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Suntory PepsiCo Vietnam Beverage Co., Ltd.

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジ

  • 本社所在地
    Sheraton Saigon Hotel & Towers, 88 Dong Khoi Street, Ben Nghe Ward, District 1 Ho Chi Minh City, Vietnam
  • 事業内容
    清涼飲料の製造・販売
  • ホームページ

会社概要・理念

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジ(SPVB)は、2013年4月にペプシコとサントリーホールディングスの間で戦略的パートナーシップに基づいて結ばれた100%出資の外資系企業で、ベトナムのホーチミン市1区ドンコイ通り88のシェラトンホテル5Fに本社があります。「やってみなはれ」と「利益三分主義」の理念を基に、持続的な発展目標、従業員やビジネスパートナーへの還元、事業を展開する地域へのコミュニティ貢献を行っていきます。

品質保証

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジの品質と安全品質方針は、ベトナムの法規とサントリー、ペプシコ、ペプシ・リプトンの各グループが規定した基準に沿っています。また、全工場がFSSC22000認証を取得済みです。さらに、AIB(国際検査統合基準)監査が全事業所で実施されているほか、営業チームは特殊なツールを用いて品質に関する情報をお客様に提供しています。

お客様との関わり

お客様対応

お客様満足は最優先事項であり、お客様からのご意見やご要望を募るホットラインが設置されています。お客様のご意見は定性調査の重要な部分を占めており、サービスの強化とともに、きめ細かいマーケティング活動や満足度の向上に役立てられています。また、近年営業チームは、お客様がディスプレイを好ましいと思うほど販売量が増えるという結論にいたりました。この発見によりその後、実際の現場で営業スタッフによって冷蔵ディスプレイと商品棚にSPVBの主要商品を並べるという指標ができました。さらに、営業チームは、ポスターなどのディスプレイで商品がアピールされているかを確認することが必須となりました。

綺麗に並べられた冷蔵ディスプレイおよび商品棚

健康への貢献

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、ペプシ、7UP、マウンテンデュー、Sting、Mirinda、Aquafina、リプトン、Revive、トロピカーナ、Twister、Tea Plusなど多彩なブランドを提供しています。ベトナムのお客様に、脂肪の吸収を抑えるOolong TEA Plusといった健康的な飲料の選択肢を増やし、健康に貢献する商品を提供すべく、商品の栄養価の改善に真摯に取り組んでいます。

TEA+ Oolong Tea

TEA+ Oolong Teaは、2013年にベトナムで発売された、ベトナムで先駆けとなる商品です。日本で30年以上愛されているサントリー烏龍茶の開発で培った技術を使用しています。すっきりとした美味しさのTEA+ Oolong Teaには烏龍茶の葉に含まれるOTPPが入っており、お客様に美味しく、烏龍茶の風味を残したまま、より健康的なライフスタイルを実現する飲料です。発売から6年がたち、TEA+は今やホーチミン市で1番人気のモダントレード飲料となりました。今後2年で、南部でも1番人気を目指しています。

TTEA+ Oolong Lemon

TEA+ Oolong Lemonは、烏龍茶とレモンの風味が混ざった特徴的な飲料で、2018年に発売されたベトナムで初めての商品です。リフレッシングな味とレモンのおいしさを提供するともに、烏龍茶の成分であるOTPPで脂肪の吸収を抑えて健康的なライフスタイルをサポートしています。日本で30年以上愛されている一番人気※のサントリー烏龍茶の開発で培った技術を使用しています。

TEA+ Oolong No Sugar

将来ベトナムにおける健康志向の上昇による砂糖摂取を抑えるトレンドを予測し、2019年にTEA+ Oolong No Sugarを発売しました。この新しいテイストは、TEA+ Oolong OTPPの脂肪吸収を抑える効果とウーロン茶の味と香りを無糖で提供しています。さらに、日本で培ったノウハウで、健康志向、高級感、味でTEA+ブランドをさらに高めています。この新しいテイストは、ベトナム中のモダントレードで提供されています。

TEA+ Matcha

TEA+ Matchaは、新しいTEA+ブランドの飲料で、2016年にベトナムで発売されました。しっかりとしたお茶の味と独自の先端技術により抽出されたテアニンが含まれたTEA+ Matcha は、飲む人をリラックスさせるリフレッシングな飲料です。TEA+ Matchaで日々をリラックスした楽しい毎日に。

