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Suntory PepsiCo Vietnam Beverage Co., Ltd.

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジ

  • 本社所在地
    Sheraton Saigon Hotel & Towers, 88 Dong Khoi Street, Ben Nghe Ward, District 1 Ho Chi Minh City, Vietnam
  • 事業内容
    清涼飲料の製造・販売
  • ホームページ

会社概要・理念

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジ(SPVB)は、2013年4月にペプシコとサントリーホールディングスの間で戦略的パートナーシップに基づいて結ばれた100%出資の外資系企業で、ベトナムのホーチミン市1区ドンコイ通り88のシェラトンホテル5Fに本社があります。「やってみなはれ」と「利益三分主義」の理念を基に、持続的な発展目標、従業員やビジネスパートナーへの還元、事業を展開する地域へのコミュニティ貢献を行っています。

品質保証

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジの品質と安全品質方針は、サントリー、ペプシコ、ペプシリプトンの各グループやベトナム政府が定めた基準に準拠しています。また、全工場がFSSC22000認証を取得済みです。さらに、AIB(国際検査統合基準)に関連する検査を全拠点で実施しており、営業チームには品質に関する情報をお客様に伝えるための特別なツールを提供しています。

お客様との関わり

お客様対応

お客様の満足を第一に考え、お客様からのご意見やご要望をお聞きするためのホットラインを設置しています。お客様の声は、サービスの強化とともに、きめ細かいマーケティング活動や満足度の向上に役立てられています。近年、SPVBの営業チームは、「消費者が店舗のディスプレイに魅力を感じれば、それに比例して販売量も増える」という結論を導き出しました。この発見によりその後、実際の現場で営業スタッフによって冷蔵ディスプレイと商品棚にSPVBの主要商品を並べるという指標ができました。さらに、営業チームは、ポスターなどのディスプレイで商品がアピールされているかを確認することが必須となりました。

綺麗に並べられた冷蔵ディスプレイおよび商品棚

健康への貢献

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、ペプシ、7UP、マウンテンデュー、Sting、Mirinda、Aquafina、リプトン、Revive、トロピカーナ、Twister、Tea Plusなど多彩なブランドを提供しています。ベトナムのお客様に、脂肪の吸収を抑えるOolong TEA Plusといった健康的な飲料の選択肢を増やし、健康に貢献する商品を提供すべく、商品の栄養価の改善に真摯に取り組んでいます。

TEA+ Oolong Tea

2013年にベトナムで発売されたTEA+ Oolong Teaは、ベトナムで先駆けとなる商品です。日本で30年以上愛されているサントリー烏龍茶の開発で培った技術を活かして作られたお茶です。ウーロン茶葉から抽出した脂肪吸収抑制効果のある天然成分「OTPP」を配合し、すっきりとしたおいしさを実現しました。烏龍茶に含まれるOTPPを最大限に抽出することで、烏龍茶のおいしさや花の香りはそのままに、より健康的な生活を提案します。発売から6年が経過し、TEA+は今やホーチミン市で1番人気の飲料となりました。今後2年で、南部でも1番人気を目指しています。

TTEA+ Oolong Lemon

TEA+ Oolong Lemonは、烏龍茶とレモンの風味が混ざった特徴的な飲料で、2018年にベトナム市場初の商品として発売されました。リフレッシングな味とレモンのおいしさを提供するともに、烏龍茶の成分であるOTPPで脂肪の吸収を抑えて健康的なライフスタイルをサポートしています。日本で30年以上愛されているサントリー烏龍茶の開発で培った技術を活かして作られました。

TEA+ Oolong No Sugar

ベトナムの消費者が糖分の摂取を控える傾向にあることから、ベトナムではヘルス&ウェルネスがトレンドになっていることを予測し、2019年にTEA+ Oolong No Sugarを発売しました。この新しいテイストは、TEA+ Oolong OTPPの脂肪吸収を抑える効果とウーロン茶の味と香りを無糖で提供しています。さらに、日本で培ったノウハウで、健康志向、高級感、味でTEA+ブランドをさらに高めています。

TEA+ Matcha

TEA+ Matchaは、新しいTEA+ブランドの飲料で、2016年にベトナムで発売されました。しっかりとしたお茶の味と独自の先端技術により抽出されたテアニンが含まれたTEA+ Matcha は、飲む人をリラックスさせるリフレッシングな飲料です。TEA+ Matchaで日々をリラックスした楽しい毎日に。

