指揮:クリスティアン・ティーレマン

1978年、ベルリン・ドイツ・オペラのコレペティートルとして、音楽家のキャリアをスタート。ゲルゼンキルヒェン、カールスルーエ、ハノーファーで経験を積み、1985年にはデュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラで第一指揮者に、1988年にはニュルンベルク州立歌劇場で音楽総監督となった。その後1997年から2004年まで、故郷ベルリンでベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督を、2004年から2011年までミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督を務めた。2012/13シーズンよりシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を務め、2013年にはザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督に就任した。以来、シュターツカペレ・ドレスデンは同音楽祭のレジデンス・オーケストラである。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とも密接な関係にある。2000年夏に『ニュルンベルクのマイスタージンガー』でバイロイト音楽祭にデビューして以来、彼の音楽解釈は常に高い評価を得、2010年より同音楽祭の音楽顧問を務めている。活動は世界中に亘り、アムステルダム、ロンドン、ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィア等の主要オーケストラからの招聘で、イスラエル、日本、中国でも客演を重ねている。 ユニテル社専属アーティストとして、ディスコグラフィは広範囲に及ぶ。2010年から2013年のジルヴェスター・コンサートのほか、シュターツカペレ・ドレスデンとの共演でベートーヴェン、リスト、ブルックナー、レーガー、プフィッツナー、ブゾーニの管弦楽曲、並びにリヒャルト・シュトラウスの『アラベラ』、『ナクソス島のアリアドネ』、『エレクトラ』、リヒャルト・ワーグナーの『パルジファル』のCD及びDVDがリリースされている。最近では、ヨハネス・ブラームスの交響曲全集が挙げられる。また、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とはベートーヴェンの交響曲全曲を録音している。
ロンドン王立音楽院の名誉会員、そしてワイマール・リスト音楽院、及びルーヴェン・カトリック大学(ベルギー)から名誉博士号を授与されている。

管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン

1548年にザクセン州のモリッツ選帝侯によって創設された同楽団は、世界最古の歴史と伝統を誇るオーケストラの一つである。歴代楽長には、ハインリヒ・シュッツ、ヨハン・アドルフ・ハッセ、カール・マリア・フォン・ウェーバー、この楽団を彼の「奇跡のハープ」と称したリヒャルト・ワーグナーらが名を連ねている。過去100年の首席指揮者には、エルンスト・フォン・シューフ、フリッツ・ライナー、フリッツ・ブッシュ、カール・ベーム、ヨーゼフ・カイルベルト、ルドルフ・ケンペ、オトマール・スウィトナー、クルト・ザンデルリング、ヘルベルト・ブロムシュテット、ジュゼッペ・シノーポリがいる。2002年から2004年にはベルナルト・ハイティンクが、2007年から2010年にはファビオ・ルイージがこの楽団を率いた。2012/2013シーズンからは、クリスティアン・ティーレマンが首席指揮者を務める。また、サー・コリン・デイヴィスは、1990年から2013年4月の死去まで、楽団初で唯一の名誉指揮者であった。2012/2013シーズンより、チョン・ミョンフンが首席客演指揮者を務めている。 リヒャルト・シュトラウスと関係が深く、R.シュトラウスの『サロメ』、『エレクトラ』、『ばらの騎士』を含む9つのオペラは、シュターツカペレ・ドレスデンによって初演され、『アルプス交響曲』は同楽団に献呈された。ほかにも多くの著名な作曲家による作品が、同楽団によって初演、または献呈されている。このような歴史に基づき、2007年よりレジデンス・コンポーザーの制度を設けており、ヘンツェ、リーム、グバイドゥーリナに続き、2015/2016シーズンにはジェルジュ・クルターグがこれに就任している。また、ピアニストのイェフィム・ブロンフマンは、同シーズンの「カペル・ヴィルトゥオーソ」(レジデント・アーティスト)として様々な演奏会に登場している。2013年からは、クリスティアン・ティーレマンが芸術監督を務めるザルツブルク・イースター音楽祭のレジデント・オーケストラとなった。
地域の活動にも積極的に取り組んでおり、2008年から、ゲルリッツ=ズゴジェレツにあるミーティングポイント・ミュージック・メシアンのサポート・オーケストラを務めている。さらに2010年にはゴーリッシュ(ザクセン・スイス)の『国際ショスタコービチの日 in ゴーリッシュ』の創設に協力した。同楽団は、2007年オーケストラでは初めて「世界の音楽遺産の保存のためのヨーロッパ文化財団賞」を受賞。

