(1990
アメリカ)
製作総指揮/シドニー・ポラック
監督/ルイス・マンドキ
原作/グレン・サヴァン
出演/スーザン・サランドン、ジェームズ・スペイダー、アイリーン・ブレナン、ジェイソン・アレクサンダー、キャシー・ベイツ
(ストーリー)
妻を亡くしたエリート・ビジネスマンのマックス(ジェームズ・スペイダー)とハンバーガー・ショップ「ホワイトパレス」でウェイトレスをしているノーラ(スーザン・サランドン)。釣り合うはずのない年齢も育ちもミスマッチな2人の出会いは、大人同士の一夜限りで終わる戯れのように思われた。しかし、幼い息子を事故で失うという大きな傷を負っていたノーラに引きつけられたマックスは、次の日も彼女の部屋のドアを叩く。年上の女と若者が貫き通した純愛。 |
マックスとノーラが偶然再会したのは、ビリヤード台が並ぶバーのカウンター。炎のような赤いドレスを身にまとったノーラは仕事帰りに飲むのが日課なのだ。その晩、友人のバチュラーパーティーの帰りにバーに立ち寄った男。互いの存在に最初に気づいたのはノーラの方だった。
マックスは1日の疲れを癒そうと爽やかでさっぱりしたスコッチソーダを頼んだ。タンブラーのスコッチソーダを口にした男に気づいたノーラは、ウォッカトニックを一気に飲み干すと近づいていき男に声をかける。息子を失った女は43歳、妻を亡くした男はまだ27歳だった。ノーラがマックスに訊ねる。「こんな店に何しに来たの?」。
ウイスキー好きな男の答えは決まり切っている。当たり前のように答える「飲みにさ・・・」と。ウイスキーソーダではなくスコッチソーダをオーダーするところに、若い男のスコッチへのこだわりがある。マックスはウイスキーを飲み干す。オールド・ファッションド・グラスの底にはクラッシュされた小さな氷しか残っていない。昼間、ノーラが勤める店でのトラブルを思い出し、女はこの場から立ち去ろうとする男を引き止めようとして「仲直りのしるしにごちそうするわ」と顔なじみのバーテンダーにスコッチソーダを注文する。そしてノーラはじっとマックスの顔を見つめて「あなたって本当にハンサムね、トニー・カーチスに似てる」と呟く。
「素敵な夢を見たわ。あなたのカクテルを作ってる。目が覚めたら会いたくて・・・」。これはノーラが大好きな映画の中のセリフ。「『お熱いのがお好き』見た? マリリン・モンローが大好きよ」。飲みながら映画のヒロイン、マリリン・モンローを気取る女に男はひかれていく。翌朝、マックスはノーラの家で目覚めた。 |