サントリー美術館は、六本木に新しくオープンする「東京ミッドタウン」(赤坂9丁目)内に開館します。「東京ミッドタウン」は、4ヘクタールの広大な緑地とともに、オフィス、商業施設、賃貸住宅、ホテル、デザイン関連施設、メディカルセンター、ホール&カンファレンスからなる複合再開発です。「ダイバーシティ・オン・ザ・グリーン」をコンセプトに掲げ、複合機能の融合を図るとともに、世界に向けて最先端情報を発信する舞台となることを目指しています。

商業施設は、ファッション、ライフスタイル、グルメなど、感度の高い大人たちのニーズに応えるショップ&レストランが充実。ホテルは東京初進出となる5ツ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」がオープンします。さらに、国際競争力の源泉としての「デザイン」&「アート」に力を入れ、当館とともに、デザインへの関心と理解をムーブメントとして育てていくことを目指す施設「21_21 DESIGN SIGHT」などもオープンします。
東京ミッドタウンができるのは、外苑東通りに面し、六本木交差点と乃木坂の間に位置するエリアです。かつてここは江戸時代、萩藩・毛利家下屋敷でした。明治時代に陸軍駐屯地となり、終戦後には米軍将校宿舎、その後は防衛庁の檜町庁舎として使われていました。
この敷地内には、歴史を物語るものがいまも数多く残っています。毛利家下屋敷跡の石組溝の石は、現在は擁壁に。旧防衛庁に植えられていた約140本の木々は、東京ミッドタウンの緑地エリアへと、形を変えて受け継がれています。


