14

伊達市吹奏楽きらめき事業推進会議
「伊達ジュニアウィンドオーケストラ 東京藝大ウィンドオーケストラ 第3回合同演奏会」

  • 実施日時
    2014年5月25日(日)13:00開演
  • 実施場所

    伊達市保原体育館

  • プログラム

    <第Iステージ (友情演奏ステージ)>

    ①伊達市立伊達小学校吹奏楽部
    ・あまちゃんオープニングテーマ」
    ・「ミュージカル『レ・ミゼラブル』よりワン・デイ・モア」
    ・フィンガー5コレクション」と「ヘビーローテーション」

    ②保原高等学校吹奏楽部
    ・福島弘和作曲「百年祭」
    ・黒うさP作曲「千本桜」

    ③梁川交響吹奏楽団
    ・編曲「魔女の宅急便セレクション」
    ・マーチ ブライト ステップス

    <第IIステージ (伊達市内中学生による演奏)>

    スウェアリンジェン 作曲:「狂詩曲『ノヴェナ』」
    久石譲 作曲(森田一浩編曲):「ラピュタ『キャッスル・イン・ザ・スカイ』」
    岩井なおひろ 編曲:「サウンド・オブ・ミュージック・メドレー」

    <第IIIステージ(東京藝術大学の教員8名と学生47名による演奏)>

    国家公安委員長 古屋 圭司様 のクラリネット演奏
    ・モーツアルト作曲 「クラリネット協奏曲 イ短調 第2楽章」

    ヴァンデルロースト作曲、「アルセナール」

    須川展也先生のサックス・ソロ
    ・「グラナダ」「オーデルズ オブ ヌードルズ」「シーガル」

    「ディズニーメドレーII」
    ※教授:山本正治先生、小畑善昭先生、須川展也先生、岡崎耕治先生、
    十亀正司先生 古賀慎治先生、犬伏啓太先生、日高 剛先生

    <第IVステージ
    (伊達市内中学生と東京藝術大学ウィンドオーケストラの総勢200名による演奏)>

    福島 弘和 作曲「道 希望へ」
    『花は咲く』
    「ふるさと」

    (伊達市内で活動する合唱団体の皆様にも賛助出演)

  • 出演

    第Iステージ :
    ①伊達市立伊達小学校吹奏楽部
    ②保原高等学校吹奏楽部
    ③梁川交響吹奏楽団

    第IIステージ:
    伊達市内中学生による演奏

    第IIIステージ:
    東京藝術大学の教員8名と学生47名による演奏

    第IIIステージ :
    東京藝術大学の教員8名と学生47名による演奏
    ※教授:山本正治先生、小畑善昭先生、須川展也先生、岡崎耕治先生、
      十亀正司先生 古賀慎治先生、犬伏啓太先生、日高 剛先生

    第IVステージ :
    伊達市内中学生と東京藝術大学ウィンドオーケストラの総勢200名による演奏

主催者からのレポートをお届けします。
音楽は、私たちの日々の生活に安らぎや潤いを与えてくれています。音楽を聴いて感動する心は、豊かな人生を送るためになくてはならないものと考えています。
特に、震災後、音楽は、子どもたち、市民の心を癒し、また元気を与えるものとして復興支援教育の柱としました。そんな時に、文部科学省を通じ、東京藝大より音楽指導の支援の話をいただき、この「伊達市吹奏楽きらめき事業」が実現できました。
市内6校の中学校吹奏楽部の生徒が未来の日本の音楽芸術の担い手である東京藝術大学生と一同に会し交流する本事業では、1年間の交流活動の集大成として、合同演奏会を開催しています。過去2回の演奏会の反響が大きく、音楽活動の輪が広がり、伊達市楽友協会が設立されました。第3回目を迎える今年度は、小学校、高校、一般団体の友情演奏に加えて、100名を超える市内各合唱団が参加することとなり5月25日(日)に開催しました。

世界的サキソフォーン演奏者である藝大招聘教授須川展也氏も参加してくだるということで、どのくらいの観客が来られるのか心配でした。当日、1時間前から長蛇の列となり観客約1,400で開演を迎えました。Ⅰ部の友情演奏からIV部の合同演奏まで、約3時間30分間、息のつくまもなく、熱気あふれる演奏会となりました。Ⅲ部では文部科学省と東京藝術大学との架け橋として尽力いただいた国家公安委員長古屋圭司大臣も昨年に引き続き演奏にも参加していただきました。アンコール曲「ふるさと」では、観客が総立ちとなり会場が一体となり感動と感謝の渦に包まれ,多くの観客の目には涙、大成功裏に終了することができました。昨年同様、前日には、ミニコンサートも行われ、須川氏の他、本県出身のピアニスト大伏啓太氏の演奏も披露され大盛況でした。

3年目を迎えたこの事業も回を重ねるにつれ、生徒達の演奏技能はもちろんのこと、藝術大学の先生や学生、他校との生徒との交流により主体性や積極性、あいさつ等の態度や心の成長にもつながっています。 今後も一流の指導者から直接指導をいただきながら、音楽に触れることにより、その感動と喜び、芸術の奥深さを知り、今後の成長の糧にしてもらいたいものと考えております。
この事業を推進するにあたり、公益財団法人 サントリー芸術財団様をはじめ多くの団体のご支援と、東京藝術大学音楽学部教授 山本正治 様をはじめとした指導の先生方,学生の皆さんの熱意に、深く敬意と感謝の気持ちをお伝えいたします。