  • 2017年Euromonitor調べ。日本のRTDにおけるブランドシェア基準

ビジネスパートナーとの関わり

ビジネスパートナーとの協業

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、すべてのビジネスパートナーと公平に接し、尊重しています。ジョイント・ベンチャーとして発足以来、サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは多くのビジネスパートナーやサプライヤーと苦楽を共に邁進してきました。いくつかのビジネスパートナーとは、ペプシコがベトナムで事業を始めた25年前から協力関係にあります。サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジとしても、ビジネスパートナーの貢献・協力には感謝しきれません。

自然と響きあう
~環境~

環境への取り組み

環境マネジメント

すべてのSPVBの工場がISO14001認証を取得するとともに、ベトナムの法規制に完全に準拠しています。2020年は、6つの監査が行われました。

当社は、環境の持続可能性を測る重要業績評価指標(KPI)を立て、水の使用量とエネルギー消費量削減目標の管理をしています。KPIの数値は製造会議で毎週検討・見直しを行っています。当社の2019年の削減目標に対するKPIの達成度は以下のとおりです。

2019年の目標と実績

水の保全

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、水の保全について方針と目標を掲げています。水の使用量および排水量の削減に向け、処理工程、ボトル洗浄、定置洗浄(CIP)での水の再利用にも取り組んでいます。
ドンナイ工場とクアンナム工場では、処理水をガーデニングや内部の清掃用に再利用しています。
水の流量を解析し、集中して管理するポイントを特定しています。

気候変動

当社工場では、エネルギー使用量とCO2排出量を計測し、それらの削減に取り組んでいます。取り組みの例として、熱回収やモーター、ポンプ、エアコンで蛍光表示管を使用、省エネ照明、オフィスでの自動タイマー使用、ブロワーにエコオーブンの使用などを行っています。

さらに、以下のような最新の技術を導入してCO2排出量を削減しています。

  1. 1.
    2018年に、カントー工場のボイラーをバイオマスボイラーに変更し、2019年にクアンナム工場、2020年にクアンナム工場のものも交換。
  2. 2.
    2015年のバクニン工場と、2020年完成予定のドンナイ工場(1MWH)の太陽光発電プロジェクト。このプロジェクトを継続し、ドンナイ工場を4MWH、クアンナム工場を3MWH、バクニンを3MWHまで拡張いたします。
  3. 3.
    蛍光表示管の導入やすべてのパイプと設備での熱回収などの運営・システムを改善し、省エネを推進する多くの小規模プロジェクト。

CO2排出の削減できる項目を特定するために、2020年に温暖化ガス削減の監査を行いました。CO2削減の目標として、2015年を基準に2030年までに25%削減することを目標とし、CO2排出量を集計するシステムを構築しています。

省資源

当社の工場では、廃棄物削減とリサイクル率向上を目標として、固形廃棄物の発生率およびリサイクル率を測定しています。当社は、3R活動(リデュース、リユース、リサイクル)を徹底することの重要性を認識しています。資源を節約し、輸送時の消費エネルギーを削減するために、より軽量な容器包装を開発し(社内の生産・設計が連携して実施)、3Rを商品設計に取り入れています。また、ペットボトルのラベルの材質はPVCからOPPに、ガラスびんのラベルはPVCからACLラベルにそれぞれ変更し、環境負荷の低減と適切なリサイクルの推進につなげています。さらに工場では使用済み原料を回収し、再利用またはリサイクル用に第三者機関に売却しています。
ほかにも軽量化プロジェクトを推進して、破棄されるプラスチック量を減らし、環境への影響を削減しています。

汚染防止および化学物質管理

当社は、土壌・水・大気汚染を防ぐためのあらゆる法規制の遵守を徹底しています。全工場で環境影響評価を実施し、政府の承認を得ています。また、危険廃棄物管理システムを導入し、各事業所で適切な処理および廃棄を確実に実施するために、環境部門のリーダーを配置しています。
また、すべての工場の廃水処理プラントから排出される汚泥は回収され、以下のようにほかの目的に再利用しています。

