vol.280

2017年05月

フライド根菜

シンプル イズ ベストのマリアージュ!

調理時間:15分~30分

2017年05月

フライド根菜

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • ごぼう 1/2本
  • レンコン 60g
  • さつまいも 60g
  •  
  • 揚げ油 適量
  • 塩 小さじ1/2
  • 粉山椒 小さじ1
  • パルミジャーノのすりおろし 大さじ3

  1. ごぼうは包丁の背で皮をこそげてから、ピーラーで薄い帯状にする。水に5分ほどさらし、水気をしっかりととる。レンコンは皮をむいて薄い輪切りにし、水に5分ほどさらす。さつまいもも薄い輪切りにし、水に5分ほどさらし、水気をしっかりとる。

  2. 鍋に揚げ油を中温で熱し、(1)のごぼうを一枚ずつ入れる。薄茶色に揚がってきた順に油からあげ、油をきる。レンコン、さつまいもも同様に揚げる。

  3. 塩、粉山椒、パルミジャーノを合わせ、揚げたての(2)の野菜にふりかける。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回のレシピは、フライド根菜です。根菜は野菜のなかで、土の中にある部分を食べるものの総称です。「根菜」と書きますが。根っことは限らず、レンコンやジャガイモは茎とされています。大地に埋もれていて、常に土に触れている部分ですので大地のパワーをそのまま閉じ込めて栄養たっぷりです。その根菜を薄切りにして根菜チップスというか、フライド根菜にします。今日は、ごぼう、レンコン、さつまいもを使いました。薄切りにするときにレンコン、さつまいもは包丁でやりましたが、ごぼうはピーラーのほうがきれいに薄く切れます。切った根菜は、それぞれ5分くらい水にさらしました。これはシャッキリ、パリパリに仕上げる為と、ごぼうなどは灰汁で黒くなってしまうのを防ぐためです。味の決め手はパルミジャーノのすりおろしと粉山椒、これでワインにぐっと合うようになります。 続きを見る