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ニュースリリース
  • No.sh0245(2017/7/14)

サントリーホール オペラ・アカデミー修了コンサート開催
プリマヴェーラ・コース第4期生募集

2016年公演より

研修の様子

ジュゼッペ・サッバティーニが率いるオペラ・アカデミー

 サントリーホールは、若き声楽家およびピアニストを対象に“研鑽の場”と“演奏の場”を提供する「サントリーホール オペラ・アカデミー」を、指導者にジュゼッペ・サッバティーニを迎えて開催しています。アカデミー生が2年間の研鑽の成果を披露する修了コンサートを9月28日(木)にブルーローズ(小ホール)で開催します。
 また、2017年10月から19年5月まで学ぶ受講生を8月15日(火)~28日(月)の期間、募集します。

 「サントリーホール オペラ・アカデミー」は、ホール・オペラ®のために来日した世界のトップ・アーティストから直接学べる場を提供する目的で1993年に発足しました。世界的な指揮者やコレペティトゥア、歌手によるレッスンを受けるのみならず、アカデミーのメンバー同士が互いのよき「耳」となり、歌を聴いて意見を述べることで啓発しあう研修会のスタイルが大きな特徴となっています。
 2011年秋より、世界的テノール歌手の活動を経て現在は指揮者・声楽指導者として活躍するジュゼッペ・サッバティーニをエグゼクティブ・ファカルティに迎えて、新たなスタートを切りました。現在は、基礎的なテクニックの習得を目指す「プリマヴェーラ・コース」と、同コース修了生あるいは同等の実力を持つ声楽家がさらに深い音楽表現を磨くための「アドバンスト・コース」の2コース制となっています。
 アカデミー生は、エグゼクティブ・ファカルティの特別研修会(年2~3回程度)、またサッバティーニの指導に基づいたコーチング・ファカルティ(天羽明惠、野田ヒロ子、櫻田亮、今尾滋、増原英也、古藤田みゆき)による定例研修会(月2~3回程度)を通して、プリマヴェーラ・コース2年目ではトスティ等のイタリア歌曲、アドバンスト・コースでは自身のレパートリーに合ったオペラの役を通した解釈・表現と、厳しいレッスンを経てきました。今回の修了コンサートはプリマヴェーラ・コース第3期生16名と、アドバンスト・コース第2期生3名が出演します。

◆サントリーホールは、改修工事のため、2017年2月6日から8月31日にかけて休館しています◆
[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL:0570-55-0017
  ※休館中の営業時間:月~金10時~18時 土日祝は休業、窓口は休館中休業
   9月1日以降、電話・窓口とも通常営業(10時~18時、休館日を除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL:03-3505-1002 FAX:03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 http://suntory.jp/HALL/

― 記 ―

サントリーホール オペラ・アカデミー 修了コンサート
Suntory Hall Opera Academy Concert

【日時】2017年9月28日(木)19:00開演(18:20開場)

【曲目・出演】※曲目詳細は公演直前に発表予定
第1部:イタリア歌曲
(トスティ、ロッシーニ、ベッリーニ等の作品を予定)
出演:プリマヴェーラ・コース第3期生 The Members of the 3rd Primavera Course
ソプラノ:大田原 瑶、小原美並、金子 響、木和田絢香、黒田詩織、五味由利子、野上紗智
Yo Otahara/ Minami Ohara/ Kyo Kaneko/ Ayaka Kiwada/ Shiori Kuroda/ Yuriko Gomi/ Sachi Nogami, soprano
メゾ・ソプラノ:実川裕紀、細井暁子、山下未紗
Yuki Jitsukawa/ Akiko Hosoi/ Misa Yamashita, mezzo-soprano
バリトン:石井基幾、澤地 豪、溝口修平 Motoki Ishii/ Takeshi Sawachi/ Shuhei Mizoguchi, baritone
バス:小幡淳平 Jumpei Obata, bass
ピアノ:前田美恵子、松田琴子 Mieko Maeda/ Kotoko Matsuda, piano

