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Frucor Suntory

フルコア・サントリー

  • 本社所在地
    86 Plunket Ave, Manukau, Auckland 2104, New Zealand
  • 事業内容
    清涼飲料の製造・販売
  • ホームページ

会社概要・理念

フルコア・サントリーは、エナジードリンク、果汁飲料、ミネラルウォーターなど、さまざまなタイプの飲料を提供・販売しています。V Energy、h2go、Just Juice、Maximus、Fresh Up、Simply Squeezed等の代表ブランドを提供しており、ニュージーランドの南オークランドにある工場で年間2500万ケースもの飲料を生産しています。
オーストラリアとニュージーランドで、合計1000人を超える従業員を雇用し、お客様の多様なライフスタイルにあった多様な飲料を提供するとともに、将来の飲料ニーズを満たすために全力で取り組んでいます。
"Together"(一緒に)、"Go for it"(やってみなはれ)、"Make a difference "(変える)―これらの価値観と、私たちの行動原理である”hungry to make drinks better”(よりよい飲料を求めて)を全員で実践することで、市場において独自のポジションを築くことができています。

主なサステナビリティ活動

お客様・お取引先と響きあう
~商品・サービス~

品質への取り組み

品質管理と食品安全性の確保を徹底

フルコア・サントリーの工場は、National Program 3 (NP3)、Food Control Plan (FCP)からISO 9001/ISO 22000まで、国内外のさまざまな食品安全・品質管理プログラムに基づいて運営しています。また、オーガニック認定も取得しています。
委託製造業者に対しては、専門チームが監査を行い、当社が従う基準と同じ品質基準に適合しているかを確認しています。

私たちの品質管理チームの役割は、私たちの商品が品質管理における全ての品質基準を満たしているかを確認することです。

「KAIZENプロジェクト」を継続

フルコア・サントリーは、改善活動を通して優れた製造工程の実現を目標にしたSMWフレームワークを導入しています。これにより、標準、ツール、システム、工程の策定を通して実現可能な能力の確立と、深化を目指しています。
また、これまで12年にわたり、整理、整頓、清潔、清掃、躾けの5Sを実践しています。毎年、フルコア・サントリーの生産チームは、数百の改善アイディアを導入しています。
全業務を対象とした改善プログラムを導入しており、多くの従業員が教育を通してグリーンベルト(持続的向上)を取得しています。さらに、ホワイトベルトとイエローベルトプログラムの導入により、能力の向上とロスの削減を達成しています。

よりよい飲料を求めて

「hungry to make drinks better(よりよい飲料を求めて)」は、フルコア・サントリーの事業全体に掲げられた目標です。
お客様に多彩な低糖、無糖、減糖飲料を提供することに積極的に取り組むとともに、機能性と自然な原料にもこだわっています。私たちのR&Dセンターでは、美味しい低糖や無糖の飲料の開発に注力しており、サントリーと協力して代替砂糖の開発などを行っています。
当社ではすでに「% Daily Intake Energy」アイコンを使ったHealth Star Rating食品表示スキームを採用しており、砂糖で甘味を付けた飲料の学校での販売を自粛しています。ニュージーランドの保健省のHealthy Kids’ Pledgeの一環で、小学校と中学校に販売しているのは水だけです。中学校には砂糖で甘味を付けたソフトドリンクや栄養ドリンクの直接販売は行っていません。
フルコア・サントリーは天然植物由来の甘味料であるステビアをニュージーランドで初めて使用した飲料企業の一つです。ステビアはフルコア・サントリーの多くの飲料で砂糖の代わりに使用されています。

お客様との関わり

フルコア・サントリーは、互いに相手を尊重する姿勢で、お客様に接しています。Advantageグループのニュージーランドの食料品市場における市場調査で、ソフトドリンクサプライヤーとして、1位にランクインしました。

ビジネスパートナーとの関わり

できる限り地元産の原材料やサービスを調達するようにしていますが、一部は、海外から調達しています。フルコア・サントリーは、すべての調達先に対し、従業員の待遇に関する社会的基準の遵守や地域の環境方針・規格の遵守を要請しています。フルコア・サントリーが調達するすべての原材料は、フルコア・サントリーの品質規格への適合を保証するため、厳格な原材料確認検査と調達先での製造工程検査を受けています。

