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Beam Suntory Inc.

ビームサントリー

  • 本社所在地
    222 W. Merchandise Mart Plaza, Chicago, IL 6065 USA
  • 設立
    2014年5月(ジムビームブランズとしては1966年11月)
  • 事業内容
    バーボン・ウイスキーをはじめとしたプレミアムスピリッツの製造・販売
  • ホームページ

会社概要・理念

プレミアムスピリッツの世界的リーダーであるビームサントリーは、原料の生産から消費に至るまでのバリューチェーンの全工程において、「Proof Positive(プルーフポジティブ)」という、持続可能性に関する長期的な取り組みを行っています。自然、消費者、地域社会に対するこれらの取り組みは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿っており、ビームサントリーとそのすべてのステークホルダーのために、より持続可能で公平な未来を創造することを目指しています。

「Proof Positive」の2030年および2040年の目標には、次のものがあります。

NATURE POSITIVE(環境への取り組み)

効率的なテクノロジーおよびよりクリーンな燃料への投資を通じて、ビームサントリーは生産単位あたりの水の使用量を22%削減し、事業活動によって排出される温室効果ガスを19%以上削減しました。ビームサントリーは、この環境フットプリント削減の進展を足掛かりに、環境保護に重点を置いたバリューチェーン全体に対する大胆な目標を設定しています。目標は次のとおりです。

  • 2030年までに事業活動による温室効果ガス排出量(GHG)を50%削減し、さらには2040年までにバリューチェーン全体で排出されるよりも多くの炭素を除去します。特に、今年後半にケンタッキー州クレルモンにオープン予定のFred B. Noe Craft蒸留所は、再生可能エネルギーを動力源とする同社初の蒸留所となり、世界中のビームサントリー拠点において、石炭や燃料油などの高炭素燃料から、天然ガスや液化石油ガスなどの低炭素燃料への転換が行われることになります。同社はまた、世界各地にある蒸留所全てにおいて、再生可能燃料に移行するための選択肢の評価を開始しました。
  • 2030年までに生産単位毎の水使用量を50%削減し、2040年までに地域社会や自然にとっても不可欠な水源での事業活動で使用されるよりも多くの水を涵養します。ビームサントリーの水域保全プログラム「ナチュラル・ウォーターサンクチュアリ」は、持続可能な水資源保全へのサントリーの真摯な取り組みから始まり、周辺の地域社会のため、また自社のスピリッツ製品に使用するために水源を保護しようとする強い意志を反映しています。メーカーズマークとジェームズB.ビームディスティリング社は、バーボンの製造に不可欠な地元の水源を保護するために、ケンタッキー州に天然水保護区を設立しました。
  • ウイスキーの樽を作るために収穫するよりも多くの木を植えることを目的に、2030年までに年間50万本を植林します。ビームサントリーの象徴的なバーボンブランドは新しい焦がし樽でのみ熟成させるため、将来の生産に必要なアメリカンホワイトオークの持続可能な供給源を確保し、持続可能な林業をサポートするための取り組みを強化しています。
  • 2040年までに、取引を行うのは持続可能な活動を行うサプライヤーのみとします。
  • 2030年までに、使用するリサイクル可能なパッケージの割合を100%にし、梱包材の総重量に占めるリサイクル材の割合を40%にします。

CONSUMER POSITIVE(消費者への取り組み)

ビームサントリーは、「ドリンク・スマート」プログラム(www.drinksmart.com)を通じて、消費者が自分自身の健康や他者への影響について前向きな選択をするためのツールを提供しています。また、未成年者の飲酒や大量飲酒、飲酒運転をなくすための科学的根拠に基づくプログラムにおいて世界中の組織と提携して実施しているほか、主要製品のカロリーとアルコール含有量を消費者へ表示しています。有害な飲酒を減らし、消費者が正しい選択を行えるようにする取り組みをさらに強化するために、ビームサントリーは次のような目標を設定しました。

  • 5億ドルを投資して、責任あるブランドコミュニケーションを大幅に拡大し、「ドリンク・スマート」プラットフォームを強化し、根拠に基づくパートナープログラムをサポートすることで、消費者の責任ある商品選択の意思決定を促進し、消費行動にプラスの影響を与えます。ビームサントリーは、責任ある商品選択の意思決定を促進し、有害な飲酒を減らすように設計されたメッセージとツールを使用して、2030年までに3億人以上の消費者にリーチすることを目指しています。
  • 2030年までに、ウイスキー、テキーラ、ジン、ウォッカ、RTDなどの主要カテゴリにおけるノンアルコールや低アルコール製品の認知度を高め、導入し、投資することで、選択肢の拡大を可能にします。
  • 2030年までに、すべての製品の栄養およびアルコール含有量の情報を、パッケージまたはオンラインで表示します。

COMMUNITY POSITIVE(地域社会への取り組み)

ビームサントリーは、ビジネス全体で性別、人種、民族の多様性を高めることを目指しながら、より包括的で公平な文化を育み、世界中の従業員のボランティア活動を支援し続けます。目標は次のとおりです。

  • 世界の指導的地位にある女性の割合を50%、米国では人種的および民族的にマイノリティな従業員の割合を45%に上げ、2030年までに従業員の帰属意識を業界最高水準に引き上げます。
  • 2030年までに世界中の地域社会で行うボランティア活動の累積時間数を100万時間にし、業務店をサポートし、より強力なコミュニティを構築し、社会正義を促進する取り組みと組織に投資し続けます。