第2部:オペラ・アリアと二重唱
出演:アドバンスト・コース第2期生 The Members of the 2nd Advanced Course
ソプラノ:熊田祥子、迫田美帆 Shoko Kumada/ Miho Sakoda, soprano
バリトン:村松恒矢 Koya Muramatsu, baritone
ピアノ:古藤田みゆき(コーチング・ファカルティ) Miyuki Kotouda, piano (Coaching Faculty Member)

【会場】サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
【主催】サントリーホール
平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

【チケット料金】自由2,000円
【チケット発売】下記にて2017年7月24日(月)10時より発売します。
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/
 メンバーズ会員先行受付:7月19日(水)10時~23日(日)
チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:335-242】
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:33930】

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/

サントリーホール オペラ・アカデミー
プリマヴェーラ・コース第4期生募集

コース概要
■研修年限:2017年10月~2019年5月
■研修会:下記の要領で開催する。受講者はすべての研修会に参加すること。
一年次終了時点で出席率が8割に満たない者および成績が基準に満たない者は受講資格を失う。
(1)コーチング・ファカルティによる定例研修会(月2~3回程度)
原則として月・火・金の10:00~17:00に開催。
(2)エグゼクティブ・ファカルティによる特別研修会(年2~3回程度)
一年次は2018年1月下旬~2月上旬、2018年5月中旬~下旬に開催予定(1週間~10日程度の連続研修会)。
■研修内容
プリマヴェーラ・コース:発声の基本からベルカント唱法、イタリア古典歌曲、室内歌曲および古典派オペラを学ぶ基礎クラス
アドバンスト・コース(募集なし):オペラの役を通して深い表現・解釈を学ぶ上級クラス
※ピアノ受講者は両コースにまたがった研修内容
一年次終了時およびコース終了時に、サントリーホールブルーローズ(小ホール)で日頃の研鑽の成果を発表する機会が与えられる(一年次は2018年5月下旬開催予定)。また、ブルーローズ(小ホール)で実施するオペラ公演にカヴァーキャストやアンダースタディ、合唱等での参加資格が与えられる(アドバンスト・コースにはソリストオーディションの機会も与えられる)。その他、海外のオペラ研修所やコンクール受験の支援を行う。なお、コース終了時のコンサート出演をもってコース修了とみなす。

ファカルティプロフィール及びメッセージはこちら

募集要項
■募集部門:声楽各パート、ピアノ 各若干名
■応募資格:
歌手:音楽大学またはそれに準じる専門性を有する大学卒業程度~満28歳まで(2017年9月末現在)
ピアニスト:音楽大学またはそれに準じる専門性を有する大学卒業程度~満32歳まで(2017年9月末現在)
■選考方法:
第1次選考 書類審査
第2次選考 歌唱審査(会場:サントリーホール リハーサル室)
2017年9月29日(金)16:00~20:00、30日(土)14:00~20:00、10月1日(日)14:00~20:00
※受験日時は第1次選考通過者に9月22日(金)までに通知予定
第3次選考 模擬レッスン(会場:サントリーホール リハーサル室)
2017年10月3日(火)11:00~18:00 ※詳細は第2次選考通過者に10月2日(月)までに通知予定
■オーディション曲目:
【声楽受験者】※伴奏者の手配を希望する場合は、応募の際に伴奏譜も同封
 ・任意の歌曲 1曲
 ・任意のオペラ・アリア 2曲(イタリア語のものを1曲は含むこと) 計3曲を提出
【ピアノ受験者】
下記1~3のすべてについて準備のこと。
1.モーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』から1作品を選択。全曲の中から当日指定。
2.プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』全曲の中から当日指定。
3.以下のピアノ・ソロ曲のカテゴリーからいずれか1曲を選択(暗譜でなくてよい)。
 ・任意の作曲家のピアノ・ソナタから緩徐楽章
 ・ショパン:プレリュードまたはノクターン
■注意事項:審査の内容についてのお問合せは応じられません。また、応募書類は返却しません。
■受験料及び受講料:
原則無料(交通費等、受験や研修に必要な経費は自己負担。また教材等、実費負担となる場合あり)
■応募期間:2017年8月15日(火)~8月28日(月)必着
■応募方法:応募用紙2種を下記までお送りください。
用紙はサントリーホール ホームページからダウンロードできます。http://suntory.jp/HALL/
■送付先:サントリーホール企画制作部「オペラ・アカデミー 受講生募集」係宛
 〒107-8403 港区赤坂1-13-1
■問合せ:サントリーホール 企画制作部 オペラ・アカデミー担当
 TEL:03-3505-1010 (平日10時~18時)/FAX:03-3505-1007

