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地球温暖化防止

物流での取り組み

環境に配慮した物流の実践

原料・包装資材の調達から商品をお客様にお届けするまでの間、物流における輸配送業務でも環境負荷の低減に努めています。具体的には、モーダルシフトや車両の大型化の推進とともに、自社で開発したシステムによる高効率なトラック輸送も実施しています。2017年は対前年比で販売(KL)が104%、CO2排出量が2%増の約12.5万トンとなりましたが、原単位は21.7(CO2排出量/販売千KL)となり、対前年98%に抑えました。今後もさらなる削減に向けて取り組んでいきます。

輸配送時におけるCO2排出量(国内事業)

使用車両の大型化を推進

トラック走行台数を少なくするために、サントリーグループは大型車両での輸送を進めています。とりわけ、生産工場から各地の製品倉庫へのトラック輸送においては、効率的な配車とあわせてトレーラーによるさらなる大型化を推進しています。

モーダルシフトを推進

中長距離輸送では、トラックに比べてCO2排出量が少ない鉄道・海上船舶輸送に転換するモーダルシフトを推進しています。2017年はモーダルシフト率52.7%、そのうち43.7%が海上船舶、9.1%が鉄道輸送でした。今後も50%を越えるモーダルシフト率の維持を目指していきます。

モーダルシフト率の推移

  • モーダルシフト率の推移は長距離輸送(500km以上の輸送)で算出しています。

なお、サントリー酒類(株)※1は、2009年に第1回エコシップマーク※2認定事業者に認定されています。また、2011年には、国土交通省が推進する「エコレールマーク」の企業認定を受けました。

  • ※1
    現「サントリースピリッツ(株)・サントリービール(株)」
  • ※2
    エコシップマーク制度は、地球環境にやさしい海上貨物輸送を一定以上利用している荷主、物流業者に対して、「エコシップマーク」の認定が行われるもの。
    「エコシップ・モーダルシフト優良事業者選定委員会」の審査による

エコシップマーク

エコレールマーク

さまざまな貨物・荷主を統合して輸送

サントリーグループでは、さまざまな貨物・運送場所について、最適な車両の組み合わせとルートを計算する「統合配車®システム」を導入。使用するトラックの台数や空車状態で走行する距離・時間の削減を図っています。さらに、他社と貨物情報を共有することにより、1台の車両に複数の企業の貨物を組み合わせるなど、輸配送時のロスを減らすことで、環境負荷の一層の低減を図っています。また、物流協力会社に対しては、アイドリングストップ、運行状況を正確に把握・管理できるデジタルタコメーターの装着など、環境負荷の少ない運転の徹底をお願いしています。

統合配車®システムのイメージ

物流協力会社と協働して取り組みを推進

さらなる環境負荷低減を目指して、物流協力会社のうち201拠点(2017年度末現在)は、国土交通省が推進する「グリーン経営」をはじめISO14001(55拠点)や「エコステージ」(141拠点)などの認証を取得しています。また、サントリーグループでは「改正省エネ法」施行に伴い、物流協力会社の月別・車両別走行距離、燃料使用量、積載量などをもとにCO2排出データを収集し、削減目標を策定しています。このほか、エコドライブなどの意識啓発、荷崩れ防止のシュリンクフィルムに代えて繰り返し使用できる「グリーンエコベルト」の使用促進など、協力会社の取り組みを支援しています。

「グリーンエコベルト」

他社との共同取り組みを推進

環境負荷の少ない輸送手段として、共同配送やコンテナの共同利用など、他社と協力した物流を推進しています。

実施企業 連携先 内容 開始時期 成果
サントリーグループ キリングループ 千葉県内での清涼飲料商品の共同配送 2009年7月 年間約46トンのCO2排出量削減
サントリーロジスティクス(株) 東洋紡ロジスティクス(株) 片道のみ積載のトラックの復路に双方の荷物を積載 2010年1月 年間約100トンのCO2排出量削減
サントリーロジスティクス(株) 東芝ライテック(株) 鉄道コンテナの共同利用 2011年1月 年間約140トンのCO2排出量削減
サントリーグループ ビール4社 北海道一部エリア(釧路・根室地区)における共同配送 2017年9月 年間約330トンのCO2排出量削減
(※ビール4社計の数字)

海上コンテナのラウンドユース(他社との共同利用)

輸入品の輸送に関わる環境負荷低減に取り組むのも、サントリーグループの社会的責任の1つです。このような考えから、使用されたコンテナを国内で他社と共同利用し、輸出貨物に転用する取り組みを2011年2月から行っています。これまで、空のまま港に戻されていたコンテナを往復利用(ラウンドユース)することで、効率的な輸送が実現でき、CO2排出量の削減にもつながっています。
この取り組みは、2013年12月に発表された「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」において「経済産業大臣表彰」を受賞しました。

コンテナラウンドユースのしくみ

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