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タイトル:小さな小さな新聞廣告
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7月の掲載リスト
タイトル:異口同飲(1992-1998)
新聞広告:身体で読む。
題名:身体で読む。
 生誕百年とうので、本棚の奥に眠っていた宮沢賢治を引っ張り出した。童話というものを読んだのは久し振りである。賢治の童話を「身体で読む童話」といった人がいる。確かに彼の身体感覚は独特だったようで、ほほーっと奇妙な声を上げ草むらで躍りだしたり、雷の鳴る原でびっしょ濡れになって笑っていたり、花巻農学校の教師だった頃生徒は随分びっくりさせられたらしい。紐のついたシャープペンシルを首から垂らし、山野を歩き回って感じたままを詩や文にした彼は、本当に自然から言葉をもらっていたのかもしれない。ネイティブアメリカン達が彼の世界に共感するのも、だからなのかな。さて、山崎も自然の言葉を持っている。だから私は、身体で飲む。
1996年7月28日
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