ピアノ:キット・アームストロング

1992年ロサンゼルス生まれ。5歳で作曲を始め、その後ピアノを始める。ウィーン楽友協会、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリンのフィルハーモニーをはじめ、世界の主要なホールで演奏し、リッカルド・シャイー、マンフレート・ホーネック、エサ=ペッカ・サロネンなど名立たる指揮者とも共演している。フィラデルフィアのカーティス音楽院とロンドンの王立音楽院で学び、13歳で巨匠アルフレッド・ブレンデルに師事し、ブレンデルは師として「私が出会った最高の才能」と賛辞を惜しまない。二人のユニークな関係は、イギリスの映画監督マーク・キデルの「ピアノの椅子に火をつけろ(Set the Piano Stool on Fire)」に描かれている。2013年にSony Classicalよりリリースされたアルバムに収められたバッハのコラール前奏曲が特に注目され、ドイツのRBBラジオは、「世界が待っていた数少ないCDのひとつ」と絶賛した。15年には「リスト:交響的情景」をリリースしている。
2016/17シーズンは、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、オメール・メイア・ヴェルバー指揮シュターツカペレ・ドレスデンとモーツァルトのピアノ協奏曲第17番での共演などが予定されている。

語り:イザベル・カラヤン

ジャン=ローラン・コシェに師事しパリで演劇を学ぶ。ユルゲン・フリムが支配人を務めるハンブルク・タリア劇場でアンサンブルメンバーとなった後、生まれ故郷であるウィーンでジョージ・タボリのデア・クライス劇場に移る。
フランス語を母国語とする彼女は、パリの国立ラ・コリーヌ劇場やテアトル・ド・ラ・トンペットなどフランスの舞台で多く活躍。その他、アヴィニョンやアデレード、ブエノスアイレスのテアトロ・コロン、ベルリンやミュンヘン、シュトゥットガルトの小劇場で、ユルゲン・ゴーシュ、ユルゲン・フリム、トーマス・ラングホフ、ホルヘ・ラヴェリ、クラウス・ミヒャエル・グルーバーなどの演出家の舞台に出演。
映像分野では、ウォルフガング・ムルンベルガー、ホルガー・バールゼル、ニナ・コンパネッツ、アラン-ミヒャエル・ブラン、ローレント・ハイネマン、パトリシア・マジなどの演出家と共演。
舞台のレパートリーとして、演出家クラウス・オルトナーと共に室内楽、オーケストラ付きの音楽劇に取り組み、オネゲル『火刑台上のジャンヌ・ダルク』、ピーター・マクスウェル=デイヴィス『狂王のための8つの歌』、ストラヴィンスキー『兵士の物語』に出演。2011年には、初めてザルツブルク・イースター音楽祭にも登場。

ヴォータン:ミヒャエル・フォッレ (バリトン)

チューリヒ歌劇場の専属歌手、バイエルン州立歌劇場のメンバーを務め、ロイヤル・オペラ、ミラノ・スカラ座など世界の歌劇場で活躍。2007、08年のバイロイト音楽祭では『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のベックメッサーを歌った。最近の出演には、ウィーン国立歌劇場での『パルジファル』アムフォルタス、バイエルン州立歌劇場及びメトロポリタン歌劇場での『さまよえるオランダ人』オランダ人、ベルリン国立歌劇場での『ジークフリート』ヴォータン/さすらい人、ザルツブルク音楽祭2016での『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ、パリ・オペラ座での『魔笛』パパゲーノが挙げられる。2016/17シーズンには、『エレクトラ』オレスト、『ラインの黄金』ヴォータンでザクセン州立歌劇場に出演。

ドンナー:アレハンドロ・マルコ=ブールメスター(バリトン)

今日最も著名なヘルデン・バリトンの一人。2001年にバイロイト音楽祭にデビュー以来、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』コートナー、ブーレーズ指揮/シュリンゲンジーフ演出の『パルジファル』アムフォルタスなどに出演。06年には『神々の黄昏』グンター役デビューを果たし、13、14年の同音楽祭で再び同役を演じた。イタリア、フランス作品のレパートリーも多く、ベルリン国立歌劇場で『椿姫』ジェルモンで活躍をみせ、『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵、『ナブッコ』タイトルロール、『ドン・カルロ』ロドリーゴで成功をおさめた。そのほか、リヨン歌劇場で『パルジファル』クリングゾル、ネザーランド・オペラの『ニーベルングの指環』チクルスに出演。

フロー:タンセル・アクゼイベク(テノール)

ティーレマン指揮で、2015年ザルツブルク・イースター音楽祭に『道化師』ベッペ、15年バイロイト音楽祭に『トリスタンとイゾルデ』牧人、水夫で出演。ほかグラーツで『セビリャの理髪師』アルマヴィーヴァ伯爵、北オランダ管のベルリオーズ『レクイエム』に出演。これまでに、『オベロン』『オルフェオ』『ポッペアの戴冠』タイトルロール、『ファルスタッフ』バルドルフォ、『カルメン』レメンダード、『後宮からの誘拐』ペドリッロ、『魔笛』タミーノ、『愛の妙薬』ネモリーノ、『トゥーランドット』パン、『マノン・レスコー』エドモンド、『チェネレントラ』ドン・ラミーロ、『ジャンニ・スキッキ』リヌッチョなどの諸役で活躍している。