直近の研修会スケジュール(予定)
コーチング・ファカルティによる定例研修会:
10月13日(金)、23日(月)、30日(月) 11月13日(月)、20日(月)、28日(火) 12月8日(金)、22日(金)  いずれも10:00~17:00

ファカルティプロフィール及びメッセージ
エグゼクティブ・ファカルティ
■ジュゼッペ・サッバティーニ Giuseppe Sabbatini, executive faculty
世界的なテノール歌手として活躍し、1993年からサントリーホール主催「ホール・オペラ®」に出演するなど日本でも絶大な人気を誇っていたが、2007年から指揮者および声楽指導者の道を歩み始めた。これまでに母校のサンタ・チェチーリア音楽院(ローマ)やヴェルディ音楽院(ミラノ)、イタリア国立ラティーナ音楽院等で教鞭を執るほか、伝統あるシエナのキジアーナ夏季マスタークラスなど、世界各地でマスタークラスを開催。また、主要な国際コンクールの審査員を務めており、ウンベルト・ジョルダーノ国際オペラ・コンクール、サンパウロのマリア・カラス国際声楽コンクール、ローマのオッタヴィオ・ジーノ国際オペラ・コンクールでは審査委員長も務めた。指揮者としては、イタリア、ロシア、日本を中心に世界各地で活動し、マリエッラ・デヴィーアら一流歌手と共演している。
<メッセージ>
「1993年にサントリーホールにオペラ・アカデミーが設立されてから、20年が経ちました。創立メンバーとしてこのアカデミーには大きな愛着を持っています。歌唱法の極意は、“技術は歌の表現に奉仕するもの”、“歌は言葉と音楽の両方の意味を表現すること”、この二つを実践することだと私は思っています。それを一緒に学んで行くことができれば幸いです。」

コーチング・ファカルティ
■天羽明惠(ソプラノ) Akie Amou, soprano
東京芸術大学卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてシュトゥットガルトに留学。1995年ソニア・ノルウェー女王記念第3回国際音楽コンクール優勝。その後ドイツを拠点とし、ヨーロッパ各地の歌劇場や音楽祭に出演。幅広いレパートリーを持ち、数多くの公演で主要な役を演じている。ソリストとしても、サヴァリッシュ、デュトワ、小澤征爾らの指揮で国内外のオーケストラと共演。超絶的なコロラトゥーラとリリックな声をあわせ持ち、内外で高い評価を得ている。95年第6回五島記念文化賞オペラ新人賞、99年度アリオン賞、2003年第14回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。

■野田ヒロ子(ソプラノ) Hiroko Noda, soprano
東京音楽大学卒業、同大学研究生修了。東京国際声楽コンペティション優勝。1998年ブダペスト国際声楽コンクール第2位。ハンガリー国立劇場『ラ・ボエーム』ミミ役でオペラ・デビュー。第38回日伊声楽コンコルソ優勝。2003年藤原歌劇団公演『椿姫』でヴィオレッタ役に抜擢され絶賛を博した。以後、『カルメン』ミカエラ役、『こうもり』ロザリンデ役、『道化師』ネッダ役、『アイーダ』アイーダ役などで好評を博している。また、宗教曲などのソリストとしても活躍。その豊かな音楽性とコントロールされた歌唱は高く評価されている。藤原歌劇団団員。東京音楽大学非常勤講師。

■櫻田 亮(テノール) Makoto Sakurada, tenor
東京芸術大学大学院修士課程修了。イタリアのボローニャ音楽院に学ぶ。2002年ブルージュ国際古楽コンクール第2位(声楽最高位)。ソリストとしての多彩な活動に加え、イタリア初期バロック・オペラのスペシャリストとしてヨーロッパ各地で活躍。国内では01年新国立劇場『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ役、06年サントリーホール ホール・オペラ®『トゥーランドット』ポン役、08年北とぴあ国際音楽祭『騎士オルランド』メドーロ役など多数の公演に出演。バロックから古典派の作品をレパートリーとし、その端正かつ正確な歌唱で好評を博している。日本イタリア古楽協会運営委員長。二期会会員。東京芸術大学准教授。

