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ラフロイグの製法

Step01 原料

原料

ラフロイグの独特な味に最も深い影響を与えている原料。それは、水とピート、そして最高の大麦です。

「ピートの溶け込んだ水」
アイラ島は降水量が多く、この雨は湿原に集まってコリー (太古の氷が削った地形)へと流れて行きます。その水はその後厚いピート層を浸透し、硬い岩の上へ落ち、そこを伝ってラフロイグ蒸溜所へとやって来ます。このピートの溶け込んだ水がラフロイグの味わいを作る大切な要素であり、他の蒸溜所では決して真似の出来ないラフロイグの個性を作り出しているのです。

「ラフロイグ専用のピート」
ラフロイグ蒸溜所は専用のピートバンクを所有し、そこから切り出したピート のみを使用。ラフロイグ独特の個性の基となっています。

Step02 フロアモルティング

フロアモルティング

英国チャールズ皇太子をはじめ、世界に多くのファンをもつ“ラフロイグ”。
その製造工程は、すべて昔のままです。良質のピートを使ったフロアモルティング。モルトマンが床一面に暑い日は薄く、寒い日は厚く、大麦を広げ、8時間おきに黙々とひっくり返していきます。

Step03 キルンへ

キルンへ

麦芽大麦はその後キルン(麦芽乾燥塔)で煙であぶって煙で燻されて乾燥させます。しかしもちろんこの煙も普通の煙ではありません。ラフロイグ専用ピートの煙と湾から直接吹き上がる新鮮な潮の風が混ざり合ったものです。ヒースとコケが海藻の風味と混ざり合うことにより、甘みを含んだ独特の煙を生み出しているのです。この煙が発芽大麦の層を18時間に渡って通っていきます。
これにより麦芽にしっかりとラフロイグの個性が刻まれます。かくしてラフロイグは濃密な煙から生まれるのです。

Step04 糖化・発酵

糖化・発酵

キルンでしっかり燻された麦芽は月の満ち欠けが一周する丸28日、自然な状態で乾かされます。熱風を使って乾燥させる蒸溜所も多いですが自然乾燥させる事によりでんぷん質の破壊も防ぐのがラフロイグのやり方。粉砕された麦芽は、酵母によってゆっくりと、糖化を経て酵母を加えて発酵へ。ラフロイク゛では添加物や化学製品を醸造工程に一切加えず、純粋なパン酵母(パンを作るときに使う酵母と全く同じもの!)だけを使用しています。

Step05 蒸溜

蒸溜

水、大麦、酵母がゆっくりと発酵していき、アルコール度数が8.5%に達すると、この液体は「ウォッシュ」と呼ばれ、蒸溜の工程に進みます。
始めに、ウォッシュステル (初溜釜) に入れられアルコール分が最高で22%になるまで蒸溜します。次に、不純物を取り除くため、スピリットスチルと呼ばれる再留釜で、アルコール度数が最高で68%になるまで蒸溜を行います。

Step06 熟成

熟成

その後樽は長い眠りの時間を過ごします。
ラフロイグでは熟成にはファーストフィルのバーボン樽のみを使用します。
(ラフロイグ30年他一部のカスク製品にはシェリー樽も使用)
樽は四季を通じて呼吸しているため、「天使の分け前」と呼ばれる蒸発分を失いながら、蒸留所の目の前の入り江から吹きよせる海藻やピースの香りをたっぷり含んだ潮風を呼吸し続けながら長い年月を過ごします。

Step07 製品化

熟成

潮風をたっぷり浴びつづけること、数年。とうとうラフロイグの完成です。
「超スモーキー」「際立つピートの香り」「海藻を思わせる潮の後味」と専門家によく評される強烈の個性を持つラフロイグ。好きになるか、嫌いになるか。一度好きになるともう大変。Welcome to Laphroaig!この唯一無二の味わいの魅力からはもう離れられません。もし最初の一杯が口に合わなくっても大丈夫。一生そうだとは限りませんから。この水とピートと大麦のある限り、ラフロイグはいつまでもこの味わいを守り続けながら、あなたとの再会を心待ちにしています。