閉じる

気候変動対策

地球温暖化防止

地球温暖化による影響で気候パターンが大きく変動し、飲料メーカーが恵みを得ている水資源にも大きく影響すると、安定供給の存続が難しくなると考えられます。また、資源の枯渇により、生産コストの増加も大きなリスクとなる可能性があることから、サントリーグループでは、地球温暖化をビジネスの継続の上で重要な課題のひとつと認識しています。このことから、地球温暖化の緩和を目指す政府や地方自治体の環境取り組みと連携しバリューチェーン全体での環境負荷低減を目指し、グループ一体となって地球温暖化防止に取り組んでいます。
地球温暖化に向けた取り組みは担当役員の監督のもと、グローバルコミュニケーション会議で議論され、1年に1回、取締役会にて審議されます。

バリューチェーン全体でのCO2削減

原材料調達から製造・物流・販売・リサイクルに至るまで、バリューチェーン全体でCO2排出量を削減するため、部門ごとに課題を設定して活動しています。2030年目標として設定した「全世界のサントリーグループでのスコープ1・2排出量を25%削減、スコープ3排出量を20%削減」に向けて取り組んでまいります。

2017年の実績

事業のグローバル化が進む中、各エリアでの実績把握を進めています。

スコープ1・2排出量

エリア 排出量(千t) 原単位増減率
日本 453 0.3%増
米州 220 2.3%減
欧州 121 0.5%増
アジア 126 3.6%減
オセアニア 22 9.3%減
941★(スコープ1: 560★、スコープ2: 381★) 1.0%減
  • 国内生産25工場、海外生産56工場、国内非生産拠点(集合拠点、研究開発拠点、営業拠点、外食・開発営業拠点)が対象
  • CO2排出権によるオフセットは含んでいません。2017年のオフセット量約1万トン分を含めたスコープ1・2排出量は928千トンになります(オフセットは、世界銀行の「バイオ炭素基金(バイオカーボンファンド)」が支援する「ブラジルの銑鉄製造所における還元材としての、再生可能バイオマス植林地からの木炭の使用プロジェクト」等から発生する「CO2排出権」による)。
  • 原単位は製造kℓあたりの排出量、前年比。
  • 温室効果ガス排出量の算出係数は下記のとおり。
    燃料:(国内・海外共通)温室効果ガス排出算定報告マニュアルの係数
    電力由来CO2
    (国内)電力会社別の調整後排出係数
    (海外)IEA2007国別排出係数
    CO2以外のGHG:
    (国内25工場)温室効果ガス排出算定・報告マニュアルの係数
  • うち、サントリー食品インターナショナルグループのCO2排出量は478千t★(スコープ1: 245千t★、スコープ2: 234千t★)。なお、単位未満で四捨五入しているため、スコープ1排出量とスコープ2排出量を足し合わせた値は合計の値と一致しません。
  • 基準年である2015年からの排出量増減率は0.4%減です。
  • 数値については四捨五入しているため、合計が合わない場合があります。
  • 2016年実績より、KPMGあずさサステナビリティ株式会社による第三者保証を受けています。第三者保証報告書数値を★で示しています。

スコープ3排出量

カテゴリ 排出量(千t) 算定方法
1. 購入した物品、サービス 960★ サントリー食品インターナショナルグループ(国内)が製造・販売する製品の原料や包装資材の購買重量に、排出係数等を乗じて算出しています。
2. 資本財 90 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の設備投資額に、排出係数を乗じて算出しています。
3. スコープ1、2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 30 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)のエネルギー使用量に、排出係数を乗じて算出しています。
4. 輸送・流通(上流) 91 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の輸送量(トンキロ)に、排出係数を乗じて算出しています。
5. 事業から発生する廃棄物 7 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の廃棄物重量に、排出係数を乗じて算出しています。
6. 出張 4 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の出張費に、排出係数を乗じて算出しています。
7. 従業員の通勤 7 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の通勤費に、排出係数を乗じて算出しています。
8. リース資産(上流) 4 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の他社所有配送センター面積に、排出係数を乗じて算出しています。
9. 輸送・流通(下流) 75 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の輸送量・販売量に、排出係数を乗じて算出しています。
10. 販売した製品の加工 0 該当なし
11. 販売した製品の使用 14 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の販売量に、排出係数を乗じて算出しています。
12. 販売した製品の廃棄 115 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)が販売した製品の包材重量に、排出係数を乗じて算出しています。
13. リース資産(下流) 502 サントリー食品インターナショナルグループ(国内)の販売機材の電力使用量に、排出係数等を乗じて算出しています。
14. フランチャイズ 0 該当なし
15. 投資 0 該当なし
  • サントリー食品インターナショナルグループ(国内)が対象
  • 2016年実績より、KPMGあずさサステナビリティ株式会社による第三者保証を受けています。第三者保証報告書となっている数値を★で示しています。

第三者保証報告書

地球温暖化への適応策

サントリーグループでは、地球温暖化の影響への対応にも取り組んでいます。教育新聞社と共同で作成した、熱中症予防啓発ポスターや啓発リーフレットを、全国の小学校(2017年はのべ約43,000校)へ無償提供し、各学校の熱中症対策をサポートするなど、気温の上昇による熱中症対策の啓発活動を、小中学校や企業を対象に行っています。また、食塩相当量0.1g/100mlを含む熱中症対策※4に適した水分補給飲料「GREEN DA・KA・RA」などを製造・販売し、熱中症対策の啓発活動と連動させています。

  • ※4
    厚生労働省推奨値換算

Page top