メインコンテンツへ

ニュースリリース

このページを印刷

ニュースリリース

No.10785   (2010.6.4)

梅酒に関する消費者飲用実態調査
サントリー梅酒レポート2010
― 梅酒の楽しみ方は“食中派”と“食後くつろぎ派”に二極化傾向 ―
― 機能系梅酒※1の人気が高まり、今後も拡大が期待される ―

梅酒に関する消費者飲用実態調査 サントリー梅酒レポート2010

(1)梅酒総市場動向

拡大が続く梅酒総市場。2009年は2004年の2倍近い規模に拡大。

(2)梅酒の飲用実態と嗜好の傾向

2割近くが「月に1回以上」梅酒を飲用、特に女性と20代男性が高い割合。
梅酒は、飲みやすさや親しみやすさに加え、自然で体にやさしそうなイメージ。20代男女では「人気がある」「若者向け」のイメージ。
飲用シーンは、“食中派”と“食後くつろぎ派”に二極化する傾向。
“食中派”と“食後くつろぎ派”が梅酒に求めるものの違い。

(3)機能系梅酒※1の動向

大きく伸長する機能系梅酒市場。
4割以上が機能系梅酒の飲用経験あり。うち約6割が今後も「増えていく」。
機能系梅酒は、“カロリーオフ”や“糖質オフ”に加えて、「体にやさしそうなこと」「自然な感じがすること」などが重視される傾向。

(4)梅酒の容器別動向

家庭用梅酒市場において高まる紙パック入り梅酒の比率。
「手頃な価格」と「扱いやすさ」が紙パック入り梅酒の選択理由。

(5)手づくり梅酒について

市販梅酒購入者のうち、「自分または家族が作っている」人は約4割。
市販梅酒購入者のうち過半数が、今後自分で梅酒を「ぜひ作りたい/作りたい」。

※1 機能系梅酒:既存商品と比較して、カロリーや糖類・糖質をオフにしたもの総称を表しています。

「梅酒に関する消費者飲用実態調査」概要

・調査会社 (株)マクロミル
・調査対象 (1) 今までにアルコール飲料の飲用経験がある20代〜50代の男女23,407人
(2) (1)のうち、市販の梅酒を家庭内で月1回以上飲用する人を抽出し、男女各年代(10代刻み)で均等割付をした2,000人。
・調査方法・期間 インターネット調査 2010年4月23日〜27日

(1)梅酒総市場動向

拡大が続く梅酒総市場
― 2009年は、2004年の2倍近い規模に拡大 ―

近年の梅酒総市場は、女性や若者を中心に、家庭内のみならず料飲店でも梅酒を飲用する人が増え、2004年以降6年連続で伸長を続けています。2009年は約430万ケース(対前年約1割増)と、2004年の2倍近い規模に拡大しました。2010年も、引き続き伸長が見込まれています。(図1)

(図1))

(2)梅酒の飲用実態と嗜好の傾向

(2)−1)男女別・年代別で見た梅酒飲用実態

2割近くが「月に1回以上」梅酒を飲用
特に女性と20代男性が高い割合

アルコール飲料の飲用経験がある20代から50代までの男女に、市販の梅酒を家庭内で飲用する頻度を尋ねたところ、2割近く(18.3%)が梅酒を「月1回以上」飲用していることが分かりました。さらに、男女別・年代別で見ると、女性と20代男性の割合が高くなりました。(図2)

(図2))

(2)−2)梅酒に対するイメージ

飲みやすさや親しみやすさに加え、自然で体にやさしそうなイメージ
20代男女では「人気がある」「若者向け」のイメージ

市販の梅酒を家庭内で「月1回以上」飲用する人に、梅酒のイメージを尋ねたところ、「女性向け」(55.8%)、「飲みやすい」(51.9%)、「親しみがある」(43.3%)が上位に挙げられました。また、「自然な感じがする」(42.1%)、「体にやさしそう」(41.0%)というイメージも高くなっており、飲みやすさや親しみやすさに加え、自然で体にやさしそうなイメージが梅酒の人気の理由であることがうかがえます。

さらに、20代男女では、「人気がある」(男性33.2%、女性34.0%)や「若者向け」(男性24.0%、女性18.4%)を挙げる人が他の年代よりも多く、梅酒が“自分たち向けのお酒”として認識されていることがうかがえます。(図3)

(図3))

(2)−3)梅酒を飲用するシーン

「夕食と共に」の“食中派”と、
「夕食の後に」「寝る前」などの“食後くつろぎ派”に二極化する傾向

市販の梅酒を家庭内で「月1回以上」飲用する人に、梅酒を最もよく飲むシーンについて尋ねたところ、「夕食と共に」(23.6%)がトップで、以下「夕食の後に」(16.4%)、「寝る前」(10.6%)が続いています。(図4)
食事中に「食中酒」として楽しむスタイルと、食後から寝るまでの“くつろぎ時間”に楽しむ2つの飲用スタイルが、現在の主流となっているようです。

(図4))

さらに、最近梅酒を家庭内で飲用する頻度が増加した人に、「最も増加したシーン」を尋ねたところ、こちらも「夕食と共に」(19.6%)という“食中派”がトップとなりました。次いで「夕食の後に」(12.1%)、「寝る前」(11.8%)、「1人のくつろぎ時間に」(10.1%)という“食後くつろぎ派”が挙げられました。(図5)

(図5))