ビームサントリーの持続可能性戦略は、厳格な行動倫理規範とグローバルシチズンシップポリシーに根ざした企業価値によって支えられています。

ビームサントリーは、毎年目標に対する進捗状況を開示します。

また、目的主導型のブランドとプログラミングによって、すでに大きな進歩を遂げています。需要事項は次のとおりです。

ジェームズB.ビームディスティリング社

ケンタッキー州クレルモンにあるジェームズB.ビームディスティリング社のFredB.Noe Craft蒸留所は、今年後半にオープンする予定で、再生可能エネルギーを動力源とする最初の蒸留所となり、電気ボイラーを含むいくつかの新しい持続可能な技術を活用します。この拠点では、ワンパス冷却システムのソリューションである閉ループ冷却システムも設置しており、水の使用量を大幅に削減しています。この技術は非常に大きな投資でしたが、今後何年にもわたって大きな効果をもたらすでしょう。

メーカーズマーク

メーカーズマークは、業界で最も持続可能な企業であるというビジョンを持って、2022年までに埋め立て廃棄物をゼロにする、樽倉庫へソーラーパネルを設置する、ケンタッキー大学と提携して、バーボンを熟成させるための樽に使用されるアメリカンホワイトオークのDNAを研究するなど、数多くの活動を行ってきました。また、ガバナンス、環境、地域社会、顧客、および従業員の持続可能性に対するブランドの取り組みを示すことで、B Corp認証を取得することを目指しています。

シップスミス

シップスミスは、2020年に埋め立て廃棄物をゼロにしました。また、ガバナンス、環境、コミュニティ、顧客、および従業員に対して便益をもたらしていることを示すB Corp認証を取得しました。

カーサ・サウサ社

サウサとホルニトステキーラを製造するカーサ・サウサ社は、蒸留所、アガベ事業、瓶詰め事業における二酸化炭素排出量と水の使用率がテキーラ業界で最も低いです。この拠点は、燃料油から天然ガスに移行し、高効率の天然ガスボイラーを設置しました。また、廃水とバイオソリッドを処理して現場での堆肥化作業に再利用することで、水の使用量を削減することに成功しています。カーサ・サウサ社は、森林再生、土壌保全、帯水層の再充電を通じてレルマ-サンティアゴ川流域を回復・保護するための、飲料業界の国際的な環境サステナビリティ向上業界団体(BIER)および他の6つの飲料製造会社との共同流域イニシアチブである「Charco Bendito」プロジェクトに参加しています。

クルボアジェ

クルボアジェは、フランスのジャルナックにある蒸留所で、高効率、低窒素酸化物(NOx)バーナーを活用し、物流の輸送手段をディーゼルトラックから鉄道に切り替えることで、炭素排出量を削減しました。また、パッケージ変更を行うことでガラスの重量やプラスチックを減らす取り組みを行うだけでなく、生物多様性の改善にミツバチや羊がどのような効果をもたらすかを調査したり、地元のエコ認定生産者からワインを購入したりするなど、農業慣行の変更も行っています。

ナチュラル・ウォーターサンクチュアリ

ビームサントリーの「ナチュラル・ウォーターサンクチュアリ」プログラムは、持続可能な水質保全へのサントリーの真摯な取り組みに端を発しています。私たちは、このプログラムを拡大し、この取り組みへの地域社会の協力を促すことに取り組んでいます。現在、ナチュラル・ウォーターサンクチュアリは、ケンタッキー州ロレットにあるメーカーズマークと、ケンタッキー州クレルモンのバーンハイム・アーボリータム&リサーチフォレスト内にあります。

流域の保護と計画

ビームサントリーは、流域の保護および計画に取り組んでいます。これには、流域マッピング、水質テスト、保全・保護活動、および水量・供給計画が含まれます。この活動は、ケンタッキー、メキシコ、インド、セントクロア、アイルランド、スコットランドにある8つの拠点にて行われています。

ケンタッキー大学

ビームサントリーは、500万ドルを投じて、ケンタッキー大学に、次世代の蒸留酒製造業者を教育するためのカリキュラムをサポートする「James B. Beam Institute for Kentucky Spirits」を設立しました。この設立によってさらに強化された、ビームサントリーとケンタッキー大学とのパートナーシップは、ケンタッキー蒸留所全体の流域バランスを整え、保全・保護活動を継続的に監視することを目的としています。

責任ある飲酒

責任ある飲酒のための国際同盟(IARD)の創設メンバーとして、ビームサントリーは、業界の同業者とともに、未成年者の飲酒と有害な飲酒を防ぐことを目的に設定された高い業界基準を通じて、アルコール関連の問題解決に大きな進展をもたらしました。ビームサントリーは、国際的な適正飲酒推進の取り組みを進める非営利組織のメンバーでもあり、オーストラリアのDrinkwise(ドリンクワイズ)、英国のDrinkaware、南アフリカのAWARE.org、米国のResponsibility.orgなど、アルコールによる大きなリスクに取り組む組織の活動を支援しています。また、責任あるアルコール消費を促進するためのグローバルな教育プラットフォームであるドリンク・スマートを通じて、消費者へのツールと情報の提供を行っています。

ボランティア活動

ビームサントリーの従業員は、地域に変化をもたらすための地域組織との強力な関係の構築、地域への還元に熱心に取り組んでいます。同社のボランティア活動へのグローバルな取り組みは拡大を続けています。2019年に最初のグローバルサービスデー「Together for Good」を開催し、「ビームサントリー・ケアズプログラム」を拡大しました。このプログラムでは、有意義なボランティア活動や社会活動に従事するために、従業員に対して毎年最大3日間の有給休暇を取ることを奨励しています。

プルーフポジティブの詳細については、次のURLをご覧ください。http://www.beamsuntory.com/sustainability

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