  • バイオ肥料への添加物
  • レンガの素材の一部

また、汚泥は環境への影響を避けるため埋め立て処理をしていません。

  • 固形廃棄物管理

  • 廃水処理プラント

社会と響きあう
~文化・社会貢献~

地域社会との関わり

「利益三分主義」の考え方によるCSRは、SPVBの持続可能な成長戦略の中核です。SPVBでは、教育と環境の2つを中核としてベトナム全土のSPVBの従業員が支援し、実施する奉仕活動であるHelping HandsなどのCSR活動を行っています。

次世代環境教育「水育(みずいく):Mizuiku - I Love Clean Water プログラム」

水育は、サントリーが2004年に開始したプログラムで、2019年に15周年を迎えます。2015年にベトナムの北部で小学生に水資源保護に関する教育と、ベトナムの遠隔地に水のろ過システムを提供する活動を試験的に行いました。元々の活動内容をベトナムに合うように変えて、子どもたちの興味をそそる学びの場として再構築しました。

クアンナム工場で見学ツアーする生徒たち

2017年からは、サントリーグループとSPVBがYoung Pioneer Organizationとホーチミン中央教育審議会と協力し全国規模で展開するようになりました。
今では全国6校から90校へと規模を拡大し、25,000人の小学生が水源保護に関しての教育を受けています。また、15の衛生施設と53の水ろ過システムが設置され、きれいな水を34,500人以上の人に提供しています。2019年は、水育の一環として子ども向けの絵本を作成し、水のキャラクターを使った水資源保護に関する物語を伝えました。水育は、2017年から始まったベトナム全土の子どもを対象とした試験的な活動で、2019年も教育・訓練省及びホーチミン共産青年同盟の共同プロジェクトに参加しています。
2020年は、ベトナムにおける水育の6周年となり、全国展開から4年となります。今年は現在の90校に加え、新たにランソン、クアンナム、ドンナイ、ベンチェの省の計20校が参加します。今年は、パートナーや現地の自治体の協力によりベンチェの全小学校とハノイ、ホーチミン市の小学校のインターナショナルスクールに範囲を広げ、対象の生徒数を増やしました。また、グリーン・サマーに参加する学生ボランティア向けのeラーニングクラスを導入します。

ベトナムのベンチェの水育活動「私の町の川」に参加する生徒たち

「リサイクルデー:環境を守る」に参加する生徒たち

グリーン・サマー・キャンペーン

グリーン・サマー・キャンペーンは、生徒がボランティア活動に参加できるように毎年夏にVietnam National Union of Students(ベトナム全国学生連盟)が開催するキャンペーンです。
全国から多数のボランティアの参加が参加し、地方の道路、橋、授産所の建設や修復、交通安全活動への参加、都市部でのコミュニケーション活動、大学受験支援などの活動を通じて、社会への貢献が効果的に行われました。近年のグリーン・サマー・キャンペーンの活動ハイライトは以下になります。

  • ホーチミン共産青年同盟と3年間(2018~2020年)の戦略的パートナーシップを結束し、プラスチックのリサイクル活動における従業な政府機関パートナーとなった。
  • SPVBのベトナムの青少年に対する貢献をホーチミン共産青年同盟に表彰された。
  • 2018年にロンアンと2019年にバックカンのグリーン・サマー・キャンペーンの全国キックオフイベントに5,000人以上が参加。
    • 8省で19の水処理施設(クアンナム、ベンチェ、ハザン、ランソン、クアンニン、ハイフォン、クアンチ、ビンディン)
    • 9のスポーツ用具と12の遊び場(バクニン、ハノイ、ホーチミン市、ダナン、カントー、カマウ)
    • 5省で開催した5つのビーチ清掃イベントでは、参加する従業員やお客様が230人以上増え、1000人以上のボランティアが参加し、8.5トンのゴミを清掃しました。(ハイフォン、クアンニン、ビンディン、クアンナム、ベンチェ