■今尾 滋(テノール) Shigeru Imao, tenor
東京芸術大学大学院博士課程修了。ブダペスト国際声楽コンクール・ファルスタッフ部門最高位。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学。長くバリトンとして活動していたがニコラ・ルイゾッティの勧めでテノールに転向。2010年に『ヴァルキューレ』のジークムント役で再デビューした。以後、『神々の黄昏』ジークフリート役(あらかわバイロイト)、『ジークフリート』題名役(新国立劇場ハイライトコンサート)、アイゼンシュタイン役(サントリーホール)などを歌い、第二のキャリアを着実に築いている。二期会会員。日本声楽アカデミー会員。東京芸術大学及び国立音楽大学非常勤講師、福島大学准教授。著書(共著)に『アリアで聴くイタリア・オペラ』(立風書房)。

■増原英也(バリトン) Hideya Masuhara, baritone
東京芸術大学大学院修士課程修了。2008年『ファルスタッフ』フォード役でオペラ・デビュー。以後、『チェネレントラ』『アルジェのイタリア女』『椿姫』『リゴレット』『仮面舞踏会』『シモン・ボッカネグラ』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』など多数のオペラで主要な役を演じる。10年よりイタリア留学。パルマのテアトロ・レージョでは『結婚手形』ズルック役、韓国大邱オペラフェスティヴァルでは『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ役で出演。14年パルマ国立アッリゴ・ボーイト音楽院を最高位で修了後、帰国。日生劇場『セビリアの理髪師』バルトロ役、二期会『トスカ』スカルピア役を務める。ヴォイストレーナー、合唱指導者としても活躍中。二期会会員。

■古藤田みゆき(ピアノ) Miyuki Kotouda, piano
日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。ピアノを村上明美、永野美佐子、伴奏法を岡田知子、松井和彦、森島英子に師事。東京二期会、藤原歌劇団などのオペラ団体で音楽スタッフとして経験を積む。1993年から2010年までサントリーホール「ホール・オペラ®」のチーフ音楽スタッフを務め、世界的な指揮者や歌手から厚い信頼を得た。国内外のコンクール、音楽祭、マスタークラスにも招かれている。また、オーケストラ・パートをピアノ一台で演奏するオペラ全曲公演に数多く出演するほか、声楽の共演者として、リーダーアーベントをはじめリサイタルやコンサートでも活躍している。

<コーチング・ファカルティ メッセージ>
「声楽家は、自らの歌声を一生聴くことができません。だからこそ自分の代わりに聴いてくれる、信頼できる「耳」を持つことがとても大切だと、私たちは考えます。発足以来、我々が理念に掲げている「お互いの耳になる」ことを前提に、「全員先生、全員生徒」の立場で、広く声楽全般の勉強に取り組んでいます。それぞれが得意とする専門分野はもちろんのこと、不得意分野においても、共に聴き合い、考えを語り合いましょう。そして研鑽を積み、技芸を高めていきましょう。」

オペラ・アカデミー修了生の声
■迫田美帆(プリマヴェーラ・コース第2期修了/アドバンスト・コース第2期在籍)
世界の名だたる劇場で歌ってきたサッバティーニ先生の求める音楽は世界レベルで、レッスンでは1音たりとも妥協が許されません。ファカルティの方々ももちろん世界基準を標準としていて、その中で発声の基本から、楽譜の読み方、発語・表現の仕方まで多くのことを学びました。
始めは厳しいレッスンに心が折れそうになりましたが、必死に食らいつき、気がつくと自分自身も世界レベルを求め、耳、声、音楽への向き合い方が変わっていました。同時に周囲からも評価され始め、歌い手としての自信を持てるようになりました。
このアカデミーで過ごした4年間、私にとってはイタリア留学に匹敵するほどの価値があったと思っています。


以上