ローゲ:クルト・シュトライト(テノール)

モーツァルトのスペシャリストとして世界の檜舞台で活躍。同時に、近年では幅広いレパートリーにおいて更なる成功をおさめている。その中には、パリ・オペラ座での『ルル』、アン・デア・ウィーン劇場での『ヴェニスに死す』、ロンドン、アムステルダム、ブリュッセルでの『カーチャ・カバノヴァー』、メトロポリタン歌劇場での『死者の家から』、ミュンヘンでの『さまよえるオランダ人』エリック、グラーツ・シュティリアルテ音楽祭での『カルメン』などがあり、またヘンデル、モンテヴェルディ作品での活躍もめざましい。2016年にはオランダ国立オペラ制作『ホヴァンシチナ』ゴリーツィン、フランクフルト歌劇場制作『ラインの黄金』ローゲを演じる。

アルベリヒ:アルベルト・ドーメン(バス・バリトン)

1997年ザルツブルク・イースター音楽祭およびザルツブルク音楽祭のアバド指揮『ヴォツェック』でデビュー。2003年には『サロメ』ヨカナーンでメトロポリタン歌劇場にデビュー。07年には『ニーベルングの指環』ヴォータン/さすらい人でバイロイト音楽祭にデビューし、同役をウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、メトロポリタン歌劇場など世界の檜舞台で歌っている。バイロイト音楽祭では15、16年アルベリヒで出演。
近年の活動には、バーデン゠バーデンでティーレマン指揮『エレクトラ』オレスト、シュトゥットガルトでファルスタッフ役デビュー、ウィーンで『トリスタンとイゾルデ』マルケ王、ベルリン国立歌劇場でヨカナーンなどが挙げられる。

ミーメ:ゲアハルト・ジーゲル(テノール)

1998年バイエルン州立歌劇場にデビュー。99~2006年ニュルンベルク歌劇場と専属契約を結び活躍。特に『ニュルンベルクのマイスタージンガー』シュトルツィング、『ジークフリート』タイトルロールで称賛を集めた。以来パルジファル、バッカス、ヘロデ、フロレスタンなどドラマティック・テノール、ヘルデン・テノールの役を中心にレパートリーを拡げる。近年レパートリーの中心になっているのが『ラインの黄金』および『ジークフリート』のミーメで、メトロポリタン歌劇場およびバイロイト音楽祭、ロイヤル・オペラ・デビューで同役を演じたほか、ケルン歌劇場、新国立劇場でも同役を歌っている。16年ザルツブルク音楽祭では『ダナエの愛』に出演。

ファーゾルト:ステフェン・ミリング(バス・バリトン)

2015年、ペトレンコ指揮『神々の黄昏』ハーゲンでバイロイト音楽祭にデビューし、16年も同役で出演。ラトル指揮ウィーン国立歌劇場およびティーレマン指揮ザルツブルク・イースター音楽祭での『パルジファル』グルネマンツ、メトロポリタン歌劇場での『ワルキューレ』フンディング、BBCプロムス、オランダ国立オペラでの『ラインの黄金』ファーゾルト、ベルリン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場での『トリスタンとイゾルデ』マルケ王、バイエルン州立歌劇場での『さまよえるオランダ人』ダーラントなど、ワーグナー作品で高い評価を得ている。また、サーリアホ『アドリアナ・マーテル』、『魔笛』『リゴレット』など多様なレパートリーで活躍。

ファフナー:アイン・アンガー(バス)

2009年、ティーレマンの指揮のもと『ラインの黄金』および『ジークフリート』のファフナーでバイロイト音楽祭にデビュー。『ガーディアン』紙に「いま最もすばらしいワーグナー・バスのひとり」と評価されている。ナガノ指揮バイエルン州立歌劇場、ウェルザー=メスト指揮ウィーン国立歌劇場、ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場に『ニーベルングの指環』フンディングで出演。ヘンヒェン指揮『さまよえるオランダ人』ダーラントでスカラ座デビュー。ラニクルズ指揮ベルリン・ドイツ・オペラとの『タンホイザー』でBBCプロムスに出演した。ウィーン国立歌劇場には2004年に初登場以来、40以上の役で出演。16年ロイヤル・オペラに『ボリス・ゴドゥノフ』ピーメンでデビュー。

フリッカ:藤村実穂子 (メゾ・ソプラノ)