GOOD MOOD –付加価値飲料水

Good Moodは、2019年4月にベトナムで発売され、付加価値飲料水という新しいカテゴリーを確立しました。オレンジ果実エキス入りとヨーグルト入りの2種類があり、お客さまに美味しい水分補給の選択肢を提供しています。Good Moodは、保存料や着色料が含まれないより健康的な飲料なため、安心して楽しむことができます。自然な味とビタミンやミネラルが添加されたGood Mood は、日々の水分補給にぴったりです。

ビジネスパートナーとの関わり

ビジネスパートナーとの協業

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、すべてのビジネスパートナーと公平に接し、尊重しています。ジョイント・ベンチャーとして発足以来、サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは多くのビジネスパートナーやサプライヤーと苦楽を共に邁進してきました。いくつかのビジネスパートナーとは、ペプシコがベトナムで事業を始めた27年前から協力関係にあります。サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジとしても、ビジネスパートナーの貢献・協力には感謝しきれません。

自然と響きあう
~水、環境、サスティナブルパッケージ~

水と環境への取り組み

環境マネジメント

すべてのSPVBの工場がISO14001認証を取得するとともに、ベトナムの法規制に完全に準拠しています。2020年は6つの監査が行われましたが、どれも優れた結果を示し、否定的な指摘もありませんでした。

当社は、環境の持続可能性を測る重要業績評価指標(KPI)を立て、水の使用量とエネルギー消費量削減目標の管理をしています。KPIの数値は製造会議で毎週検討・見直しを行っています。当社の2019年の削減目標に対するKPIの達成度は以下のとおりです。

2020年の目標と実績

水の保全

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、水の保全についても方針と目標を掲げています。水の使用量および排水量の削減に向け、処理工程、ボトル洗浄、定置洗浄(CIP)での水の再利用にも取り組み、CIPサイクルの拡大するとともに、水使用量のKPIを導入して最適な技術の選択が可能となりました。
ドンナイ工場、クアンナム工場、カントー工場では、処理した排水をリサイクルして園芸や社内清掃に利用利用しています。地下水への影響を減らすとともに使用量を削減するため、5つの工場の内ドンナイ、クアンナム、ホクモンの工場で生産工程に市水を使っています。来年には、バクニン工場にも適用する予定です。カントー工場では、深井戸のライセンスが終了する2025年に適用する予定です。

気候変動

当社工場では、エネルギー使用量とCO2排出量を計測し、それらの削減に取り組んでいます。取り組みの例として、熱回収やモーター、ポンプ、エアコンで蛍光表示管を使用、省エネ照明、オフィスでの自動タイマー使用、ブロワーにエコオーブンの使用、小型ランプをLEDに変えることでの省エネ化、作業場に自然光を用いるなどを行っています。

さらに、以下のような最新の技術を導入してCO2排出量を削減しています。

  1. 1.
    2018年に、カントー工場のボイラーをバイオマスボイラーに変更し、2019年にクアンナム工場、2020年にバクニン工場のものも交換しました。
  2. 2.
    2015年のバクニン工場と、2020年完成予定のドンナイ工場(1MWH)の太陽光発電プロジェクト。このプロジェクトを継続し、ドンナイ工場を4MWH、クアンナム工場を3MWH、バクニン工場を3MWHまで拡張いたします。
  3. 3.
    蛍光表示管の導入やすべてのパイプと設備での熱回収などの運営・システムを改善し、省エネを推進する多くの小規模プロジェクト。

CO2排出の削減できる項目を特定するために、2020年に温暖化ガス削減の監査を行いました。CO2削減の目標として、2015年を基準に2030年までに25%削減することを目標とし、CO2排出量を集計するシステムを構築しています。

汚染防止および化学物質管理

当社は、土壌・水・大気汚染を防ぐためのあらゆる法規制の遵守を徹底しています。全工場で環境影響評価を実施し、政府の承認を得ています。また、危険廃棄物管理システムを導入し、各事業所で適切な処理および廃棄を確実に実施するために、環境部門のリーダーを配置しています。
また、すべての工場の廃水処理プラントから排出される汚泥は回収され、以下のように再利用しています。

  • バイオ肥料への添加剤として使用
  • レンガの素材の一部

また、汚泥は環境への影響を避けるため埋め立て処理をしていません。
廃棄物処理に関する最先端の技術を有する業者を見つけ業務契約を結ぶとともに、その処理工程を監督・評価することでリサイクルされる量を最大限にし、焼却量を減らしています。