ホーチミン共産青年同盟の一等書記官Le Quoc Phongから賞状を受け取る元CEO & GD

クアンナムのビーチ清掃イベント2019

多くの活動に参加するSPVBとREVIVEのボランティア

Helping Hands ヘルピング・ハンズ

Helping Handsは、従業員ボランティアと募金プログラムであり、従業員に地域社会をはじめ地球全体を支援する機会をもたらすものです。このプログラムは、SPVBのコアバリューを向上し、企業風土を構築するとともに、事業と社会の両方の持続可能な成長に対する長期的なコミットメントと貢献に従業員の参加を促すため、2011年8月に立ち上げられました。従業員により集められた募金は、マッチング募金として会社も同額を寄付いたします。また、このプログラムは、従業員、地域社会、事業のすべてに対して、良い基盤になっています。2011年以降、10の「Helping Hands委員会」が組織され、5,000名以上のボランティアにより、18,000人/時間のボランティア活動が行われ、約84億VNDを使用し、山岳地域の児童向けに3つの学校、3つの家屋、3つの図書館を建設、数千名の奨学金、1,600件の眼科手術支援、公的施設の障がい者や高齢者に対するギフト贈与など、110のHHプログラムが開始されています。

バクニン工場とハノイ営業所のヘルピングハンズ委員会がソンラ(北ベトナムの山岳地)に設立した学校

ダナン眼科病院の恵まれない患者たちに笑顔と贈り物を提供(クアンナム工場のヘルピングハンズ)

教育 – DYNAMICコンテスト

才能のあるベトナムの若者に、国内外の人々との交流や学習の機会を行えるチャンスを提供するため、SPVBは長期にわたりあらゆるリソースを活用してきました。
SPVBは、過去23年、「DYNAMIC - 未来の事業家」コンテストに参加しており、2017年からは新しく生徒たちが起業のアイデアの発案をするコンテストをホーチミン市経済大学と協賛しています。

  • 参加する大学数の増加:全国14校が参加
  • 4地域、7大学の2,000人以上の学生がDYNAMICキックオフイベント2019に参加
  • 営業・財務・マーケティング部による合同機能性トレーニング等の部門間で協力した貢献活動

ペプシコベトナムの副社長及びセールス担当のMai Quang Vinhのトークショウ

SPVBのマーケティング担当専務取締役Nguyen Xuan Linh Trangによるマーケティング研修

Blocky (UEH): Dynamic 2019優勝チーム

シンガポールのSBFAオフィスを訪問するDynamic 2019優勝チームのベトナムの学生たち

SPVBゴルフ大会

SPVBゴルフ大会は2001年に組織された、会社の成功に助力したビジネスパートナーや友人に感謝を伝えるためのイベントです。2007年からは、貧困に苦しむ人を支援する目的の募金イベントとして組織されており、今年で16年目を迎えます。毎年開催されるSPVBフレンドシップチャレンジ・ゴルフ大会は、大事なお客様、ビジネスパートナー、友人、そして地域に感謝を伝えるとともに、利益を共有するイベントです。2007年から2015年の間に本大会で集めた募金は、380の心臓手術、40の奨学金、数千の孤児院の子どもたちやお年寄りへの新年祭の贈り物、30人の優れた障がい者スポーツ選手の支援、6つの医療施設、28戸の家、4つの保育園と2つの医療施設の建設に使われました。2016年と2017年だけでも17億ベトナムドル近くを集め、5つの学校とベンチェ省の島地域の6箇所に浄水施設を建設して、4,000人の地域住民と子どもたちにきれいな水を提供、また74の水ろ過フィルターを提供し、7つの学校の生徒1,600人と、毎年ロンアン省タンチュ県の2つの医療施設で年間約7,000人の患者にきれいで安全な飲料水を提供しています

SPVBゴルフ大会2018と2019で、SPVBとホーチミン市のPoor Patient Sponsor Associationの協力で、28億ベトナムドルを超える募金を集め、同団体に寄付されます。この募金は、ベンチェ省の生徒たちに清浄な水を提供するプロジェクト「小学校にきれいな水を」に使われます。

2019年SPVBゴルフ大会にて、SPVBのJahanzeb Khan CEOが集めた募金をホーチミン市の
Poor Patient Sponsor Associationに贈与

従業員と響きあう
~ダイバーシティ経営~

従業員

多様性

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、現地採用と国内労働力の開発を推進しています。加えて、当社はダイバーシティを尊重し、従業員と経営層の啓発を行っています。経営における重要業績評価指標の一つは、女性の雇用比率です。この指標は、ベトナム全体で重要と考えられています。

