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2004年12月
<ご参考資料>
サントリー株式会社
「新サントリー美術館」(仮称)開設について
サントリー美術館(館長:佐治信忠 所在地:東京都港区元赤坂1−2−3 東京サントリービル11階)は、「ありがとう赤坂見附 ― サントリー美術館名品展《生活の中の美1975〜2004》」(12/18〜12/30)をもって一旦休館し、2007年春、六本木に開館予定の新美術館の開設準備に入ります。
当館は、サントリー創業以来の社会貢献・文化事業活動の一環として、1961年に丸の内に開館、1975年には赤坂見附に活動の場を移し、一貫して「生活の中の美」を基本テーマに活動を続けてきました。特に開館以来すでに300回を超える国内外での展覧会は、日本の伝統的な絵画や工芸を身近に楽しんでいただき、祖先から継承した優れた美の世界を見直すことを趣旨とし、その斬新な切り口とともに多方面よりご評価いただいています。
新美術館は、都心には稀な緑豊かな環境と先端的な都市機能を備えた六本木の新エリア「東京ミッドタウンプロジェクト(仮称)」(赤坂9丁目)の一画に開設します。開館以来のテーマである「生活の中の美」を継承しつつ、これまで以上に身近に楽しめる美術館を目指します。美に触れる喜びや感動を、子供たちをはじめ、国内外の多くの方々に体感していただき、美の世界を通じて、心豊かで潤いに溢れたライフスタイルを提唱していきたいと思います。
以下、新美術館の運営の方向性、建築概要等についてご紹介します。
◆理想的な立地条件
新美術館は、2007年春にグランドオープン予定の六本木防衛庁跡地の大規模再開発計画である「東京ミッドタウンプロジェクト(仮称)」の一画に建設されます。大使館や外国人居住者の多い国際性豊かなエリアにある「東京ミッドタウンプロジェクト(仮称)」は、「新しい日本の価値が世界へ発信される街づくり」と「日本古来から受け継がれるおもてなしの心」をテーマとし、職・住・遊が高度に融合した東京の新しい価値創造の舞台となることを目指しています。
新サントリー美術館はそのプロジェクトの文化拠点としての重要な役割をも担うとともに、時代に合致した都市型の新しい美術館としての活動につとめてまいります。また、六本木周辺エリアは、国立新美術館のオープンが予定されているほか、近隣にサントリーホールをはじめ多くの文化・芸術施設が集積しており、新しいアートの情報発信エリアとして期待されています。
◆美と生活をつなぐ新時代の美術館
サントリー美術館の開館以来40余年にわたるテーマは「生活の中の美」。当館ではこのテーマのもと、ガラスや染織、飲食器など、従来の美術館で扱われることのなかった分野にも光をあてつつ、かつて人々の身近な生活にあった美を見出し、紹介してきました。新美術館では、こうしたかつての「生活の中の美」を開拓するだけでなく、「美術」の敷居の高いイメージを払拭し、それらを新たに現代の生活に潤いをもたらす必要な要素として位置づけることで、美のある心豊かなライフスタイルを育むことを提唱する新時代の美術館をめざします。
◆開かれた美術館
また美術館は、ショップやカフェ、あるいはコンサートやレクチャーなども開催できる多目的スペースといったアメニティの充実も求められており、ハードとソフト両面での複合施設として社会的な役割が問われる時代となってきました。新サントリー美術館は、機能と美しさを追求したハード(施設)を基点に、常に新しい視点からさまざまなソフト(イベント、企画)を展開・発信する、社会との接点としての「開かれた美術館」をめざします。
◆日本の美を世界へ
さらに、日本の私立美術館の中でいち早く海外でもコレクション展を実施してきた当館は、グローバル化する現代にこそ自国の文化を「知り、守り、伝える」ことは大切であると考えます。日本美術の特質は、これまで欧米でジャポニスムをはじめ様々な形で注目されてきましたが、新美術館では、日本の美の特質の一つである、実用的なものを優れた芸術品にまで高めた「生活の中の美」をテーマに、日本美術のすばらしさを国内外に発信していきたいと考えています。
◆新館設計のコンセプト
新美術館は建築家隈研吾氏による設計で、地上6階・地下3階建、日本建築の伝統的な縦格子をモチーフに広大な緑地帯を背景とした端正な姿の外観となります。また、美術館に付設するミュージアムショップやカフェは、美術館の片側に位置する商業施設空間の賑わいに参加しつつ、美術館の存在を際立たせる要素としてデザインされ、展示フロアのロビーから見える美術館内部の様子は、周囲の商業空間に対して「開かれた美術館」をアピールします。
また、新美術館の内部は、展覧会だけにとどまらない、充実したプログラムで「生活の中の美」を追求するのに最適な空間で構成されています。美術館の中で最も重要な展示室は、建物の中心となる3階と4階の2フロアとなり、これまでの約2倍のスペースでゆったりと美術鑑賞ができるように設計されました。また2フロアを結ぶ高さ10mの吹き抜けスペースも設けられ、規格にとらわれないダイナミックな空間展示や多目的な活用が可能です。さらに最上階の6階には、屋上テラスと一体となった周囲を一望できるサロン、及び現在の美術館から移設する茶室を設けます。
⇒<ご参考>新サントリー美術館の建築に際して
新サントリー美術館は、斬新で意欲的な企画性の高い展覧会はもちろんのこと、子どもから大人まで、美術と気軽に触れ合い、豊かな生活を送るための知的好奇心を満たすエデュケーション・プログラムを展開するとともに、居心地のよい都会の美術館として、皆様に上質の時間と空間を楽しんでいただきたいと考えています。
― 記 ―
[新美術館概要]
| ▼所 在 地 |
: 東京都港区赤坂9丁目 |
| ▼美術館デザイン |
: 隈研吾建築都市設計事務所 |
| ▼総括設計者 |
: 日建設計 |
| ▼延床面積 |
: 約4,500u |
| ▼展示室床総面積 |
: 約1,000u(現状523uの約2倍) |
| ▼付帯設備 |
: ミュージアムショップ、カフェ、茶室、多目的スペース 等
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| ▼施設構成 |
: 地下3階 荷捌室・プラットフォーム・サービスヤード
地下2階 駐車場
地下1階 駐車場
1階 エントランス
2階 倉庫
3階 メインロビー・展示室・ミュージアムショップ・カフェ
4階 展示室
5階 事務室・学芸員室・倉庫・書庫
6階 レクチャールーム・茶室・テラス |
| ▼オープン |
: 2007年春 開館予定 |
| ▼アクセス |
: 東京メトロ(地下鉄)日比谷線・大江戸線 六本木駅 徒歩3分
(双方とも地下道で直結予定)
東京メトロ(地下鉄)千代田線 乃木坂駅 徒歩5分 |
▽お問い合わせ
・「新サントリー美術館」(仮称)に関するお問い合わせ
サントリー(株)東京広報部 : 〒107-8430 東京都港区元赤坂1-2-3 TEL 03-3470-1104
サントリー美術館 : 〒107-8430 東京都港区元赤坂1-2-3 TEL03-3470-1073・4
※2005年1月以降は上記より、新住所へ転送、および新番号をご案内いたします。
・「東京ミッドタウンプロジェクト」に関するお問い合せ
三井不動産(株)広報部 : 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-1-1
TEL 03−3246−3155
・ サントリー美術館ホームページ http://www.suntory.co.jp/sma/
以 上
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