  • 固形廃棄物管理

  • 廃水処理プラント

次世代環境教育「水育(Mizuiku - I Love Clean Water) プログラム」

水育は、サントリーが2004年に開始したプログラムで、2015年にベトナムの北部で小学生に水資源保護に関する教育と、ベトナムの遠隔地に水のろ過システムを提供する活動として試験的に開始しました。元々の日本の活動内容をベトナムに合うように変えて、子どもたちの興味をそそる学びの場として再構築しました。

バクニン工場で見学ツアーする生徒たち

2017年からは、サントリーグループとSPVBがCCYPO(Central Council of Ho Chi Minh Young Pioneer Organization)とVNUS(ベトナム全国学生連盟)と協力し全国規模で展開するようになりました。
今では全国6校から76校へと規模を拡大し、38,000人が水源保護に関しての教育を受けています。また、14の衛生施設と68の水ろ過システムが設置され、きれいな水を39,000人以上の人に提供しています。2019年は、水育の一環として子ども向けの絵本を作成し、水のキャラクターを使った水資源保護に関する物語を伝えました。水育は、2017年から始まったベトナム全土の子どもを対象とした試験的な活動で、2019年も教育・訓練省及びホーチミン共産青年同盟の共同プロジェクトに参加しています。
2021年は、ベトナムにおける水育の7周年となり、全国展開から5年となります。今年は現在の76校に加え、新たにランソン、クアンナム、ドンナイの省の計15校が参加します。
今後も、「I Love Clean Water」プログラムがベトナムの行政機関やマスコミの注目を集め、この実践的なプログラムがさらに他の地域や全国的に行われることを目指しています。

ベトナムのベンチェの水育活動「私の町の川」に参加する生徒たち

「リサイクルデー:水騎士が環境を守る」でリサイクル展を行うランソンの生徒たち

サスティナブルパッケージ

省資源

当社の工場では、廃棄物削減とリサイクル率向上を目標として、廃棄物の発生率およびリサイクル率を測定しています。当社は、3R活動(リデュース、リユース、リサイクル)を徹底することの重要性を認識しています。資源を節約し、輸送時の消費エネルギーを削減するために、より軽量な容器包装を開発し(社内の生産・設計が連携して実施)、3Rを商品設計に取り入れています。また、ペットボトルのラベルの材質はPVCからOPPに、ガラスびんのラベルはPVCからACLラベルにそれぞれ変更し、環境負荷の低減と適切なリサイクルの推進につなげています。さらに工場では使用済み原料を回収し、再利用またはリサイクル用に第三者機関に売却しています。
ほかにも軽量化プロジェクトを推進して、破棄されるプラスチック量を減らし、環境への影響を削減しています。

PROベトナム(Packaging Recycling Organization Vietnam)

PROベトナムの設立メンバーでもあるSPVBは、以下の目標を掲げています。

  • パッケージのリサイクルと分別に関する周知
  • パッケージ回収のエコサイクルの実現
  • 3Rに関して政府との協力
  • リサイクル関連取り組みのサポート

プラスチック容器リサイクルの取り組み

SPVB は、2020年からVNUSと協力してエコ煉瓦トイレを小学校に設置しています。エコ煉瓦は、砂、プラスチック袋チップ、PETボトルで作られています。1300人以上のボランティアが300日をかけて、9つのエコ煉瓦トイレをベトナムで初めて完成させました。これにより、以下のことを達成しています。

  • PETボトル、プラスチックごみ、ナイロンのリサイクル
  • 32,500本のPETボトルと270kgのプラスチック廃材のリサイクル
  • 建設費を25%削減
  • 小学校で水の衛生を確保

SPVBとVNUSが初のエコ煉瓦トイレの完成とタイグエン省で6つのプロジェクトを開始

ベトナムの海岸清掃に協力

SPVBは、VNUSと協力して、2019年から2020度にかけて10箇所での海岸清掃活動を行いました。その成果として、2500人近くの地元ボランティアとSPVB従業員により30トンものゴミを拾いしました。

ホーチミン市カンゾの海岸清掃活動

社会と響きあう
~文化・社会貢献~

社会貢献

SPVBは、社会貢献を通し、会社の成長とともに社会への還元と関わる人々に良い影響を与えるために邁進しています。コミュニティに還元できてこそ成功を収めることができたと考えており、還元することが私たちの感謝の気持ちを表すことでもあります。