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了、ミュンヘン音楽大学大学院留学中にワーグナー・コンクールで事実上の優勝、マリア・カナルス・コンクール優勝など数々の国際コンクールに入賞。2002年日本人として初めて主役級でバイロイト音楽祭デビュー。これまでにミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ、バイエルン州立歌劇場、ルツェルン音楽祭などに登場。ティーレマン、アバド、メータ、マズア、ヤンソンス、シャイーなどの指揮者や、ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管などから指名を受けて幅広いレパートリーで共演を重ね、「現代最高のメゾ」の名を得ている。13年サントリー音楽賞、14年紫綬褒章を受賞。

フライア:レギーネ・ハングラー(ソプラノ)

リンツのブルックナー音楽大学でヴィオラを、ケルンテン州立音楽院で声楽を学び、ウィーン国立音楽大学でオラトリオをホルに、歌曲をレヒナーに師事。ザンピエリ、アメリンク、ヤノヴィッツ、ジョーンズ等のレッスン、マスタークラスを受講。ビルギット・ニルソン・コンクール第2位入賞。2013/14シーズンよりウィーン国立歌劇場と契約し、『ばらの騎士』『ワルキューレ』『パルジファル』『ナクソス島のアリアドネ』『タンホイザー』『ローエングリン』などに出演。 15年にはベルリン、クリーヴランド、ニューヨークで『ダフネ』に出演し成功を収めた。16年は『ダナエの愛』クサンテでザルツブルク音楽祭にデビュー。

エルダ:クリスタ・マイヤー(メゾ・ソプラノ)

2001年からザクセン州立歌劇場の専属歌手を務め、ヨーロッパの歌劇場に次々デビュー。2008年ティーレマン指揮のもと、『ニーベルングの指環』エルダ、ヴァルトラウテでバイロイト音楽祭にデビュー。以来、同音楽祭に定期的に招かれ、16年は『トリスタンとイゾルデ』『さまよえるオランダ人』に出演した。15年には『ラインの黄金』で新国立劇場にデビュー。ザクセン州立歌劇場では、15年『ペレアスとメリザンド』に出演。2015/16シーズンには、ドレスデンなどで『画家マティス』ヘルフェンシュタイン伯爵夫人、ティーレマン指揮で『ワルキューレ』フリッカを歌い、16年ザルツブルク・イースター音楽祭では新制作の『オテロ』エミーリアで好評を博した。

ヴォークリンデ:クリスティアーネ・コール(ソプラノ)

2000年、ボルトン指揮『タウリスのイフィゲニア』司祭役でザルツブルク音楽祭デビュー。02~09年チューリヒ歌劇場の専属歌手。09年、ティーレマン指揮『ラインの黄金』ヴォークリンデ、『ジークフリート』森の小鳥でバイロイト音楽祭にデビュー。13~16年には『ニーベルングの指環』ヘルムヴィーゲおよび第3のノルンで出演。2011/12シーズンからドルトムント歌劇場の専属歌手を務める。2014/15シーズンは、ティーレマン指揮のもと『ばらの騎士』マリアンネでザクセン州立歌劇場に初登場。2015/16シーズンには、ドレスデンで『魔弾の射手』アガーテと『ワルキューレ』ヘルムヴィーゲを演じた。16年にはドレスデンで『ラインの黄金』ヴォークリンデに出演。

ヴェルグンデ:サブリナ・ケーゲル(メゾ・ソプラノ)

2004~11年、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場の専属歌手を務める。ザクセン州立歌劇場では『アルジェのイタリア女』ズルマ、『フィガロの結婚』マルチェリーナで客演。13年『魔笛』侍女II役でブレゲンツ音楽祭にデビュー。14/15シーズンは『ヤーコブ・レンツ』アルトIでシュトゥットガルト州立劇場とモネ劇場に初登場し、ザルツブルク州立劇場で『魔笛』侍女IIIに出演。バーデン州立歌劇場で『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼルを客演。16/17シーズンには、ベルリン国立歌劇場で『ヤーコブ・レンツ』アルトIを客演する。16年10月、ティーレマン指揮のもと『ラインの黄金』ヴェルグンデでザクセン州立歌劇場に出演。今回が日本デビュー。

フロスヒルデ:シモーネ・シュレーダー(コントラルト)

ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学などで学ぶ。1997年、バレンボイム指揮のもと『パルジファル』と『ワルキューレ』でベルリン国立歌劇場にデビューして以来、同劇場に定期的に出演。さらに、バイロイト音楽祭、ザクセン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ワシントン・オペラなどに出演。新国立劇場には2009年『ラインの黄金』と10年『ジークフリート』エルダ、15年『ラインの黄金』フリッカで出演している。また、バッハから20世紀作品までの幅広いレパートリーで歌曲の歌い手としても活躍。04年『さまよえるオランダ人』マリーで同作品初のピリオド楽器による録音に、07年ブーレーズ指揮のマーラー交響曲第8番の録音に参加した。

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