サントリーグループでは、ビジネスパートナー各社と協力し、環境負荷の小さい原材料・資材・設備などの調達に努めています。
グリーン調達の推進
グリーン調達とは、原材料・資材・設備などの購入に際し、有害物質を含まない、資源が有効に活用されている、など環境に配慮した物品・サービスを優先的に選択することです。
サントリーグループでは「サントリーグループサステナブル調達基本方針」のもとに「サントリーグループグリーン調達基準」(2011年改定)を定め、ビジネスパートナー各社とともに環境負荷低減に向けた調達活動を進めています。
サントリーグループグリーン調達基準(2011年改定)
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1.基本的な考え方
持続可能な社会の構築のために、サントリーグループ全体で使用する物品・サービスについて、環境負荷ができるだけ小さい原材料・資材・設備等の購入をめざします。
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2.重視する事項
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ア)環境汚染物質などを使用しないことに配慮する。
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イ)再生資源の使用や小型化などによる省資源や省エネルギー化に配慮する。
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ウ)生態系を壊さない資源採取に配慮する。
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エ)修理・部品交換などにより長期間使用可能である。
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オ)再使用が可能である。
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カ)リサイクル設計がなされている。
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キ)廃棄処理や処分が容易である。
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ク)対象物品に関する環境情報を公開している。
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ケ)ISO14001を取得する等、環境保全に積極的な事業者により製造・販売されていることに配慮する。
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グリーン購入の推進
実際の物品の購入においては、グリーン購入に取り組む際の判断基準を定めた「グリーン購入物品ガイドライン」に基づき、前年を上回る購入比率を目標とし、グリーン購入を推進しています。また「グリーン適合品」が定番商品として登録されているネット購買システムを導入し、グループ各社に拡大しています。さらに、生産工場では、ペットボトル再生繊維を使用した作業服を季節に合わせて各種使用しています。