として、「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」の活動を行っています。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と協働で音楽活動の助成や被災地での「こどもたちのためのコンサート」やジュニアオーケストラの指導、献奏など、多くの活動を展開しています。2017年は熊本地震復興支援として、熊本でも、ウィーン・フィルメンバーによる献奏を行いました。

  • ウィーン・フィル&サントリー
    音楽復興基金献奏(熊本市)

「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」はこちら

「音楽事業」はこちら

公益財団法人 サントリー文化財団

創業80周年を記念し、社会科学・人文科学分野の研究活動や、日本の地域文化の向上に貢献するために、1979年に設立されました。「サントリー学芸賞」や「サントリー地域文化賞」の贈呈、社会・人文科学や地域文化に関する研究や海外出版への助成、財団自ら実施する調査研究など、さまざまな活動に取り組んでいます。
近年では若手研究者の支援に注力し、「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」「若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成(鳥井フェロー)」「外国人若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成(サントリーフェロー)」などのプログラムを充実させています。
「サントリー学芸賞」の受賞者は「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」4部門で、2017年までに329名を数え、それぞれの分野で第一人者として活躍されています。また「サントリー地域文化賞」の受賞団体は2017年に全国全都道府県209件におよんでいます。

  • 「サントリー学芸賞」贈呈式

  • 「サントリー地域文化賞」贈呈式

  • 「若手研究者のための
    チャレンジ研究助成」報告会

「公益財団法人 サントリー文化財団」はこちら

公益財団法人 サントリー生命科学財団

サントリー生命科学財団は、国民の健康と栄養の向上を目的に、財団法人食品化学研究所として1946年に設立、1979年に財団法人サントリー生物有機科学研究所への名称変更を経て、生命科学と有機化学の融合領域である生物有機科学を基盤とする研究活動と学術振興を推進し、大学教授など、第一線で活躍するの研究者を輩出してきました。
自らの研究所を「構造生物学」「有機化学」「分子生物学」の異分野融合拠点として位置付け、大学などの研究機関との共同研究を推進しながら「分子を中心に据えた生命現象のメカニズムの解明」を目指した研究活動に取り組んでいます。また、大学などの研究を支援する解析センター事業、若手研究者への研究助成、大学院生への奨学金、学術集会助成などの研究奨励助成事業、ならびに大学院連携講座の開設による研究・教育支援、博士客員研究員制度などの研究人材育成事業を行っています。

  • 財団の歴史を紹介する展示

  • 800MHz超伝導核磁気共鳴分析装置

最近、ゴマの健康成分「セサミン」とともにゴマ種子に含まれる抗酸化物質「セサモリン」および「セサミノール」の生合成酵素遺伝子を世界で初めて発見しました。また、葉の縁の凸凹の形を制御する遺伝子を明らかにしました。これらの他、多くの研究成果が著名な学術論文に掲載されています。

  • 撮影:株式会社トミカラー

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サントリー1万人の第九

ともに「歌う」歓びを広げる「サントリー1万人の第九」

1983年、大阪城ホールのオープニング記念イベントとしてスタートし、2017年で35回目を迎えた「サントリー1万人の第九」。サントリーグループは、師走の風物詩である本コンサートに第1回から協賛しています。
1万人がともに「歌う」歓びやクラシック音楽の素晴らしさを感じられる機会として、レッスン会場を拡大し、小学生からシルバー世代まで幅広い年代の方々が参加するなど、地域を越え、世代を超え、ますます広がりをもったイベントとなっています。
また東日本大震災復興支援活動の一環として、2011~2013年は東北会場を設け、大阪城ホールと中継を結んで開催し、2014年には、岩手県・宮城県・福島県から150名を大阪城ホールへご招待しました。

サントリー1万人の第九

「サントリー1万人の第九」はこちら

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