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2015年度事業報告書

[2015年4月1日~
2016年3月31日]

<学芸文化振興事業>

1.研究助成(公募)

 広く一般より公募する研究助成事業で、三本の助成プログラムを実施する。

①「人文科学、社会科学に関する学際的グループ研究助成」
人文科学、社会科学分野の研究領域における国際的・学際的視点をもった学術上意義の大きいグループ研究に対する助成である。本年度は2月から4月の募集期間に310件の応募があり、33研究に対し総額3,458万円の助成を実施した。

②「地域文化に関するグループ研究助成」
地域文化に関する学際的な研究の振興とそれを通じた日本の地域文化の発展に寄与することを目的とする、独創的で学術上意義の大きいグループ研究活動に対する助成である。本年度は2月から4月の募集期間に91件の応募があり、5研究に対し総額500万円の助成を実施した。

③「若手研究者のためのチャレンジ研究助成」
人文科学・社会科学の分野において学問的に新しい視点を持ち社会的にも広がりのある研究を志す、意欲的な若手研究者の支援を目的とする助成である。本年度は10月から11月の募集期間に239件の応募があり、15研究に対し総額1,376万円の助成を実施した。

2.研究助成(推薦)

 有識者からの推薦に基づいて行なう研究助成事業である。将来有望な新進の研究者による学術上意義の大きい人文科学、社会科学分野の研究に対して助成を行なう。「若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成(鳥井フェロー)」と「外国人若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成(サントリーフェロー)」の二つのプログラムを実施しており、本年度は13研究に対し総額2,580万円の助成を実施した。

3.調査研究

 社会と文化に関する国際的・学際的な調査研究について、今日の時代に則したテーマを選定し、研究者・資金等の方策を決定し、当財団の下で実施するプログラムで、日本社会をはじめ世界に対して有意義な知見の発信を目指す。本年度は「天皇の近代」「新しい地政学における国際秩序を考える」「コモンズ」「『知』の試み研究会(山崎塾)」の4つの研究会を新たにスタートさせ、「グローバルな文脈での日本」研究会では3月にオックスフォードで共同セミナーを実施した。このほか、2011~13年度に実施した「21世紀日本の芸術と社会を考える研究」の成果として、『ポストモダンを超えて』(平凡社、2016年3月刊)を出版した。

4.サントリー学芸賞

 政治・経済、芸術・文学、社会・風俗、および思想・歴史の4分野において、活動顕著な新進の研究者、評論家等の独創的、冒険的な業績に対して「サントリー学芸賞」を贈呈する。本年度は6人に賞を贈呈した(副賞各200万円)。

5.海外出版助成

 日本の社会と文化に関する国際理解の促進のため、日本の評論、学術的研究など外国語への翻訳、海外での出版に対して助成する。本年度は英語、フランス語、韓国語、ポーランド語、ロシア語での出版事業7件に対し総額497万円の助成を決定した。

<地域文化振興事業>

1.サントリー地域文化賞

 地域の文化の向上につき活動顕著な個人・団体に対して「サントリー地域文化賞」を贈呈する。本年度は5件に賞を贈呈した(副賞各200万円)。

2.地域文化活動支援

 地域で文化活動を行う個人・団体を支援することを目的に、こうした活動に有益な情報を発信し、各地の地域文化に関する活動の相互交流と啓発の場を提供する。これまでのサントリー地域文化賞受賞者の活動を紹介する映像を9本制作した。また、これまでの同賞受賞者の活動の現状を伝えるため、10ヶ所の受賞者を取材した。これらの映像や取材内容は地域文化活動の生きた事例として当財団のウェブサイトに掲載している。

以上

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