vol.274

2017年02月

ブリのしゃぶしゃぶ 赤ワイン仕立て

ボジョレーワインとブリしゃぶのミネラル感じるマリアージュ!

調理時間:30分〜60分

2017年02月

ブリのしゃぶしゃぶ 赤ワイン仕立て

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • ブリ 400g
  • ねぎ 1本
  • クレソン 2束
  • マッシュルーム 8個
  • 大根 8cm分
  • 昆布 1枚
  • 赤ワイン 300cc
  • 水 700cc
  • 塩 大さじ1/2~1
  • しょうが千切り 適量
  • 塩 適量
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  1. ブリは3~5mm幅にスライスする。ねぎは斜め薄切りにする。クレソンは半分の長さに切る。マッシュルームは半分に切る。大根は皮をむいて半月にスライスする。

  2. 鍋に昆布、水を入れ、30分ほどおく。中火にかけて昆布に気泡がついたら取り出す。赤ワイン、塩を加えて一度煮立たせる。

  3. 鍋にねぎ、クレソン、マッシュルーム、大根を入れる。ブリは一枚ずつだしにくぐらせ、しょうが、塩少々とともにいただく。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回のレシピは、ブリのしゃぶしゃぶ 赤ワイン仕立てです。ブリはスズキ目アジ科ブリ属の魚です。大きくなっていくにつれて名前の変わる出世魚のひとつで、各地で呼び名が異なります。関東では、稚魚をモジャコ、30cm未満をワカシ、60cm未満をイナダ、80cm未満をワラサ、80cmを超えて初めてブリと呼ばれます。関西ではツバス、ワカナが小さいサイズ、中くらいのサイズがハマチ、60cm程度がメジロ、80cmでブリ。北陸では稚魚をツバスやツバイソと呼び、30cm未満をコズクラ、60cm未満をフクラギ、80cm未満をガンド、80cmを超えてブリと呼ばれます。もちろん、これ以外にも各地で様々な呼び名があります。また、同じ呼び名が異なるサイズを指している事もあります。天然ブリのブランドと言えばなんと言っても氷見の「ひみ寒ぶり」、築地でも専用の青い発泡スチロールの箱に入っていますのでひと目で判ります。 続きを見る