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こちらでは、建築家・隈研吾(くまけんご)氏の設計による新しいサントリー美術館の館内をヴァーチャルウォークスルーで体験することができます。 このウォークスルーを通じてこだわりの建築も美術館の新たな鑑賞ポイントにしていただければ光栄です。 それでは、館内をゆっくりとお楽しみください。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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こちらは3階にある総合受付です。
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画面右手に見えるのは、この建物のコンセプトのひとつであるルーバー(縦格子)です。ルーバーは桐を使用した部材になっています。
この建物壁面・天井に多用されているルーバーによって伝統的な日本家屋で見られるような、層状に構成される空間を作り出しています。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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建物外観にもルーバーがデザインされています。外観は白磁の器をイメージした白色で統一され、ルーバーには白いセラミックパネルを使っています。
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更に繊細さを出すため補強のアルミ材を2~3mm後退させ、セラミックのエッジをきかせることによってルーバーの先端を8mmまで細くしました。
隈研吾氏の建築ではミリ単位までこだわっていることがよく分かります。
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4階のロビーです。 向かって左側の壁面は一面に和紙が貼られ、間接照明を仕込んだ「光壁(ひかりかべ)」になっています。(4/11)
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和紙は新潟の「門出(かどいで)和紙」を使っています。和紙職人の小林康生(こばやしやすお)氏が昔ながらの製法で1枚1枚漉いたものです。 このロビー以外にも、和紙で仕上げた壁面が各所にあります。いずれも40×60cmの和紙をひとつひとつ丁寧に貼り付けたものです。貼りしろは3~5mmとミリ単位までこだわりました。高度な技術を持った職人だけが出来る施行方法です。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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この和紙のサイズは人間の体の寸法に合わせた「ヒューマンスケール」に基づいて出された寸法で、普段住宅などで使われている和紙のスケールです。 和紙の総数は2351枚になります。この表面には汚れ防止のため、昔から伝わっているこんにゃくを塗りつけるという技術が使われています。 光壁はまるで障子から差し込む光のようにやさしく来場者を迎えてくれます。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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4階の展示室です。
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壁はグレートーンで、ガラスと壁との境目を感じさせず、壁面の凹凸もありません。スイッチやコンセントなども一見するとどこにもないように見えます。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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展示ケースには鍵穴などの目につく要素は一切無く、できる限り段差や目地がないように設計されています。
先ほどの壁と同様に壁面ケース内も無機質な淡いグレーになっていて、作品を引き立ててくれます。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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壁面ケースの照明にはさまざまな新しい工夫を試みています。
ケースは3種類の照明を備えており、天井からは蛍光灯と光ファイバー、床からはLED(発光ダイオード)で作品を下から照らす照明を設置しました。これら3種類の光を組み合わせることにより、あらゆるタイプの作品に対してベストな照明を作り出すことが可能になります。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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下からの照明にこだわったのは、日本の伝統的な建築に見られる、障子から入ってくる光や蝋燭などの照明を再現するためです。この再現のために試行錯誤を繰り返し、現在の方式の照明にたどり着きました。 この照明デザインは照明家・豊久将三(とよひさしょうぞう)氏が手がけたものです。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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再び4階ロビーに出てきました。床材に使っているのは、ウィスキー樽を再利用したホワイトオーク材です。
今回の建物は自然素材を生かすだけではなく、「環境にやさしい・人に優しい」にもこだわって建築されています。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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ウィスキー樽を再利用した床材、熱を発せず環境に影響しないLED照明、湿度を調整し、防虫効果を持つとされる伝統的な素材、桐を多用、壁の汚れ防止にはこんにゃく等、様々なディティールに工夫をしてあります。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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次に4階から3階へ降りていきましょう。 階段は空間を邪魔しないよう構造計算で強度を確認しながら、高度な技術を用い、厚さをわずか10cmとしました。
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この高さ9.3mの吹き抜け空間は建物の中の最大の見どころです。 ガラス壁面いっぱいに伝統的住まいの知恵である「無双格子(むそうごうし)」が設置されています。二つの縦格子を重ねるように組み合わせ、スライドさせることで開閉度合いを調整し、室内に差し込む光を自在に調節できます。また、一部は取り外しも可能です。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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今回のヴァーチャルウォークスルーでは、その開閉や取り外しを体験できるようになっています。下側のボタンを操作して是非お楽しみください。 無双格子 内側の壁には先ほどご紹介しました和紙が全面に貼られ、和のモダンを感じさせる個性的な空間に仕上がっています。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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こちらが最大の見せ場である吹き抜けスペースの中心です。向かって右側は和紙壁、左側は無双格子、階段は最薄の階段といった空間となっています。 左側の無双格子は、自在に開閉できるだけでなく、一部を完全に取り外すことができます。また、右側の和紙壁も可動の間仕切りになっているので、様々な空間演出が可能です。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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ここでは、無双格子の開閉、取り外しと、間仕切りの開閉を体験できます。下側のボタンを操作して是非お楽しみください。 無双格子
(10/11) ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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3階には、先ほどの吹き抜けスペースに隣接する3階展示室があります。吹き抜けスペースとの間の壁は可動の間仕切りになっていて、壁を取り払って2つの空間を一体化させることも可能です。 それを生かし、展示室側・吹き抜け側の両サイドから作品を楽しめる壁面ケースも用意しました。あるときはそれぞれ独立した2つの空間に、またあるときはダイナミックに連続する開放的な空間にと、展覧会によってさまざまな空間づくりを行うことができます。(11/11) ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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ここでも格子や間仕切りの開閉などが体験できます。下側のボタンを操作して是非お楽しみください。(11/11) 無双格子
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いかがでしたでしょうか。今回はこの3階展示室までをヴァーチャルウォークスルーで見ていただきました。 普通に作品を見るだけではなく、このように建物自体も鑑賞のポイントにすると、楽しさも倍増するのではないでしょうか。 次回は、一般公開していない茶室など、展示室以外の空間もご紹介しますので、楽しみにお待ちください。 ※閲覧には「ViewPointMediaPlayer」が必要です。
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