自然と響きあう
~環境~

環境への取り組み

フルコア・サントリーは、サントリーと同じく未来の環境を考え、高い目標を設定しています。
2030年までに以下の5つ主要目標を達成するために努力を続けています。

  • CO2排出量の35%削減
  • 埋め立てゼロ
  • 2030年までに全てのパッケージをリサイクル可能にする
  • 水使用量の20%削減
  • 販売する全飲料の1/3を低糖または無糖にする

持続可能な循環型社会の貢献

フルコア・サントリーは、使い切りの飲料パッケージが環境に与える影響を減らす責任を認識しています。持続可能な対策により、廃棄物の埋め立て処理の削減、回収可能なパッケージの回収率、リサイクル率および再処理率の向上を目指しています。
ニュージーランドでは、2020年に全国的に飲料の容器回収に関するシステムの検討と計画が始まりました。この計画では、容器が回収場所や処理所でリサイクルされると払い戻しされるシステムが含まれています。昨年末には、包括的な提案がニュージーランド政府に提出されました。フルコア・サントリーもNew Zealand Beverage Councilのメンバーとして、このシステムの設計を担当するワーキンググループに参加しました。
オーストラリアでは、既に5つの州で払い戻しのシステムが導入されており、今後も増える見込みです。
ニュージーランドで、リサイクルを促すため、容器を回収する「自動回収機」を2つの大学で試験的に導入しています。この回収機は、1500個のプラスチックと缶容器を回収することが可能です。

環境負荷の低減

2017年にToitū Envirocareと協力してカーボンフットプリントの削減を目指し始めてから、ニュージーランドとオーストラリアのほぼ全ての部署や工場から排出される温暖化ガスの排出量を測定しています。
2020年にはハイブリッド車を導入し、現在では営業チームが使用する車両の20%を占めています。フルコア・サントリーが直接排出する量を測定するのみならず、お客様と協力して店舗で使われる冷蔵庫がどのように環境に影響を与えるかの把握にも取り組んでいます。
省エネの冷蔵庫を使うことで、全体的な排出量の削減と、光熱費や維持費の削減にもつながります。

リデュース・リユース・リサイクル

私たちは2020年に大きな進歩を遂げ、フルコア・サントリーとして初めてリサイクルされたプラスチック「rPET」を使用した製品を発売しました。これにより「NZナチュラル」シリーズは、リサイクル可能なパッケージを採用し、可能な限り現地でリサイクルされた資源を使っています。
rPETボトルの開発では、世界中のサントリーグループ社員の専門知識を導入するともに、成果を共有しました。この他にも、グローバル規模のプロジェクトが多数進められています。
既存のパッケージの改善に関しては、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を基準としています。これは、生産と流通の効率性(CO2排出量の削減)、機能性、安全性、リサイクル性を考慮しつつも、お客様が愛し、よく知る商品であることを維持し、パッケージが環境へ与える負荷を最小限に抑える事を目指しています。

リサイクルの取り組み

オークランドの生産拠点は、フルコア・サントリーで最も多くの廃棄物を排出しています。2020年は、埋め立て地に廃棄される廃棄物量を内部でリサイクルし、削減することに取り組みました。廃棄物に関する監査を契約する廃棄物処理業者と行い、最も影響が大きい項目と、改善点を洗い出しました。その結果、廃棄物を適切な場所に配置することと、正しい慣習の重要性がわかりました。

  • 廃棄物回収の導入:食べ残し等を分別してコンポスト化する
  • 電子廃棄物の回収を通年で行い、1トン近く回収
  • RD&Iチームがい品質チェックで毎日使うテイスティングカップをリサイクル可能なものにする

また、調達チームは主要なサプライヤーとフルコア・サントリーの計画を共有し、パッケージに使われる材料をリサイクル可能なものに移行する可能性を探ってもらっています。
この様な継続的な改善により、2020年は埋め立て処理する廃棄物を5%減らすことができました。