人材開発

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、事業の成長に従業員の成長を継続的に支援することが不可欠であると考えています。
従業員がそれぞれの役割を果たし、事業に貢献するにはそれに伴った能力を得るために、リーダーシップトレーニング、一般スキル、専門スキル等のバランスのとれた教育を提供しています。毎年、60~70回のワークショップを開催し、1,700人以上がワークショップに参加しています。

ワークショップのほかにも、ランチで勉強、社内トレーナークラブ等を通して学び、知識を共有する機会を提供しています。
2015年7月からは、表彰制度を導入し、e-kudos(e-称賛)というオンラインで称賛する制度を導入しました。この取り組みは、ライン管理者と従業員に高く評価され、毎年約1,000件のe-kudosが贈られています。

社内トレーナークラブ

タワー・ワトソンが主催する、99%を超える回答率を得た2017年の健康調査では、SPVBは16のカテゴリー中、給料・福利、経営、事業効率、業績管理など8のカテゴリーでベトナム国内平均より高いスコアを記録しています。特に、調査の重要な要素であるサステナビリティへの参画のカテゴリーでは、ベトナム国内および飲料業界の平均を上回り、従業員の会社への帰属意識を表しています。

ワークライフバランス

健全なワークライフバランスを推進させるために、サントリー・ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、柔軟性のある勤務時間を管理職クラス以上に提供しています。フレックスタイムに加え、1歳未満の幼児を抱える女性従業員は育児のために勤務時間を短縮することができます。過度な残業を防ぎ、自宅勤務制度も取り入れています。さらに、SPVBではチーム構築やチーム旅行等のチーム活動の促進に加え、スポーツプログラム、健康食の日や健康な生活スタイル促進キャンペーンなどの健康増進活動を行い、従業員とその家族の意識を健康維持と予防的健康管理に向けるようにしています。

安全衛生

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジにとって、従業員の健康と安全は優先事項の一つです。2019年は、多数の安全に関するプロジェクトやプログラムを全工場とオフィスに導入しました。これらの取り組みにより、労働環境を改善するとともに、従業員の安全に対する意識や技術を向上させました。

1. 2019年安全キャンペーン

2019年2月に、営業部の全従業員が参加した2019年安全キャンペーンを立ち上げました。このイベントでは、ニアミスレポートや3人チームによる安全に関するチーム対抗戦等が行われます。全国大会の最終戦は11月にハノイで行われ、安全活動の節目として成功を収めました。

2. 営業部と本社の全社員向けディフェンシブドライビング教習プログラムと安全運転ワークショップ

ディフェンシブドライビング教習は、SPVBとホンダベトナムが導入する特殊な教習プログラムです。このプログラムは、従業員に安全運転、危険な状況への対処を教えるとともに、事故の回避や交通法遵守の意識を高める事を目的としています。2019年は、4月4日から8日の間に本社を含む全ての拠点で開催されました。

3. オンライン安全クイズプログラム

オンライン安全クイズプログラムは、従業員の安全に関する知識と意識を高めるために作成されました。2019年11月に営業部の全従業員を対象に行われ、全ての対象者が参加しました。

4. 代理店向け倉庫安全訓練プログラム

2019年5月から8月にかけてSPVBのを対象とした倉庫安全訓練プログラムを行い、代理店の倉庫の安全に対する知識と意識を高めました。品質保証、品質管理、広報、営業、安全衛生などの多くの部署が連携し、様々な実用的な知識をベトナム内の代理店に提供してします。

5. 従業員向け健康カウンセリングプログラム

このプログラムは、SPVBの従業員の健康にとって重要な取り組みです。実用的で重要な知識、アドバイスを営業部と本社の従業員に提供することを目的にしており、2回の実地開催とオンラインで行われています。11月と12月に全社の営業拠点で行われています。

6. Safety Deep Drive (SDD)

サントリーMONOZUKURI エキスパート(SME)の安全エキスパートは、安全に関する豊富な知識で作成した2019年のロードマップとアクションプランを通してSPVBをサポートしています。サントリーとSPVBの経営層のリーダーシップと管理により、改善点とサントリーの安全衛生システムとのすり合わせを行いました。主な目標は以下です:

  • トレーナー教育: EHSM teamチームが日本にあるサントリーのトレーニングセンターに行き、リスク分析、危険予知、安全に配慮した機械設計、見える化、コミュニケーションなどの教育を受けました。その後、学んだ内容をベトナムに戻りSPVBの工場で導入しました。
  • 現場活動: SMEとSBFがSPVBの5つの工場に訪問して現場を観察し、潜在的な危険や状態の関するフィードバックを行いました。
  • 工場のエンジニア向けの安全な機械設計の講習は、SMEがベトナムに訪問した際に行うだけでなく、工場長、EHSマネジャー、SHEQ専務、SPVB経営陣とSBFAが参加する毎月のSDDオンライン会議を通しても行われています。
7. 安全トーク

安全トークは、毎月生産マネジャーが開催する30分ほどの短いミーティングで、1つのトピックに関して話し合われます。2019年に全国安全衛生チームが発足したこの新しいプログラムは、従業員に安全に関する知識を簡単で覚えやすく伝えることを目的としています。徐々に安全意識を高め、安全を日々の業務の優先事項とさせるようにしています。簡単に従業員の活動に導入できるように、天気のようにみんな興味があり話しやすいトピックを優先しています。2019年9月に始まったこのプログラムは、毎月行われる定期イベントとなりました。グループや部署によっては、安全やその部署の状況に関しての報告を行っています。2019-2020年の年間スケジュールを従業員に伝えており、見本となるように活動する意識を高めています。

8. ニアミス

ニアミスは、少し状況が違うだけで事故などになってしまう予測ができないできごとです。多くの安全活動は受動的で、問題が発生してから再発防止の対策をとっています。ニアミスは、事故がおこる前に発生しますが、けがや破損などの被害が無い場合は対応されないことがほとんどです。
SPVBでは、従業員に危険な状態や行動を含む、ニアミスを報告することを推奨し、KPI(ミス/月)で管理しています。また、ニアミス報告の質を保証するため、ニアミスを量ではなく、95%以上のニアミスに対応するとしてKPIにしています。

ニアミスの報告は、従業員の安全を大幅に向上するとともに、会社全体の安全文化を高める取り組みだと認識しています。このように、些細な点でも報告をすることで、大きな事故を防げると考えております。

9. 現場リーダーシップ

現場リーダーシップは、工場のマネジメント層が現場の実態を把握するとともに、そこで働く従業員と接点をもつ日々の管理業務です。マネジメント層は、この活動を通して報告と実態が一致しているかを確認できるとともに、従業員との一体感を高めることができます。2019年は、SPVBのCEO、Exomや役員等のトップも参加しました。この活動は、安全規則を破りやすい夜間シフトでも行われています。危険な行動をとっていると即座に止められ、必要に応じて指摘を行います。これにより、会社の安全文化を高めています。この現場システムは、5つの工場に水平展開されています。

標準作業手順ベンチマークテスト

SPVBの標準作業システムを改善するために、SBFA、シンガポール、タイ、インドネシアなどにおけるサントリーの他工場の標準作業手順と照らし合わせて評価するベンチマークを全国安全衛生チームが作成しました。これは各国のグッドプラクティスや標準化に関して学ぶまたとない機会で、それぞれの長所を取り込むことができました。SPVBのトップマネジメントの後押しをうけ、それらの内容を従業員やビジネスパートナーに意識付けています。作業許可書、高所作業、ロックアウト・タグアウトなどの作業を中心としています。

10. 安全委員会議

SPVBでは、各委員の役割や責任を明確にした工場安全委員会を設置しています。委員は、工場と安全関連部門から構成されています。工場長が議題を詰める本会議は毎月開催され、前回からの持ち越し議題、法令順守、安全衛生KPI、危険な行動や労働環境、改善点、改善案などに関して話し合われます。
他にも、SBFAとSPVBのトップマネジメントにより構成される安全方針委員会も行われ、全工場の安全文化の現状を検証しています。

11. 安全訓練

安全訓練は、安全文化を定着させる上でとても大切です。安全訓練コースが法令で要求されており、訓練や分析を通して学ぶ機会となっております。SPVBでは18のトピックスを設定しており、教育資料も作成しています。また、全国安全衛生チームが、トピックスと職種の安全訓練システムを作成しています。このシステムにより、34のコース、期間、トレーナー、資料を各職種向けに用意しています。このような明確なガイドラインとシステムにより、教育をしやすくなっています。

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