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ニュースリリース

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ニュースリリース

No.10411   (2009.4.20)

サントリー美術館 美しきアジアの玉手箱
シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展
会期:2009年7月25日(土)〜9月6日(日)


サントリー美術館(東京・六本木/館長:佐治信忠)は、読売新聞社、シアトル美術館、NHKと共催で「美しきアジアの玉手箱 ― シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展」を2009年7月25日(土)から9月6日(日)まで開催します。

浦島蒔絵手箱

浦島蒔絵手箱 一合 日本 鎌倉時代 14世紀
シアトル美術館蔵
Gift of Mrs. Donald E. Frederick, 51.78
Seattle Art Museum

【展覧会趣旨】
日本と非常に馴染みが深いワシントン州最大の港湾都市シアトル。シアトル美術館は地質学者にして美術コレクターであったリチャード・E・フラー博士(1897〜1976)により1933年に設立され、造形美術の交流と対比をテーマに、東洋美術・西洋美術・アフリカ美術にわたる世界各国の美術品を所蔵しています。

この度、同館が所蔵する日本および東洋美術コレクション(約7,000件)の中より、選りすぐりの優品98件が日本に貸し出されることになりました。アジア美術は、シアトル美術館コレクション形成の端緒であり、今もその中核として重要な位置を占めています。同館のまとまったコレクションが、アメリカ国外で一堂に公開されるのは世界で初めてのことです。

シアトル美術館のアジアコレクションの中心は、古代から近代におよぶ質の高い粒揃いの逸品を集めた日本美術です。縄文時代の土偶にはじまり、平安時代の仮名の名筆「石山切」、鎌倉時代の仏教絵画の名品「地獄草紙断簡」や、<浦島の手箱>の名で知られる漆工の名品「浦島蒔絵手箱」、室町時代のやまと絵屏風の注目作「竹に月図」、桃山時代の巨匠・本阿弥光悦と俵屋宗達による「鹿下絵和歌巻」、かつて龍安寺の方丈をかざった狩野派絵師の襖絵、さらに江戸時代からは、シアトル美術館を代表する名品「烏図」屏風、尾形光琳の水墨画屏風や葛飾北斎の肉筆浮世絵にいたるまで、日本にあれば国宝・重要文化財になるであろう貴重な作品が少なくありません。

このうち、当初一巻の長大な巻物であった「鹿下絵和歌巻」は、その前半部分が細かく切断され、美術館や個人コレクションに分蔵されていますが、幸いにもシアトル美術館はその後半部分が切断されることなく伝存しています。今回、シアトル美術館が所有する後半部分と前半部分の断簡のうち数点が同時に展示されることは、本展のおおきな見所のひとつとなります。

日本美術とならび、シアトル美術館のアジアコレクションにおけるもうひとつの中核を担っているのが中国美術です。全米屈指のコレクションとして知られる陶磁器をはじめ、青銅器、玉器、銀器、漆器など、各時代を代表する工芸の優品が勢ぞろいします。また書画においては、元代の水墨画の傑作として名高い「墨梅図」、明代を代表する文人・文徴明の名筆「金焦落照図寄詩(きんしょうらくしょうずによせるうた)」、清代の邵弥(しょうみ)の画帖「山水図冊」などが登場します。

さらに、韓国、インド、ネパール、タイ、ヴェトナム、インドネシアからは仏教彫刻、絵画、工芸の貴重な優品をご紹介します。

本展では、シアトル美術館が76年におよぶ歴史の中で育んできたアジア美術コレクションから、選りすぐりの逸品98件をご紹介します。日本美術に限っていえば、近年紹介され注目を集めたプライス・コレクションやバーク・コレクションよりも長い収集の道程を経た、また、質・量ともに充実した北米有数のコレクションであるシアトル美術館のコレクションは、日本での公開が心待ちにされていました。これまでまとめて紹介される機会を得なかった同館コレクションを一堂に展示するこの貴重な展覧会は、サントリー美術館を皮切りに全国を巡回します。

まるで玉手箱から次々と取り出された宝物のような、時代・ジャンルともに多岐にわたる珠玉の逸品の数々をお楽しみください。

【主な出品作品】
 ※作品タイトルは、一部変更になる場合がございます
 ※作品はすべてシアトル美術館所蔵です

日本美術

石山切 伝藤原定信筆  一幅 平安時代  12世紀前半
地獄草紙断簡((びしょう)地獄)  一巻  平安時代末期−鎌倉時代初期  1200年頃
出山釈迦図(しゅっさんしゃかず) 高山寺伝来  一面 鎌倉時代  13世紀
行道面 八部衆 龍面 東寺伝来  一面  鎌倉時代  13世紀前半
浦島蒔絵手箱  一合  鎌倉時代  14世紀
駿牛図  一幅  鎌倉時代  14世紀初め
鹿島立神影図(かしまだちしんえいず)  一幅  南北朝時代  14世紀後半