水への配慮

生産拠点に新たな機器導入することで、年間1200万リットルの水を削減する他に、水の節約のために様々な取り組みを行っています。
サントリーグループとして、ベストプラクティスや機器の性能に関する情報や節水、水の再生と再利用に関する最新の取り組みを定期的に共有・確認しています。
これまで製造過程で使われる水の一滴まで大切に扱う姿勢により、2030年に向けた改善目標を大幅に前倒しで達成することができました。

社会と響きあう
~文化・社会貢献~

地元企業との関わり

フルコア・サントリーは、積極的にコミュニティ貢献活動を行っています。昨年は、サントリーグループで合わせて、山火事に苦しむコミュニティに合計50万ドルを、オーストラリア赤十字社、ニューサウスウェールズ地方消防局、ニューサウスウェールズの野生動物保護団体Wildlife Information Rescue and Education Service (WIRES)に寄付しました。
また、10万ドル相当のSimply Squeezed JuiceとSmoothiesをホークスベイ洪水の被害にあった地域医療保健委員会のスタッフ、介護師やその家族に提供いたしました。

従業員のボランティア活動

フルコア・サントリーは、従業員のボランティア活動を支援しており、最大で8時間の有給ボランティア制度「Make a Difference Leave」を設けています。個人またはチームとして地元コミュニティ、慈善活動やグループを支援する従業員をサポートすることの価値を認識しています。Make a Difference Leaveの最大の利点は、その柔軟性にあります。ボランティア時間は、一日で使い切るだけでなく、日数、団体、イベント、活動に分けて使うこともできます。昨年度は、多くの従業員がMake a Difference Leaveを活用し、地元コミュニティのオークランド市伝道団の配給所でボランティアを行う等のボランティアに参加しました。

従業員と響きあう
~ダイバーシティ経営~

従業員に対する取り組み

労働安全衛生を推進:変革への道

当社は、従業員が安全で衛生的な職場で活躍できる環境づくりに取り組んでいます。それに伴い、従業員の健康を実現するために必要な方針、教育、資源を提供しています。従業員が毎日安全に家族のもとに帰れるように、従業員の健康と安全が私たちのビジョンの中心にあります。
当社は何をするにあたっても、人をその中心に置きます。当社のスタッフが、毎日、家族の元へ健康のまま、安全に帰れることが私たちのビジョンです。 健康安全方針を見直し、従業員の安全と健康をサポートするとともにお互いの安全を守る職場の実現に対する考えを改めて発表しました。私たちは、誰もが安全と健康を推進するリーダーとなれること理解しており、積極的にインクルーシブな企業文化の確立と会話と協力を促しています。これを通して、リーダーやそのチームが協力して実用的な安全・健康の取り組みを形にしています。
従業員選抜の健康・安全担当者60名が従業員の代表として活動しています。従業員の代表として健康・安全の文化の確立と醸成に大きく貢献しています。18ヶ月間にわたり、メンタルヘルスと健康に関する取り組みの見直しを行い、繋がる、積極性、気付き、継続的な成長、譲り合いを健康のための5つの項目として制定し、メンタルヘルスとセルフケアの重要性を再確認しました。これらの5つの項目は、習慣的に行う事で、従業員のメンタルヘルスの強化し、バランスを保つ助けとなり、さらなる健康に繋がると考えています。

研修と能力開発で従業員の成長を支援

フルコア・サントリーは、素晴らしい人材を確保していることを誇りに思っています。昨年度は、教育と育成の取り組みとダイバーシティとインクルージョン戦略を中心に強化しました。フルコア・サントリーでは、従業員の投資することが、企業文化や事業の成功につながると考えています。

これらの取り組みが評価され、2020年Human Resources Director (HRD) New Zealandに「New Zealand Employer of Choice」を受賞しました。この賞は、以下の教育と育成およびダイバーシティとインクルージョンの取り組みが大きく評価されての受賞となりました。

  • ダイバーシティとインクルージョン戦略の導入
  • 消費財メーカとしてニュージーランドで始めて性別に関係なく育児休暇が取得できる企業となった(法令で定められた育児休暇に加え、13週間の休暇が可能)
  • コロナ渦の最中、デジタルラーニング環境「MySU」を導入(現地開発のLinkedIn ラーニングとサントリーグローバルコンテンツの活用).
  • コミュニケーション方法とデジタル技術の深度
  • リーダー育成コースとリーダー的思考のための教材

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