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樽と熟成の話

ホワイトオーク その巨木は、太古の昔以来、ケルトやギリシャ、ローマの民らの間で神木として大切にされ、その木で作った樽は最上の容器とされてきました。近世以降になると、その木は大英帝国海軍の帆船を作り、堅固な家具とされ、また、酒の容器が作られました。近代になると、その木の樽だけがワインやウイスキーの熟成をもたらすことが知られ、最近の科学的知見によれば、その樽の成分ポリフェノールが健康に良いことも分かってきました。その貴重で神秘な木の名は、英語でオーク。日本語で楢。その仲間は一般に学名クエルクス(コナラ)属とされています。

蒸留を終えたばかりのニューポットは、まだ荒削りで色も無色透明。これがオークの樽で長期間貯蔵されると、琥珀色のウイスキーに育って行きます。この神秘的な熟成がどのように進むのか、まだまだ分からない部分がたくさんありますが、いくつかの切り口でご覧に入れましょう。

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