鹿島立神影図

シアトル美術館蔵
Gift of the heirs of D. E. Frederick: Janny Padelfold, Donald F.
Padelfold, Diana P. Binkley,
Carol P. Luxford, Fay P. Michner, 92.8
Susan A. Cole

志野草文花入  一口  桃山時代  16世紀後半−17世紀前半
鹿下絵和歌巻 本阿弥光悦書 俵屋宗達画  一巻
桃山時代―江戸時代  1610年代
竹に芥子図 狩野重信筆  六曲一双  江戸時代  17世紀前半
烏図  六曲一双  江戸時代  17世紀前半

烏図
烏図

シアトル美術館蔵
Eugene Fuller Memorial Collection, 36.21.1-2
Susan A. Cole

五美人図 葛飾北斎筆  一幅  江戸時代  文化年間(1804−1818)頃

中国美術

饕餮文方鼎(とうてつもんほうてい)  一口  商時代  紀元前13世紀
玳玻(たいひ)天目茶碗  一口  南宋時代  13世紀
墨梅図 (ようき)筆  一幅  元時代  14世紀後半
金焦落照図寄詩 文徴明(ぶんちょうめい)筆  一巻  明時代  1521年
粉彩梅樹椿文盤(ふんさいばいじゅつばきもんばん) 「大清雍正(ようせい)年製」銘 一枚
                                     清時代  雍正年間(1723−1735)

紛彩梅樹椿文盤

Partial gift of Mrs. Ruth Trubner, in memory of Henry Trubner, and
partial purchase with the Gates Acquisition Fund, 2004.22
Paul Macapia

韓国美術

青磁象嵌菊花文盞托(せいじぞうがんきっかもんさんたく)  一組  高麗時代  12世紀

タイ美術

仏立像  一  ドヴァーラヴァティー朝  7−8世紀

インド美術

仏坐像  一  カシュミール  8世紀

ネパール美術

インドラ坐像  一  マッラ王朝  13世紀頃

インドネシア美術

仏頭 ボロブドゥール  一箇  中部ジャワ期  800年頃

【「美しきアジアの玉手箱」展におけるエデュケーション・プログラム】

A 展覧会関連プログラム
▽記念講演会I
  『名誉館長ミミ・ゲイツ氏に訊(き)く−シアトル美術館アジアコレクションの魅力』
 講師 ミミ・ガードナー・ゲイツ氏(シアトル美術館名誉館長)
 訊き手 白原 由起子氏(シアトル美術館ゲストキュレーター/根津美術館学芸課長)
※逐次通訳あり
 日時 2009年7月25日(土)14:00〜15:30
 会場 6階ホール
 定員 80名
 対象 一般
 聴講料 700円(入館料別途)
 応募締切 2009年7月11日(土)
▽記念講演会II
  「シアトル美術館の日本絵画〜『鹿下絵和歌巻』を中心に〜」
 講師 白原 由起子氏(シアトル美術館ゲストキュレーター/根津美術館学芸課長)
 日時 2009年8月7日(金)19:00〜20:00
 会場 6階ホール
 定員 100名
 対象 一般
 聴講料 500円(入館料別途)
 応募締切 2009年7月24日(金)
B 日本文化の伝承プログラム
▽親子ワークショップ「水墨画を描いてみよう!」
 講師 塩澤玉聖氏(全日本水墨画会会長)
 日時 2009年8月22日(土)10:30〜12:30
 会場 6階ホール
 定員 16組32名
 対象 小学4年生以上の親子
 参加料 一組 2,500円(材料費込み・入館料別途※)
 応募締切 2009年8月8日(土)
▽ワークショップ「水墨画に挑戦!」(一般向け)
 講師 塩澤玉聖氏(全日本水墨画会会長)
 日時 2009年8月22日(土)14:30〜16:30
 会場 6階ホール
 定員 32名
 対象 一般
 参加料 お一人様 2,000円(材料費込み・入館料別途※)
 応募締切 2009年8月8日(土)
 ※ワークショップ参加割引:ご参加の方は入館料 1,000円(一般/大学・高校生 共通)

C スライドレクチャー
  (申し込み不要・参加無料・入館料別途/会場:6階ホール 所要時間:約30分 定員:80名)
▽見どころトーク
 学芸員が展覧会の見どころを紹介するレクチャー。
 2009年8月2日(日)、8月29日(土) 各日11:30〜/15:30〜の2回

