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ニュースリリース

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ニュースリリース

No.11294   (2012.1.25)

サントリー食品インターナショナル株式会社
2012年事業方針


   2011年のサントリー食品インターナショナル(株)は、厳しい外部環境の中、積極的に幅広い活動を展開することで、9,600億円(対前年101%)と1兆円規模の売上高となる見込みです。

   当社は、中期目標である「2020年・売上高2兆円」を達成するために本年も国内外での事業最大化を図り、
   (1)既存ビジネスにおけるコアブランドの強化
   (2)グループシナジーの実現
   (3)新規ビジネスの開拓
を引き続き積極的に推進していきます。これらの活動により、本年度は売上高1兆160億円(対前年106%)を目指します。

1.国内事業

◆2011年   振り返り
   清涼飲料総市場は、東日本大震災による影響を受けながらも、ミネラルウォーター等の需要増もあり対前年101%と推定されます。当社の国内事業は、震災後、原材料の制約がある中で「サントリー天然水」など生活に密着した主力ブランドに生産を集中し、商品供給の最大化を図りました。また、積極的なマーケティング活動にも取り組み、「BOSS」「PEPSI」などが前年を超える販売数量となりました。さらに、「サントリー   はちみつレモン」や新しいタイプの緑茶飲料「伊右衛門   グリーンエスプレッソ」がご好評いただきました。
   その結果、国内事業は、猛暑で大幅伸長した2010年の販売を上回る3億8,200万ケース(対前年102%)を達成し、19年連続前年を超える結果となりました。

◆2012年   事業方針
   国内の清涼飲料総市場は不安定な景気動向や競合激化、さらにお客様の嗜好の多様化などが進み、今後ますます激しい変化が予測されます。こうした中、2012年の国内事業は、(1)お客様のニーズや時代に合わせた戦略ブランドの強化に注力します。(2)サントリーならではの技術革新を起こし、今までにない価値を持った新商品を生み出していきます。(3)さらなる成長を目指した新たなビジネス領域での需要創出にも取り組み、Orangina Schweppes Groupの果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」を当社が日本で製造・販売するほか、「サントリー天然水」家庭用宅配事業
ニュースリリースNo.11296参照)の強化を図ります。
   こうした活動により、2012年は3億8,800万ケース(対前年102%)の販売を目指します。

<戦略ブランドの強化>
   「BOSS」

2011年は缶コーヒー市場が対前年100%と推定される中、「BOSS」は主力4商品(「贅沢微糖」「レインボーマウンテンブレンド」「無糖ブラック」「カフェオレ」)の好調に加え新商品の投入により、対前年102%と市場を上回る伸長を果たしました。2012年は、主力4商品の強化に加え「ゼロの頂点」のリニューアル、「ホワイトプレッソ微糖」の新発売などお客様の嗜好の変化を捉えた新商品の投入を図ります。また、発売20周年に合わせて様々なコミュニケーション活動を展開するなど「BOSS」のポジションをより強固なものにしていきます。
2012年は、7,750万ケース(対前年100%)の販売を目指します。

   「サントリー天然水」

2011年のミネラルウォーター市場は、震災後の水需要が増加し対前年122%と推定されます。こうした中、「サントリー天然水」は品質に高い評価をいただき対前年123%と大幅に伸長しました。また、リサイクルしやすい「P-ecot(ペコッと)ボトル」を550mlペットボトルに採用しご好評いただきました。2012年は、同商品のリニューアルや家庭用宅配事業を強化することで好調な勢いを加速させていきます。また、厳選された水源で採水した「サントリー天然水」の品質訴求をさらに徹底し、ミネラルウォーター市場におけるNo.1※1のポジションをいっそう確固たるものにしていきます。
2012年は、6,100万ケース(対前年98%)の販売を目指します。
※1   「サントリー天然水」ブランド   2011年1−12月インテージPOSデータ(MBI)販売本数

   「伊右衛門」

2012年、発売9年目となる「伊右衛門」は、上質な緑茶に多く含まれる“とろみ”に着目しリニューアル
ニュースリリースNo.11295参照)します。新技術“コクとろみ抽出技術”を採用するとともに、石臼挽き抹茶を増量することで緑茶本来のまろやかな旨みを強化し、さらなるファン拡大を図ります。また、「伊右衛門   濃いめ」をリニューアルするなど、主要商品の育成にも注力します。
2012年は、5,120万ケース(対前年106%)の販売を目指します。

   「サントリー   ウーロン茶」

「サントリー   ウーロン茶」は、1981年の発売以来、“健康食中茶”として親しまれているロングセラーブランドです。
2012年は、長年築いてきた独自の価値である“美味、健康”を積極的に訴求していきます。中味・パッケージをリニューアル(ニュースリリースNo.11297参照)するほか、広告やキャンペーンなどマーケティング活動を強化します。
2012年は、3,520万ケース(対前年101%)の販売を目指します。

   「PEPSI」

「PEPSI」の主力商品「ペプシネックス」は、2011年も前年を上回る好調な販売となり、コーラ市場における確固たるポジションを築いています。2012年は「ペプシネックス」をリニューアルし、さらに積極的な広告活動を展開することで、ブランド価値をいっそう向上させます。また、新たな価値を提案する新商品を生み出していきます。
2012年は、「PEPSI」計で3,150万ケース(対前年105%)の販売を目指します。