(2)−4)シーン別に梅酒に求めること

“食中派”は「食事に合う」「すっきりした気分になれる」
“食後くつろぎ派”は「くつろげる」「ちょっと一息つける」など、
求める特徴に違い

続いて、「最も増加している」シーン別に梅酒に求めることを尋ねたところ、“食中派”、“食後くつろぎ派”ともに「ほっとできる」が共通して1位となりました。

また、“食中派”は、「食事に合う」(44.5%)、「すっきりした気分になれる」(42.2%)、「元気になれる」(35.9%)ことをより求める傾向があります。一方、“食後くつろぎ派”は、「くつろげる」(61.7%)、「ちょっと一息つける」(43.2%)、「気分転換できる」(38.3%)ことをより強く求める傾向があります。(図6)

食事と共に梅酒を楽しむ“食中派”と、食後から寝る前までの時間に、くつろいで梅酒を楽しむ“食後くつろぎ派”で、梅酒に求めることにも異なる傾向がみられます。

(図6))

(3)機能系梅酒の動向

(3)−1)機能系梅酒市場の動向

大きく伸長する機能系梅酒市場
― 家庭用梅酒市場における機能系梅酒のシェアは22%に ―

近年、RTD飲料※2や炭酸飲料などの市場において、機能系カテゴリーは伸長しており、梅酒市場においても機能系梅酒の人気が高まってきています。(図7) 2009年は、梅酒総市場における機能系梅酒のシェアは10.8%、家庭用市場においては、シェア22%となりました。
※2 「Ready to Drink」の略語で、そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテルなどの低アルコール飲料を表しています。

(図7))

※3 データ期間:2004年1月〜2009年12月
   対象チャネル:スーパー、コンビニエンスストア、酒量販店
   対象商品:製品パッケージでカロリーオフや糖質オフ等の訴求を行っている主要梅酒

(3)−2)機能系梅酒の飲用経験

市販梅酒購入者のうち、4割以上が機能系梅酒の飲用経験あり
うち6割が「今後も飲用が増えていく」と回答

市販の梅酒を家庭内で「月1回以上」飲用する人の4割以上(43.4%)の人が、機能系梅酒の飲用経験があると答えました。男女・年代別でみると、特に女性と20代男性で割合が高くなっています。(図8)

また、機能系梅酒のイメージを尋ねたところ、飲用者の9割近くが「カロリーや糖質・糖類が抑えられたブランドの数が増えた」、「店頭でよく見かけるようになった」を挙げ、ビール系飲料や缶チューハイ、炭酸飲料などと同様、梅酒も“機能系”が身近な存在として認識されていることがうかがえます。(図9)
さらに、今後の機能系梅酒の飲用意向を尋ねたところ、約6割(57.4%)が「増えていくと思う」と答えました。(図10)

(図8))

(図9))

(図10))

(3)−3)機能系梅酒の重視ポイント

“カロリーオフ”や“糖質オフ”に加えて、
「体にやさしそうなこと」「自然な感じがすること」
「国産の素材を使っていること」が重視される傾向

梅酒と、ビール系飲料・缶チューハイとで機能系商品の重視ポイントを比較すると、梅酒は「体にやさしそうなこと」(30.3%)、「自然な感じがすること」(29.1%)、「国産の素材を使っていること」(22.3%)がより重視されていることがわかりました。(図11)

(図11))

(4)梅酒の容器別動向

(4)−1)家庭用梅酒市場における容器別伸長率

家庭用梅酒市場において高まる
紙パック入り梅酒の比率

近年、家庭用梅酒市場において、2004年を100とした場合の、紙パック入り梅酒と瓶入り梅酒の伸長を比較しました。その結果、2009年の紙パック入り梅酒は、2004年の約2.5倍と、瓶入り梅酒よりも拡大していることが分かりました。(図12)

(図12))

※4 データ期間:2004年1月〜2009年12月
   対象チャネル:スーパー、コンビニエンスストア、酒量販店

(4)−2)紙パック入り梅酒を選ぶ理由

「手頃な価格」と「扱いやすさ」が紙パック入り梅酒の選択理由

梅酒の容器タイプを選ぶ理由を尋ねたところ、紙パック入り梅酒を最もよく選ぶ人は「価格が安いから」(45.4%)、「お得感があるから」(42.7%)、「捨てやすいから」(42.7%)が高く、瓶入り梅酒と比較して大きな差が見られました。(図13)
家計に優しい「手頃な価格」と、持ち運びや捨てやすさなどの「扱いやすさ」が、紙パック伸長の要因といえそうです。

(図13))

(5)手づくり梅酒について

(5)−1)梅酒の手づくり経験

市販梅酒購入者のうち、梅酒を「自分または家族が作っている」人は約4割
長年手づくりを楽しむ人に加え、新たに始めた人たちも

市販の梅酒を家庭内で「月1回以上」飲用する人に、梅酒を家庭で作ったことがあるか尋ねたところ、約4割が「自分または家族が作っている」と答えました。(図14)市販の梅酒を飲用する人の中には、家庭での手作り梅酒も同時に楽しんでいるケースが多いようです。
さらに、「自分が作っている」と答えた人に、手づくり梅酒を作り始めた時期を尋ねたところ、「3年未満」(34.9%)が、「10年以上」(32.7%)とほぼ同じ割合となりました。(図15)
長年手づくり梅酒を楽しんでいる人だけでなく、新たに手づくり梅酒を始めた人も多いことがうかがえます。

(図14))

(図15))

(5)−2)梅酒の手づくり意向

市販梅酒購入者のうち過半数の人が、
今後自分で梅酒を「作りたい」と回答
特に女性では年代を問わず意向が高い傾向

市販の梅酒を家庭内で「月1回以上」飲用する人に、今後自分で梅酒をつくってみたいか質問したところ、過半数の人(55.6%)が「ぜひ作りたい/作りたい」と答えました。特に女性は各年代とも「ぜひ作りたい/作りたい」と答える人が約6割と多くなっています。(図16)

(図16))



以上

ニュースリリーストップページへ

このページを印刷