DAILY SCHEDULE
立ち仕事
これは2003年の春のボクですね。イモムシやケムシに柔らかい若葉をお出しして、チョウチョやガを喜ばせています。虫たちは小鳥たちのごちそうですから、いわば、森のレストランを経営してるようなもんですね。
立ち仕事
入社3年目、100歳の時のボクです。立ってるだけに見えますが、僕が地面に立っていることで、土砂崩れを防ぎ、森林土壌を守ることができます。ボクのことをでくのぼうと言わないでくださいね。どんな生き物も、生きていることに意味があります。
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入社3年目の秋のボクですね。ドングリをたっぷりと実らせ、クマやタヌキ、リス、ネズミにごちそうを出しています。秋が終わりに近づくと、落ち葉を降り積もらせ、ミミズや微生物、キノコなどに養分を届けております。
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入社4年目のボクですね。さっき言い忘れましたが、最終的には、森の土をフカフカにし、地下水を育む力の大きい森に育てているんですよ。
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入社5年目のボクです。立っているだけでは暇なので、ここ200年の思い出を振り返りながら、楽しく仕事をしています。
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2015年の夜の時のボクですね。10万以上の夜を過ごして気づきました。明けない夜はないってことに。