vol.256

2016年05月

いわしのグリル

いわしをシンプルにグリルに!フレッシュなポルトガルの「ヴィーニョ ヴェルデ」とご一緒に!

調理時間:15分~30分

2016年05月

いわしのグリル

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • いわし 8尾
  • 塩 適量
  • オリーブオイル 適量
  • (※4名分程度の分量です。)
  • じゃがいも(茹でて皮をむいたもの) 適量
  • トマト 適量
  • イタリアンパセリ 適量
  •  

  1. いわしは塩をしっかりとふる。220℃に熱したオーブン、またはグリルで10分~15分で皮に焼き目がつくまで焼き、オリーブオイルをたっぷりとかける。

  2. じゃがいも、くし形に切ったトマト、イタリアンパセリを添える。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回のレシピは、いわしのグリルです。日本で、いわしと言うと、一般的にマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの3つを指している事が多いです。魚の呼び名はヨーロッパのほうが大雑把な事が多いですが、いわしの場合は違っています。マイワシをフランス語ではサルディーヌ(sardines)カタクチイワシをアンショワ(anchois)と呼び、区別しています。ヨーロッパで買い物をしたり、レストランでメニューを読む時には、欧米の人たちには、この2つの魚は別物である事を頭に入れておく必要があります。日本では、アンチョビ(アンショワ)という言葉に「塩蔵または発酵させたいわし」の意味をふくんでしまっていますが、ヨーロッパでは単純にカタクチイワシを指しています。ですから塩蔵も発酵もしていないアンチョビの缶詰も販売されているのです。 続きを見る