2.海外事業

   2011年の海外事業は、国際的な競合激化や自然災害、不安定な経済情勢等の影響を受けながらも、各国でのコアブランドの強化などに取り組み、売上高2,930億円(対前年103%)となる見込みです。また、国や会社の枠組みを越えて容器開発の技術支援や原材料の調達を行うなど、グループシナジーを実現しました。さらに9月には、東南アジアにおけるM&A戦略の実行およびグループ会社の統括を図る「サントリー食品アジア社」をシンガポールに設立、10月にはガルーダフードグループとの合弁企業「サントリー・ガルーダ・ビバレッジ」をインドネシアに設立し、同エリアにおけるビジネス基盤を構築しました。

   2012年は、引き続き各国でコアブランドの成長に注力するとともに、さらなるグループシナジーを創出し、売上高
3,270億円(対前年112%)を目指します。

◆Frucor Group(フルコア・グループ)

Frucor Groupは、ニュージーランドの大震災やオーストラリアの洪水による影響を受けながら、主力商品のエナジードリンク「V」が牽引し、2011年は、売上高320億円(対前年101%)となる見込みです。2012年も、引き続き「V」の成長に注力していきます。特にニュージーランドでは「V」に加え、「V」の新フレーバーを育成することでカテゴリーNo.1のポジションをより強固なものにするほか、炭酸飲料の成長も図ります。
2012年は、売上高336億円(対前年105%)を目指します。

◆Orangina Schweppes Group(オランジーナ・シュウェップス・グループ)

Orangina Schweppes Group は、厳しい外部環境の中、ヨーロッパをはじめ世界約60ヶ国で販売されている「オランジーナ」などが牽引し、2011年は、売上高1,313億円(対前年106%)となる見込みです。2012年は、主力ブランドの強化とともに新商品の展開を図ります。また、3月から日本で新たに「オランジーナ」を展開するなどグループシナジーを実現します。さらに、サントリーグループのグローバリゼーションの推進力となるべく、販売エリアの拡大を模索していきます。
2012年は、売上高1,380億円(対前年105%)を目指します。

◆PT Suntory Garuda Beverage(サントリー・ガルーダ・ビバレッジ)

PT Suntory Garuda Beverageは、人口が2億人を超え急速な経済成長を続けるインドネシアにおいて、清涼飲料事業の成長を図ります。2012年は、カップ入りゼリー飲料「オッキー」やカップ入り茶飲料「マウンティー」などの主力ブランドの強化に注力します。また、技術・品質に強みを持つサントリーブランドの展開も計画しています。
2012年は、売上高165億円を目指します。

   また、Cerebos Pacific Limited、Pepsi Bottling Ventures LLC、Tipco F&B Co., Ltd.は、コアブランドの強化によりさらなる成長を目指します。

3.環境経営

   サントリーグループは、「人と自然と響きあう」という企業理念のもと、地球環境保全活動に積極的に取り組んでいます。また「水と生きる SUNTORY」をコーポレートメッセージに掲げ、水および水を育む自然環境との共生を目指した企業活動を推進していきます。

◆水源涵養活動

サントリーグループは、工場で使用する地下水の量以上の水を育むことを目標に、水源涵養林として高い機能を持つ森を育てる「サントリー   天然水の森」を全国で展開しています。主に工場の水源涵養エリアで実施しており、
2011年7月には水源涵養面積の中期目標7,000haに到達しました。今後も、教育機関や有識者等と連携しながら、科学的知見に基づいた質の高い水源涵養活動を推進していきます。

◆容器の新開発

2011年は国内飲料業界で初めてペットボトルのBtoB※2メカニカルリサイクル※3システムを構築し、商品の一部に同システムによる再生樹脂を使用したペットボトル「リペットボトル※4」を導入しました。こうした環境に配慮した先進的な容器開発が高く評価され、「循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰」や「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」などを受賞※5しました。また、「サントリー天然水」550mlペットボトルには、容器の軽量化と使いやすさの両立した「P-ecot(ペコッと)ボトル」を採用しています。
今後も環境負荷軽減とユーザビリティを追求した容器開発を推進していきます。

◆自動販売機

2007年から、通常の自動販売機に比べ電力使用量とCO2排出量を削減できる「ヒートポンプ式自動販売機」の設置を開始しています。2011年は、投入する全ての新台(一部の特殊機を除く)に、この「ヒートポンプ式自動販売機」を採用したほか「超省エネ自動販売機」やLED照明を搭載した自動販売機も順次投入しました。2012年も引き続き自動販売機の環境負荷軽減に積極的に取り組みます。
近年、自動販売機は日常生活において重要な位置付けとなっており、必要な時に手軽に購入出来る利便性に加え、震災等の災害時におけるライフラインとしての機能も果たしています。当社は災害時の飲料無償提供機能を備えた自動販売機の導入を積極的に進めているほか、昨年9月には災害情報を発信できるメッセージボード搭載型の自動販売機のテスト導入を仙台市内で行いました。今後も災害時にライフラインや情報発信の機能を果たす自動販売機の導入を継続していきます。

※2 BtoBとは、「ボトル to ボトル」の略。ペットボトルをリサイクルして新たなペットボトルに再生すること。
※3 メカニカルリサイクルとは、マテリアルリサイクル(使用済みの製品を粉砕・洗浄などの処理をして、新たな製品の原料とすること。)で得られた再生樹脂をさらに高温、減圧下で一定時間の処理を行い、再生材中の不純物を除去する方法。
※4 リペットボトルとは、ペットボトルからできたペットボトル。新しいスタイルのエコボトル。
※5 「循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰」
受賞者:サントリー食品インターナショナル(株)、サントリービジネスエキスパート(株)
「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」受賞者:サントリービジネスエキスパート(株)


以上

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