お知らせ
掲載日:2018/03/02|山形
2月11日、山形県上山(かみのやま)市にて実施された伝統行事「加勢鳥」。2016年に「サントリー地域文化賞」を受賞した独特な伝統行事です。
その「加勢鳥」に、サントリー社員2名が参加してきました!今回はその様子をレポートします♪
■当日の様子例年どおり2月11日に実施された、上山市の伝統行事「加勢鳥(かせどり)」。
今年は、国内外から集まった35人が、神の化身とされる「加勢鳥」に扮して、練り歩きました。昨年はあまりの寒さに30人中4人が脱落しましたが、今年は全員最後まで歩ききりました!雪の降りしきる中、なんと約5時間半に渡って踊り続けましたよ!
近年は「加勢鳥」の公募をインターネットでも行っており、海外からも5名の方が参加。寒さに負けず、活気溢れる1日となりました。
■加勢鳥とは「ケンダイ」と呼ばれるミノのようなものを頭から被って、独特の掛け声とともに雪の中を練り歩く、一風変わった伝統行事「加勢鳥」。
加勢鳥たちは手足むきだしにして、「加勢鳥、加勢鳥、お祝いだ。商売繁盛、お祝いだ」というお囃子にあわせて歌い歩きます。
そして、商店の前などで止まると、輪になって「カッカッカー、カッカッカー」と奇声を上げて踊ります。右足と左足を3歩ずつ前に出す独特な動きには、水路の水を全ての家々に行き渡らせ、暮らしを豊かにする意味があるといわれています。
加勢鳥は、もともと五穀豊穣、家運隆盛をもたらす歳神様をお迎えする行事として始まりました。明治時代には一度姿を消してしまいまったこの奇習ですが、コミュニティの結束を目指した地域のメンバーが1959年に「加勢鳥」を復活させます。
▼「加勢鳥」について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
■雪のなかサントリー社員も歩きまわりました!当日参加した、サントリー社員のコメントを紹介します!
「参加する前は『雪の中、さらしにわらだけで外を練り歩くなんて・・・!』と思っていましたが、今回参加したことで、上山市の皆さまのたくさんの優しさや受け継がれてきた伝統への思いを知ることができました。地域密着は、その地域の歴史や伝統を知り、愛することから始まるのだということをあらためて感じることができた、非常に良い機会となりました。寒さに耐えた後の温泉、そしてその後に飲んだ「ザ・プレミアム・モルツ」の味は格別でした!」
伝統行事「加勢鳥」の参加レポートはいかがでしたか?
上山市は、実は歌人・斎藤茂吉の出生の地でもあります。現在休館中の斎藤茂吉記念館は、4月27日にリニューアルオープン!
皆さんもぜひ、魅力溢れる街・山形県上山市にお越しくださいね♪
これからもサントリーは地域文化の発展・継承を応援していきます!
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▼関連リンク
・「斉藤茂吉記念館」のサイト(外部サイトにリンクします)
・「ザ・プレミアム・モルツ」のサイト
対象都道府県 | 山形 |
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