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ニュースリリース
  • No.sh0235(2016/9/30)

港区&サントリーホール Enjoy! Musicプロジェクト
大野和士指揮 東京都交響楽団

大野和士 ©Herbie Yamaguchi

昨年のサントリーホールでの公演

サントリーホールと港区が連携、指揮者・大野和士が参画して
港区立小学校4年生を対象に行う 芸術体験プログラム
昨年につづき「音楽と絵画」をテーマに、特別授業と演奏会を開催

 サントリーホールは港区と連携して、港区立小学校の4年生を対象に、音楽を中心とした継続的な芸術体験プログラムを平成26年度にスタートしました。国際的に活躍する指揮者・大野和士が企画にかかわり、小学校での特別授業と、サントリーホールでのオーケストラコンサート鑑賞をあわせて行います。初年度はフランス国立リヨン歌劇場管弦楽団を迎えて「音楽と身体表現」をテーマに開催、2年目は「音楽と絵画」をテーマに大野和士指揮東京都交響楽団が演奏、港区立小学校から約1,000人が参加しました。
 今年度も昨年につづき「音楽と絵画」をテーマに実施します。「ドビュッシー:海-管弦楽のための3つの交響的素描」を鑑賞教材とし、各小学校における事前授業は、「音楽で何がみえる?音を描こう!」と題して行います。ニューヨーク近代美術館(MoMA)で研究開発されたビジュアル・シンキング・ストラテジーズ(対話型美術鑑賞)の手法を音楽に応用して、音色やリズムから自由にイメージを膨らませて言葉や絵で表現し、お互いに認め合う活動へとつなげます。
 12月7日にはサントリーホールで、まずドビュッシー『海』第1楽章のオーケストラ演奏にあわせて、事前授業に参加した児童の全作品をスクリーンに投影して紹介します。そのあと、第2・3楽章の演奏と、フランスのアニメーター、グレゴワール・ポンのパフォーマンス(ライヴ・アニメーション)を鑑賞します。ポン氏による楽曲の解釈が作品にどのように表現されるか、子どもたちは演奏と同時に絵画作品の創作の場面を体験します。

 サントリーホールは、次世代を担う子どもたちを対象に、「こども定期演奏会」や夏休みオルガン企画「それいけ!オルガン探検隊」の開催、大ホール公演に招待する「佐治敬三ジュニアプログラムシート」などさまざまな取り組みを行っており、今回のプロジェクトもその一環として実施しています。これまで大野和士がヨーロッパで子どもたちを対象に行ってきたプログラムの経験をもとに、サントリーホールが本格的に自治体・学校と連携して行うものです。

[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1  http://suntory.jp/HALL/


― 記 ―

港区&サントリーホール Enjoy! Musicプロジェクト
大野和士指揮 東京都交響楽団
MINATO-CITY & SUNTORY HALL
ENJOY! MUSIC PROJECT
Kazushi Ono Conducts Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra

【日時】
2016年12月7日(水)10:50開演
 ※事前授業は2016年9月以降、各小学校にて2コマ実施
【会場】サントリーホール 大ホール

【出演】
指揮:大野和士 Kazushi Ono, conductor
演奏:東京都交響楽団 Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
アニメ作家・イラストレーター:グレゴワール・ポン Grégoire Pont, animator and illustrator

プロフィールはこちら

【曲目】
ドビュッシー:海 -管弦楽のための3つの交響的素描
Claude Debussy: La Mer, trois esquisses symphoniques pour orchestre

【対象】
港区立小学校4年生(平成28年度参加:全18校、約1,300人予定)
 ※一般発売はございません

【主催】港区/港区教育委員会/(公財)港区スポーツふれあい文化健康財団/サントリーホール
【企画協力】認定特定非営利活動法人 芸術資源開発機構
【助成】文化庁 平成28年度 劇場・音楽堂等活性化事業

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/


【プロフィール】
■指揮:大野和士 Kazushi Ono, conductor
1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝後、国際的指揮者としてオペラ、シンフォニーの両分野において世界各地で活躍。音楽教育プログラムにも熱心に取り組んでいる。1996-2002年ドイツ、バーデン州立歌劇場音楽総監督。02-08年ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)音楽監督。08年9月よりフランス国立リヨン歌劇場首席指揮者。12-15年イタリアのアルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者。15年4月から東京都交響楽団音楽監督、同年9月からバルセロナ交響楽団音楽監督。16年9月より新国立劇場オペラ部門芸術参与に就任。12年より公益財団法人サントリー芸術財団サントリーホール企画委員。芸術選奨文部大臣新人賞、サントリー音楽賞、朝日賞、日本芸術院賞ならびに恩賜賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。

■東京都交響楽団 Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
東京オリンピックの記念文化事業として1965年に東京都が設立。2015年、創立50周年を迎えた。現在、大野和士が音楽監督、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者、ヤクブ・フルシャが首席客演指揮者を務める。定期演奏会を中心に、小中学生への音楽鑑賞教室やアウトリーチなど多彩な活動を展開。CDは、マーラー交響曲集や現代日本作品から『ドラゴンクエスト』まで数多い。《首都東京の音楽大使》として、国際的な評価を得ており、15年には大野和士とともに、ベルリン、ウィーンなど5ヶ国6都市をめぐるヨーロッパツアーを行い、各地で熱烈な喝采を浴びた。
www.tmso.or.jp

■アニメ作家・イラストレーター:グレゴワール・ポン
 Grégoire Pont, animator and illustrator

1969年パリ生まれ。8歳からパリ・アニメーション・ワークショップに参加し、92年に名門ESAGペニンゲン高等美術学校でディプロマを取得。2006年からフリーランスで活動。クラシック音楽をこよなく愛し、アニメを通じて子供たちがクラシック音楽に親しむことに情熱を注いでいる。オーケストラの演奏とシンクロしながら、イラストや幾何学的な線を動かすライヴ・アニメーションによるプロコフィエフ『ピーターと狼』が大きな成功を収めた。また、フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルと、クラシックの名曲をアニメやビデオとともに紹介するフランスの人気TV番組『Presto!』を3シーズンにわたり製作した。

■企画協力:認定特定非営利活動法人 芸術資源開発機構
 NPO Art Resources Development Association (ARDA)

1999年、一人ひとりが自分らしく心豊かに生きられるコミュニティの創造と実現を目指して、アートと社会をつなぐ活動をするNPOとして発足。保育園から、学校、児童館、そして高齢者施設まで、地域の様々な施設でアーティストとのワークショップや、鑑賞ファシリテーターによる対話を通した美術鑑賞プログラムの企画提案、運営を行っている。
www.arda.jp

<ビジュアル・シンキング・ストラテジーズ(対話型美術鑑賞)について>
グループで作品をよく見ることからはじめ、「これは何だろう?」と一人ひとりに考えることをうながし、様々な意見を引き出しながら、作品の見方を深めていく美術鑑賞の手法。1988年からニューヨーク近代美術館の教育部長フィリップ・ヤノウィンとアビゲイル・ハウゼン(心理学者)が開発し、学校教育に意義あるよう進化させたVTS(Visual Thinking Strategies)は、よく観て、お互いの意見をきき、自分の考えを言葉にすることで、観察力、思考力、コミュニケーション力がつくとされている。
ARDAは、文化施設や教育現場、地域の様々な場所で、VTSをベースに日本の環境に適応させたスタイルで鑑賞ファシリテーターの育成や鑑賞プログラムの開発や運営を行っている。


以上