▽フレンドリートーク
 こどもから大人まで楽しめるやさしいレクチャー。
 2009年8月1日(土)、8月14日(金) 各日11:30〜/15:30〜の2回
 2009年8月28日(金) 18:30〜

A・Bの応募方法:
往復はがき:プログラムごとに、お一人様(一組)につき一枚、下記までお申し込みください。[必要事項]ご希望のプログラム正式名・お名前・年齢・郵便番号・住所・電話番号・(メンバーズの方は会員ナンバー)
[宛先]〒107-8643 東京都港区赤坂9−7−4 東京ミッドタウン
      サントリー美術館 「エデュケーション・プログラム」係
ホームページ:http://suntory.jp/SMA/よりお申し込みください。
応募多数の場合抽選。結果は全員にプログラム実施の約10日前までに郵送します。
応募にあたってご記入いただいた個人情報は、抽選発表の目的でのみ使用。プログラム終了後は破棄します。

美しきアジアの玉手箱
シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展

▼会期 2009年7月25日(土)〜9月6日(日)
※会期中、展示替えがあります
※各作品の展示期間については、美術館にお問い合わせください
▼主催 サントリー美術館、読売新聞社、シアトル美術館、NHK
▼後援 外務省、文化庁、アメリカ大使館
▼協賛 光村印刷
▼協力 全日空、日本貨物航空、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社
▼会場 サントリー美術館 港区赤坂9−7−4 東京ミッドタウン(総合受付)ガレリア3階
<最寄り駅> 都営地下鉄大江戸線六本木駅出口8より直結
東京メトロ日比谷線六本木駅より地下通路にて直結
東京メトロ千代田線乃木坂駅出口3より徒歩約3分
▼巡回会場 神戸市立博物館
山梨県立美術館
MOA美術館
福岡市美術館
2009年9月19日−12月6日
2009年12月23日−2010年2月28日
2010年3月13日−5月9日
2010年5月23日−7月19日
【基本情報】
▼開館時間 〔日・月〕10時〜18時 〔水〜土〕10時〜20時
※いずれも最終入館は30分前まで
※shop×cafe は年中無休 10:00〜21:00
▼休館日 毎週火曜日
▼入館料 一般1,300円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
▼前売 一般1,100円、大学・高校生800円
▼夜間ペア割引:
 水曜日〜土曜日までの18時以降ペアでご来場の方は、特別料金にてご入館いただけます。
 ペア:一般2,000円、大学・高校生1,400円
▼割引:
 ■和服割 和服でご来館の方は300円割引
 ■夜間割 水〜土曜日までの18時以降ご来館の方は100円割引
 ■ATRo割 国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
 ■その他 21_21 DESIGN SIGHTの企画展チケット提示で100円割引
  ※団体は20名様以上、中学生以下無料
  ※他の割引との併用はできません。
  ※前売券の販売は2009年月6月15日(月)から7月24日(金)まで。
  ※チケット販売所はサントリー美術館・チケットぴあ・ローソンチケット。
▼点茶席(お抹茶と季節のお菓子)
 限定50名 1,000円(入館料は別途) 6階茶室「玄鳥庵」にて
 日時 8月6日(木)、20日(木)、9月3日(木)
11:30〜20:00(受付は19:00まで)
夏期のため、時間を延長します。
13:00、14:00、15:00、18:30には点前がございます。
※定員を超えた時点で終了させていただく場合がございます。
何卒ご了承ください。
▼夕涼茶会
 日時 8月8日(土)
第1回:16:30開始 (17:45終了予定)
第2回:18:15開始 (19:30終了予定)
 会場 茶室「玄鳥庵」
 内容 薄茶席と軽食
 対象 なし
 定員 各回10名
 茶券 5,000円
 ※「美しきアジアの玉手箱」展入館料込み
 ※洋装での参加も可能です。お気軽にご参加ください
 ※展覧会も20時まで観覧できます。
 ※茶会終了後、ご休憩にメンバーズ・サロンのご利用が可能です。
 ※詳細は、美術館にお問い合わせください
▼一般お問い合わせ:03−3479−8600
▼ホームページ:http://suntory.jp/SMA/

▽サントリー美術館 次回展覧会
「和紙と暮らす―装飾と造形」展(仮称)
2009年9月19日(土)〜11月3日(火・祝)

▽プレスからのお問い合わせ:〔学芸〕石田〔広報〕三浦
TEL:03−3479−8604 FAX:03−3479−8644
メールでのお問い合わせ、及び プレス用画像ダウンロードのお申し込み(4月21日から):   http://www.suntory.co.jp/sma/press_info/



以上

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