グリーン・サマー・キャンペーン

グリーン・サマー・キャンペーンは、生徒がボランティア活動に参加できるように毎年夏にVietnam National Union of Students(ベトナム全国学生連盟)が開催するキャンペーンです。
全国から多数のボランティアの参加が参加し、地方の道路、橋、授産所の建設や修復、交通安全活動への参加、都市部でのコミュニケーション活動、大学受験支援などの活動を通じて、社会への貢献が行われました。2018年から2020年のグリーン・サマー・キャンペーンの活動ハイライトは以下になります。

  • 2018年にロンアン、2019年にバックカン、2020年にクアンビンのグリーン・サマー・キャンペーンの全国キックオフイベントに6,500人以上が参加。
  • 8省で19の水処理施設(クアンナム、ベンチェ、ハザン、ランソン、クアンニン、ハイフォン、クアンチ、ビンディン)
  • 25のスポーツ広場と遊び場(バクニン、ハノイ、ホーチミン市、ダナン、カントー、カマウ、フート)
  • 59.3万本の製品とT-シャツを13,300トン分ボランティアに提供

ダナンのスポーツ広場

全国で多くの活動に参加するSPVB製品とT-シャツを着るボランティアと生徒

Helping Hands ヘルピング・ハンズ

Helping Handsは、従業員ボランティアと募金プログラムであり、従業員に地域社会をはじめ地球全体を支援する機会をもたらすものです。このプログラムは、SPVBのコアバリューを向上し、企業風土を構築するとともに、事業と社会の両方の持続可能な成長に対する長期的なコミットメントと貢献に従業員の参加を促すため、2011年8月に立ち上げられました。従業員により集められた募金は、マッチング募金として会社も同額を寄付いたします。また、このプログラムは、従業員、地域社会、事業のすべてに対して、良い基盤になっています。2011年以降、10の「Helping Hands委員会」が組織され、約112億VNDを使用し、山岳や遠隔地域の児童向けに6つの学校、3つの家屋、3つの図書館を建設、数千名の奨学金、1,600件の眼科手術支援、公的施設の障がい者や高齢者に対するギフト贈与など、150のHHプログラムが開始されています。

ホクモン工場とダナン工場のヘルピングハンズ委員会がビンフオックの遠隔地に設立・改修した学校

コミュニティ・デーにSPVB従業員が2,000ベトナムドン分の食事を、ホーチミン市の恵まれない人々に提供

教育 – DYNAMICコンテスト

才能のあるベトナムの若者に、国内外の人々との交流や学習の機会を行えるチャンスを提供するため、SPVBは長期にわたりあらゆるリソースを活用してきました。
SPVBは、過去24年、「DYNAMIC - 未来の事業家」コンテストに参加しており、2017年からは新しく生徒たちが起業のアイデアの発案をするコンテストをホーチミン市経済大学と協賛しています。

  • 参加する大学数の増加:全国14校が参加
  • 4地域、7大学の2,000人以上の学生がDYNAMICキックオフイベント2019に参加
  • 営業・財務・マーケティング部による合同機能性トレーニング等の部門間で協力した貢献活動

ペプシコベトナムの副社長及びセールス担当のMai Quang Vinhのトークショウ

SPVBのマーケティング担当専務取締役Nguyen Xuan Linh Trangによるマーケティング研修

Blocky (UEH): Dynamic 2019優勝チーム

シンガポールのSBFAオフィスを訪問するDynamic 2019優勝チームのベトナムの学生たち

災害時コミュニティ支援

SPVBは、人が企業の発展の中心にあると考えており、社会貢献を通して人々の健康と生活水準を改善するコミュニティ支援を行っています。
SPVBは、過去27年間、ベトナム社会に還元を続けてきました。例えば、災害やパンデミック被害者に延べ数十万の商品の寄付、数百件の心臓手術支援、数千のTetギフトの寄付、奨学金の提供、医療、教育、清潔な水を提供する施設の建設などを全国で行ってきました。

