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掲載日:2015/09/11|島根

【山陰支店長日記】出雲大社の大しめ縄づくりの活動が「サントリー地域文化賞」を受賞しました!

しめ縄が立派な出雲大社神楽殿皆さんこんにちは、サントリー酒類(株)山陰支店の宮城です。
中国・四国エリアの皆さんなら身近に感じている方も多い出雲大社。その出雲大社神楽殿の巨大な"しめ縄"は、一体どんな風に作っているんだろう、なんて考えたことはありませんか?実は飯南(いいなん)町の皆さんが一体となって取り組んでいるんですよ。
今回は、今年の「サントリー地域文化賞」も受賞した、島根県飯南町の「飯南町注連縄企業組合」の大しめ縄づくりの活動の様子をご紹介します。



■サントリー地域文化賞とは?
サントリー文化財団が地域文化の発展に貢献した個人や団体を顕彰する「サントリー地域文化賞」。全国の地域文化活動の発展・向上を応援したいという想いから、音楽、美術、歴史・伝統継承、国際交流などの活動を対象に顕彰しています。第37回目となる今年は、全国の5団体が受賞。9月30日(水)には、東京で贈呈式が行われる予定です。


サントリー地域文化賞贈呈式の様子※昨年の贈呈式の様子


昨年の「美保神社大祭奉賛会」に続いて2年連続で島根県から選出され、出雲大社神楽殿のしめ縄づくりを行っている「飯南町注連縄(しめなわ)企業組合」が受賞!
熟練が必要な大しめ縄作りの技を長年にわたり受け継ぎつつ、しめ縄文化の新たな魅力を発信して、地域を盛り上げている活動に注目が集まりました。



■しめ縄はこうしてつくられます・・・
このしめ縄は飯南町頓原地区の皆さんが作っています出雲大社の神楽殿にいくと、まず目に入るのが巨大なしめ縄。その大きさは、なんと長さ13.5メートル、重さ4.5トン!間近で見ると、その迫力に圧倒されます。
このしめ縄は、神様を奉るのにふさわしい場所であることを伝えるとともに、また神域と現世を隔てる境となって、神域に不浄なものが入らないようにする重要な役目を果たしているんですよ。


この大しめ縄を作っているのは、出雲市から約50キロ、広島との県境に近い飯南町頓原(とんばら)地区の皆さんです。
昭和56年出雲大社神楽殿ができた際に、これまでのものを上回る巨大なしめ縄がほしいとの依頼に応える形でつくったこときっかけ。以降約6年ごとに新しいものをつくって奉納をしているそうです。


昭和56年の写真※昭和56年、町内の有志で力を合わせて製作した時の写真


しめ縄づくりには、飯南町注連縄企業組合の皆さん23名が中心となりながら、制作から奉納までの1年半にのべ800人の町民が参加。
水田1.5ヘクタール分の稲の栽培から刈り入れ、ワラの保管、コツコツと地道に行う大量のコモ作り、2台のクレーンで持ち上げ50人がかりで行うクライマックスの「大撚りあわせ」など、多くの工程を皆で力を合わせながら進めていきます。
その進め方にマニュアルなどはなく、全てが熟練の技。特に、仕上げの「撚り(より)」はやり直しがきかない一発スピード勝負なので、より経験がものをいうそうです。


仕上げの撚りの様子※大撚りの様子


こうして、たくさんの人たちが関わり、出雲大社神楽殿の巨大なしめ縄は作られているんですね。


新旧大しめ縄を入れ替える様子


新旧大しめ縄を入れ替える様子


■しめ縄文化の継承活動にも力を入れています!
この「飯南町注連縄企業組合」は出雲大社のしめ縄づくりだけでなく、他の地域から制作や指導の依頼も引き受けています。
しめ縄作りの担い手が全国的に減少する中、困った各地の神社からの制作依頼は年間役20本、また請われれば惜しみなくノウハウを伝授して、各地のしめ縄文化を支えているんですよ。


また、飯南町の小中学校では、卒業までに全員しめ縄づくりを行います。中国地方有数の豪雪地帯のため、昔はワラの雪ぐつや簑が必需品。そのワラへの想いとしめ縄作りを地域の次代を担う子ども達に受け継いでもらいたい、ということから、町全体で取り組んでいるそうですよ。次世代への継承活動もしっかり行われていて、さすがの活動だなと感じます。


飯南町の子供たちは昔から慣れ親しんできました


また、飯南町の「大しめなわ創作館」では、初心者や観光客の方々が気軽にしめ縄づくりを体験できる楽しいメニューも。しめ縄と造花を使ったフォトフレームは、風情がありながら華やかでいいですね。ぜひ皆さんも、行かれた際はしめ縄づくりを体験してみてください!


気軽にしめ縄づくりを体験できるメニューも用意していますさらに新しい取り組みとして、海外の芸術家とコラボレーションし、ワラを使ったアート作品にも挑戦!こんな風に飾るとしめ縄もなんだか違う雰囲気に・・・。飯南町の手作りしめ縄は、様々な可能性を秘めているんですね。

海外の芸術家とのコラボレーションも8月26日に行われた、「サントリー地域文化賞」受賞のマスコミ向けの記者会見には、私も出席させていただきましたが、改めて素晴らしい団体・活動なんだなぁと感じました。
皆さん、出雲大社神楽殿で大しめ縄を見られた際はぜひ「飯南町注連縄企業組合」とたくさんの飯南町の皆さんが関わっていることを思い出してくださいね!

今後もサントリーは地域文化の発展・継承を応援していきます。


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▼関連リンク
サントリー文化財団「地域文化賞」のサイト
第37回 サントリー地域文化賞決定(ニュースリリース)
飯南町大しめなわ創作館(外部サイトにリンクします)



対象都道府県 島根

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