塩水侵入対策支援
ベンチェ省のチャウタン区とビンダイ区の恵まれない4千世帯及び障がい者学校に4万リットルの水を寄付

新型コロナウイルス対策支援
2020年までに、10つの新型コロナウイルス対策に合計80億ベトナムドンを寄付

自然災害支援
2020年に、大雨に被害を受けた中部地方に5つの活動を通して合計44億ベトナムドンを寄付

SPVBゴルフ大会

SPVBゴルフ大会は2001年に組織された、会社の成功に助力したビジネスパートナーや友人に感謝を伝えるためのイベントです。2007年からは、貧困に苦しむ人を支援する目的の募金イベントとして組織されており、今年で16年目を迎えます。毎年開催されるSPVBフレンドシップチャレンジ・ゴルフ大会は、大事なお客様、ビジネスパートナー、友人、そして地域に感謝を伝えるとともに、利益を共有するイベントです。2007年から2015年の間に本大会で集めた募金は、380の心臓手術、40の奨学金、数千の孤児院の子どもたちやお年寄りへの新年祭の贈り物、30人の優れた障がい者スポーツ選手の支援、6つの医療施設、28戸の家、4つの保育園と2つの医療施設の建設に使われました。2016年と2017年だけでも17億ベトナムドン近くを集め、5つの学校とベンチェ省の島地域の6箇所に浄水施設を建設して、4,000人の地域住民と子どもたちにきれいな水を提供、また74の水ろ過フィルターを提供し、7つの学校の生徒1,600人と、毎年ロンアン省タンチュ県の2つの医療施設で年間約7,000人の患者にきれいで安全な飲料水を提供しています

SPVBゴルフ大会2018と2019で、SPVBとホーチミン市のPoor Patient Sponsor Associationの協力で、28億ベトナムドンを超える募金を集め、同団体に寄付されます。この募金は、ベンチェ省の生徒たちに清浄な水を提供するプロジェクト「小学校にきれいな水を」に使われます。
2020年は、トーナメント過去最高の17.8億ベトナムドンを集め、ホーチミン市のPoor Patient Sponsor Associationをとおして癌に苦しむ子どもたち寄付しました。

2020年のゴルフ大会で集めた17.8億ベトナムドンの募金をホーチミン市Poor Patient Sponsor AssociationのNguyen Van Ranh副会長に贈与

美しき文化の醸成

17年連続グエンフエ通り花祭りを支援し、ベトナム文化の保存に貢献しています

従業員と響きあう
~ダイバーシティ経営~

従業員

多様性

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、現地採用と国内労働力の開発を推進しています。加えて、当社はダイバーシティを尊重し、従業員と経営層の啓発を行っています。経営における重要業績評価指標の一つは、女性の雇用比率です。この指標は、ベトナム全体で重要と考えられています。

人材開発

サントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、事業の成長に従業員の成長を継続的に支援することが不可欠であると考えています。
従業員がそれぞれの役割を果たし、事業に貢献するにはそれに伴った能力を得るために、能力開発、販売教育、業務教育の3つの開発を中心とするリーダーシップトレーニング、一般スキル、専門スキル等のバランスのとれた教育を提供しています。

2018年初期に設立した販売教育チームは、多彩な教育プログラムと専門的な能力を取り組みにより、短期間でフロントオフィスもバックオフィスもノウハウの蓄積とビジネスパートナーの信頼を得ました。成功をおさめ、影響も大きかったプログラムとして、ASMアカデミー、セールスアップ、DCRリフレッシュ、土曜日学習&Fritalkなどがあげられます。

業務能力フレームワークの導入とあわせ、SPVB従業員の業務能力と各レベルで優れた業務チームを開発するための教育とロードマップの作成を目的とした業務能力開発チームを2020年に立ち上げました。業務能力開発チームの発足から半年間で、SVPB初となる業務能力評価フレームワークと作成と導入、全5工場の管理者向けのワークショップと評価項目の作成、教育分析と管理者能力向上計画の策定などを行いました。今後、業務能力開発チームは段階的評価フレームワークを技術者や作業者レベル向けに展開、新人研修プログラムの標準化、従業員教育マスタープランの作成を行っていきます。

ソフト面の教育では、能力開発チームが全国で毎年40から50のコースを提供しており、従業員に合計10,500時間の教育をおこなっています。一般向けとリーダーシップスキルの教育のみならず、能力差分析に基づいた各部署向けの専門的なワークショップも開催しています。

アジャイル開発の文化と、70:20:10の法則に基づいた積極的な自己啓発と成長の機会の醸成を目指しています。

  • 70 – 経験: 実務、部署間プロジェクト
  • 20 – 薫陶: 共有、ランチ学習、Fritalk、Protalks
  • 10 – 研修: 販売学習ポータルAMENA、新しいe-ラーニングポータルサントリー大学とLinkedInラーニング、実務トレーニング、図書館、柔軟な予算管理の最大化、DBA(Becoming Agile Learner)シリーズ、キャンペーン21により短期学習の推進、デジタル学習を通して知識の上書きの慣習化、社内トレーナークラブで共有の文化の醸成、ヘルピングハンズとシンクロした活動、アジャイル学習とサントリーの利益三分主義の精神の推進。ワークショップのほかにも、ランチで勉強、社内トレーナークラブ等を通して学び、知識を共有する機会を提供しています。

2015年7月からは、表彰制度を導入し、e-kudos(e-称賛)というオンラインで称賛する制度を導入しました。この取り組みは、ライン管理者と従業員に高く評価され、毎年約7,000件のe-kudosが贈られています。
タワー・ワトソンが主催する、97%を超える回答率を得た2019年の健康アンケートでは、SPVBは20のカテゴリー中、行動計画、革新性、コラボレーションなど20のカテゴリーでOHS 2017平均より高いスコアを記録しています。特に、調査の重要な要素であるサステナビリティへスコアは、OHS 2017よりも2点高い90点を獲得しました。グローバル飲料および食料業界の水準を上回り、従業員の会社への帰属意識を表しています。

ワークライフバランス

健全なワークライフバランスを推進させるために、サントリー・ペプシコ・ベトナム・ビバレッジは、柔軟性のある勤務時間を管理職クラス以上に提供しています。フレックスタイムに加え、1歳未満の幼児を抱える女性従業員は育児のために勤務時間を短縮することができます。過度な残業を防ぎ、自宅勤務制度も取り入れています。さらに、SPVBではチーム構築やチーム旅行等のチーム活動の促進に加え、スポーツプログラム、健康食の日や健康な生活スタイル促進キャンペーンなどの健康増進活動を行い、従業員とその家族の意識を健康維持と予防的健康管理に向けるようにしています。

安全衛生

SPVBにとって、全従業員、契約業者、訪問者の健康と安全は2020年の優先事項となりました。2020年3月に新しい安全衛生管理者のQuan Hong Ducの就任により、全ての安全衛生戦略、プログラム、取り組みが見直され、より明確な体系と指令がだされました。5つの達成すべき目標(人材育成、体系化、コンプライアンス、標準化、技術開発)に基づいた新しいビジョン、ミッション、方針により多数の安全に関するプロジェクトやプログラムを全国規模、工場規模及び各オフィスで導入しました。
これらの取り組みにより、労働環境を改善するとともに、従業員の安全に対する意識や技術を向上させました。

1. 安全衛生ビジョン:ミッション

SPVBで安全面の大きな変更のひとつとして、2020年8月31日に策定された安全に関するビジョンとミッションがあります。安全衛生役員の検討後に執行委員会とCEOの承認も得たSPVB初の安全衛生ビジョンとミッションは、安全関連の取り組みのベースと戦略の基準となります。SPVBは、工場、オフィス、社外で働く全ての従業員が、毎日無事に家に帰れることを目指しています。ショートカットや安全のための作業やシステムを避けてまで急ぐに値するものはありません。バイクに乗っている時に、スピード違反をしてまで急ぐ必要がある現場はありません。これは安全のためのみならず、家に帰って家族や大切な者との時間を余すところなく過ごすためでもあります。

毎日無事に家に帰ることだけがSPVBのビジョンではありません。執行委員会にとっての期待であり、各責任者に正しい慣行、しっかりした手順の開発、危険やリスクの排除、コンプライアンス遵守を要求するものです。従業員の努力と献身は、工場やオフィスから無事に帰宅した従業員に向けられる家族の笑顔と形で還元されます。毎日無事に家に帰ることは、SPVBの基本的価値観のひとつで、事業・業務における大原則でもあります。全員が一丸となって、SPVBで働くことの一部としていきます。

2021年の業務とサプライチェーンにおける安全目標は、コンプライアンスと規律です。ここ数年、特に2020年に、工場の安全を改善しました。2020年末には、全5工場と物流センターで、従業員、下請け、3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)の休業を伴う事故の件数をゼロに抑える事ができました。また、全5工場で器具のコンプライアンス評価を行うとともに、労働許可プログラムの導入、事故報告の文化も根付いてきました。

ただし、これらの進展は全従業員にとって心身ともに安全な職場を実現するまでの小さなステップでしかありません。まだ一部の従業員の危険な行動が見受けられます。コンプライアンスを違反している状態や、安全規定や手順に従っていないケースもあります。事故もまだ発生しています。このため、取締役会は、安全習慣、コンプライアンス、規律の推進を目指す2021年の安全目標を重視しています。これにより、しっかりとした基礎が作られ、安全性の向上につながると考えています。

コンプライアンスと規律の文化を醸成することで、安全基準の策定、安全慣行と基準への理解、業務中に安全基準を遵守し実行することの習慣化を目指しています。従業員が毎日無事に家に帰れるように、安全習慣のレベルを高め、より良い職場環境の実現を目指しています。

2. 5つの達成すべき目標

承認された安全衛生ビジョンとミッションは、達成すべき目標により、全国的、各工場での目標とプログラムとして明らかにされました。達成すべき目標は、人材育成、体系化、コンプライアンス、標準化、技術開発の5つの柱に分かれています。各柱でやるべきことが特定され、目標達成に向けたプログラムや責任者が定められています。5年後、10年後を見据えた長期的な戦略に基づいて安全習慣の定着を達成するためのプログラムの継続を可能としています。達成すべき目標のロードマップは以下になります。

  • -
    目標1 (人材育成): 経営層(ELSW)、従業員の安全衛生管理者の能力とスキル、業務管理者、ライン管理者、重要業務担当者、作業者に対する目標。
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    目標2 (体系化): 安全習慣、ISO 45001:2028、KPIの進捗、安全衛生管理SOPs、ガイドライン、データ分析と管理に関するシステム。
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    目標3 (コンプライアンス): 安全衛生の法的要求達成、重要機器の安全作業・タスク、12の安全ルール、業者の安全管理と安全衛生検査。
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    目標4 (標準化): 安全な手順、機器の安全設計、行動基準、設計とレイアウト、事故予防・対策などの表示管理システムの標準化。
  • -
    目標5 (技術開発): 安全習慣のオンライン調査、OHS Lawsoft、組織行動リスクマネジメント、オンライン報告システム、行動観察・監視プログラム、安全衛生オンライン管理システム
3. 安全衛生方針

2020年11月18日に新しい安全衛生方針が最高責任者であるCEOに承認されるまでは、工場ごとにそれぞれの工場長が承認をしていました。新しい方針では、経営層から全5工場の従業員に視覚的にも発信されました。この方針は、安全習慣を根付ける長期的な取り組みために達成すべき目標をまとめたものでもあります。これにより、困難や課題を乗り越え、改善を継続して行っていきます。

4. リーダーシップの強化

「従業員の意欲と安全を高めるのには何が一番いいか?」という疑問は、職場でリーダーシップをとるものにとって需要な課題です。SPVBでは、執行委員会、工場長、全国および各工場のEHSチームが参加するELSW(Executive Leadership Safety Workshop)にて成果、重点事項、次の年にも継続すべき重点活動、KPIの検討を行っています。これらを共有することで、安全対策に関する理解の向上と目標に向かって一丸となって進めることができます。ELSWは、リーダーシップの強化のため発足され、全5工場の工場長と全国EHSチームが参加するELSWレベル2(工場レベル)もオンライン形式で行われています。安全衛生に関する13の重点項目と7つのKPIに沿った取り組みが行われています。

5. 12の安全ルール

2020年に、全社的のルールとは別に、12の重大安全ルールがあることがわかりました。この混在により資料などで表記する際等に理解の齟齬が生じていました。これらの「安全ルール」を統一するため、12の安全ルールとして環境・労働安全と人事チームが協議のうえまとめ、全工場・施設に適応しました。12の安全ルールは、安全に基づいて考え、行動する時の基準となっています。

6. コンプライアンス評価

過去にボイラーの運転及びアンモニアと空気濃度のDOP標準が現地の基準を満たしていなかったことから学び、業界の専門家であるSOSHI(Ho Chi Minh City Science of Occupational Safety and Health Institute)による安全に関するコンプライアンス監査を行いました。この徹底した監査で、機器の不適切な設計やリスクのある作業、法令が定めた基準を満たしているか、違反が無いかの確認が行われます。この監査は、2020年に5つの工場で完了しており、2021年も継続して行われます。

7. 業務能力チームとの協力

OE(Operational Excellence)とOps Cap(Operations Capability)は、EHSを含む全ての業務レベルにおける従業員の能力とスキルを向上するためにNguyen Thi Ngoc Lanhが2020年に設立した機能です。全国労働安全衛生チームの責任者であるMac Dang ThemがEHSプロジェクトリーダーとして任命され、OE-OpsCap担当と協力して各レベルの能力・教育マトリックスの明確化を作成及び効果の確認を行いました。部門間の協力無くして優れた仕事はできないという事を証明しています。
また、各部門・レベルで必要となる中核および専門スキル等の洗い出しも行いました。2021の重点課題として、管理者、役員・監査レベルのスキルの構築があります。

  • -
    組織行動リスクマネジメント: EHS管理者向けに作られ、工場にも展開済み
  • -
    根本原因解析: HM工場とBN工場向けに作られ、他の工場にも展開中
8. 安全習慣アンケート

安全習慣とは、従業員が共有する様々な考えや価値と会社にあるリスクに基づいたものです。企業文化の一部として多様な形で体現されます。全従業員に対するアンケートは、安全習慣に関して確認する手段のひとつです。2020年7月に全5工場で行われ、全国EHSチームが確認し、各工場長に承認されました。2020年の全部門とサプライチェインの最終スコアは、Nguyen Duc Huy (EVP-Ops SC)、Dang Thanh Tan (EVP-Ops)、 工場長5人、ELSWメンバー38人(監査)により、2021年1月27日に確認されました。2021年の目標は52点に設定されており、全従業員がすべきこととそれぞれの責任を理解しています。

9. 安全トーク

安全トークは、毎月リーダーシップチームの生産マネジャーや経験豊かな従業員が開催する30分ほどの短いミーティングで、1つのトピックに関して話し合われます。2019年に全国安全衛生チームが発足したこの新しいプログラムは、2020年も従業員に安全に関する知識を簡単で覚えやすく伝えることを目的としています。徐々に安全意識を高め、安全を日々行う業務やその他の業務の優先事項とさせるようにしています。従業員にとって興味があり話しやすく、もっとも効果的なトピックを優先しています。このプログラムは、毎月行われる定期イベントとなり、どの従業員での行動で示すことを体現することを可能としています。

10. 全国EHS部の組織変更

2019年に、全国EHS部は品質管理部と合弁して品質管理・EHS部となりました。2020年には、全国安全衛生チームが品質管理・EHS部より分離しましたが、環境チームに関してはそのままで、工場のEHS部は問題解決、能力開発、他部署への助言等に取り組む時間がありませんでした。また、安全衛生及び環境の組織変更は急で、業務レベルの維持とその後の安全習慣に関する取り組みの推進がしきれていませんでした。正しくその役割と責任を果たし、適切な人事を行えるように全国EHSチームと工場のEHSチームの再組織化が2021年3月5日に承認されました。
EHSチームに環境が再び戻り、工場のEHS担当者は、EHS役員に報告をすることになります。全国EHSチームの各メンバーは、システム・基準、コンプライアンス、データ分析等を担当し、工場のEHS担当者は、改善のための全国プロジェクトなどを主導する形になります。この組織変更により、EHSのさらなる充実を達成できると考えています。

11. GEMBA(標準化された新プロセス)

GEMBAは、計画、ルート、回数、監視が要求される取り組みです。また、報告と経過確認が必要で、課題の特定と解決も行わなければなりません。効果的なGEMBAには、スタッフと作業者の直接的なコミュニケーションが必要で、作業者の正しい理解と行動、問題の認識も要求されます。SPVBではGEMBA活動を、検査を行うように行っています。
現在3つの要素がGEMBAの効果的な運用を妨げています。

  • 設備、補助設備、器具、行動基準、安全作業に関する標準が整備しきれていない。
  • GEMBA報告書が存在しない。GEMBAを完了した従業員が、それぞれの方法で報告している。(Zaloを利用してGEMBA中に撮影した写真をEHS担当者に送信、EHS担当者が集まった情報をエクセルにまとめる等。
  • GEMBA活動の分析データが存在しない

これらを鑑み、2020年10月に見直しを行い、名前と回数を管理するGEMBAボード、工場のエリア毎に設計されたGEMBAルート、GEMBAルートの各ピットストップで記入していくEMBAレポート、正しい行動を称賛または間違った行動をとったとき原因を確認するGEMBAダイアログを導入しました。

12. 安全の価値

SPVBでは、安全の価値に基づいた6つの取り組みで「思想」の定着を進めています。ここで言う「思想」とは、それを信じることで、それに沿った行動をとるというものです。これに基づき、全国EHSチームが業務において従業員が行うべき6つの行動を制定しています。

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    全てのミーティングは安全から始める
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    安全より優先されるものは無い
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    業務上の全ての判断において安全を考慮する
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    リーダーは、安全上問題のある行動や状況に注意する
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    安全衛生に関する正規の管理基準を満たした従業員のみ機器を操作できる
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    従業員の健康は安全と同等に重要である

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